渋谷凛・新ソロ曲「Reflective illumination night」の考察①

2022年 4月20日(水) 僕の担当アイドルである渋谷凛の新ソロ曲が
発売されました。

タイトルは

「Reflective illumination night」


頭文字を略すと「Rin」です。
(なんというニクい演出をなさるのか公式よ…)

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER R/LOCK ON! 04 堕ちる果実 cw


この楽曲についての感想や考察などを書いていこうと思います。
何度も書き直しながらこの記事を作っていくつもりです。

直近の感想


そう、フルで聴いた直後もはや考察などいらないのでは?と思う程
歌詞も楽曲も自然に心に入ってきました。(すごい)
最初に楽曲が発表され、デレパで初オンエアされたshort verを聴いたとき
「これは…っ凛からのアンサー・ソングなのでは…!?」
と息を巻いておりました(笑)

しかし、フルで歌詞カードも見ながらじっくり聴いてみると
まさにその期待以上に「凛らしさ」がこの楽曲に込められ
光り輝いているように感じたのです。

(担当Pの色眼鏡もかなり掛かっているでしょう)


その「凛らしさ」とはなんなのか

それは「真っ直ぐさ」「強さ」
なのではないか という直近の所感

難しく捉える必要のない明快で真っ直ぐな思い

そして 静かで迷いを感じさせない強さ


「真っ直ぐさ」とはつまり
「迷いがない」とも言い換えることができ

かつての「Never say never」や「Anemone Star」で聴かせたような
迷いはなく、静かな在るがままの想いを歌に込める強さを
感じさせてくれるのです。

では その「強さ」を感じさせてくれるフレーズを
少し上げてみましょう。


「溢れる気持ち伝えたい
 そうどこまでも走れるから」


「立ち止まった時でも
 どんな困難でも
 思い出して今日の空を
 明日は晴れるから
 Uh  uh…」


二番サビの部分です。
「溢れる気持ち〜」の歌詞は核心的な凛の気持ちだと思うのですが
伴奏は静かになります。そして歌は少し艶っぽくしっとりと
しかし意思を込めて歌い上げていると聴きとれます。
この静と動の逆転の演出も相まって、より一層
凛の迷いなき想いの強さを感じとれるのです。

更に「立ち止まった時でも〜」のフレーズ
凛の歌唱曲ではここまで明快に誰かの背中を押すような
フレーズはなかったと思います。
それだけでヤバいのです。
こんなふうに誰かの背中を押せる強さを表現できる。
ここにも凛の成長を感じるんですよね。

「明日は晴れるから」のあとのピアノのメロディも印象的で
それに合わせた凛のハミング、良い…!
(凛のハミングってあまり聴いたことがないのでレアです)

情景が浮かぶ切ないピアノの伴奏も素晴らしい
雨上がりの空、暮れていく空、夜に近づいていく情景が
浮かんでくるようです。


もちろん、歌い方は楽曲のコンセプトにも拠ると思います。

凛はこれまでの仕事でたくさんの経験を積み、成長してきました
その成果を感じさせてくれるようなエモさ。

それがこの楽曲に込められている気がするのです。
担当プロデューサーとしてはこの上ない喜びですね。



「Reflective illumination night」のタイトルと歌詞について


タイトルはまさに情景描写と取れます。
その情景、たくさんの光が反射するイルミネーションの夜を
どのように想像するのかは ひとそれぞれでしょう。

ステージオブマジック特訓前

自分はイルミネーションと聞いて真っ先にこのカードが頭に浮かびました。
(自分にとって思い入れのあるカードだったのです)

街の明かりが煌めく中、雑踏に埋もれず凛とした輝きを放つ美少女。
このカードの渋谷凛はそんなイメージでした。

このカードで渋谷凛と出会った人も多いかも知れません。
自分はアニメから入りましたが、ある種の「出会い」の原体験を
このカードでしているのです。

それが理由で、最初このRinという楽曲が出会いの原体験を
歌っているのではないかと期待し
それがアンサーソングとして想い出ボム的なのを期待したのです。
(早合点。よくある)

Reflective illumination

今度は歌詞カードを見ながらじっくりと曲を聴いてみますと
「Reflective illumination」とは なにを描写した情景なのかが
少しずつ見えてくる気がします。

それは 例えば ひとつひとつの灯が集まった星空のような世界
そしてその灯の光とは、アイドルの光なのでは と思うのです。

「その時その場所に
 疎に落ちる星
 自分と重ねてく
 今確かに此処に光る」

アイドルマスターシンデレラガールズとは
200人に近いアイドルたちが存在するブランドです。
アニメでも夜空に輝くたくさんの星をアイドルに例える場面があります。

凛はまさに たくさんの星のように瞬くアイドルたちが存在する 星空の中に
いるのです。

その奇跡を確かに此処に感じている。
そんなふうに思えるのです。

また 凛はニュージェネレーションズとしてブランドのセンター役も
担っています。
そういう意味でも、自分達がいる星空の世界を俯瞰して見ているのでは
ないかとも思えるのです。

「奇跡の様にこの想い
 夜空の彼方へ連なっていく」

その奇跡の中で生まれた想いは 夜空の彼方、つまり星空に連なる。
たくさんのアイドルたちと同じように
自分の想いも輝きのひとつになると歌っているのではないか

そう考えるとめちゃくちゃエモいです。
(つづく)

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