セミ

人にもし羽があったら

この季節になると、道のいたるところで大往生したセミ達をみかけるのですが、

昔、私がまだ会社員だった時、残業して終電で家にかえる途中で、民家の庭の木でセミが幼虫から成虫に変化するところを見たことがあります。

幼虫の背中をやぶって中から、真っ白な成虫のセミがでてくるところは、なかなか神秘的で感動ものでした。

しかし、考えてみるとセミって幼虫からサナギにならずに、そのまま成虫になりますよね?

カブトムシやチョウ、ハチ等は、一度サナギに変化してから、成虫になると思うのですがなぜでしょうか?

ということで調べてみますと、昆虫には、3つの成長の仕方があるそうです。

1. 無変態 
幼体から脱皮を繰り返してそのまま大きくなっていくもの
(トビムシ、コムシ、シミ等)

2. 完全変態
卵→幼虫→サナギ→成虫(アリ、カブトムシ、ハチ、チョウ等)

3. 不完全変態
卵→幼虫→成虫(カマキリ、コオロギ、セミ、バッタ等)

特徴としては、完全変態の昆虫はサナギになっている時に体が溶けて、根本的に作り変わるので、形状の変化が最も大きいということがあるようです。

そして、昆虫の多くが成虫になると羽が生えるのは、生殖活動の行動範囲を広げる目的があるためといわれているそうですが、人間にも羽があればもっと人類は繁栄していたのかもしれません…


ちなみに、話が全然変わりますが、ダンゴムシって「〜ムシ」って名前についていますが、昆虫じゃないのをご存知ですか?

ダンゴムシって昆虫じやなくて、ワラジムシ目オカダンゴムシ科の甲殻類だそうです。足が14本あるそうで(生まれた時は12本で2回目の脱皮の時に2本増えるそうです)昆虫は足が6本ですよね。

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