唐突にじじいのヒゲ面のアップで
ごめんなさい。

サラリーマン時代には、
毎日かならず剃っていたヒゲですが、
退職して2週間、剃らずにいたら
こんなになりました。
ヒゲをここまでのばしたのは、
初めてです。

しかし、なんで
日本では、ヒゲを剃ることがマナーと
なっているのでしょうか？

自然に生えてくるものを
毎日毎日、時間をかけて剃っているのも
おかしな話です。

だれが言い出したことなのか疑問に思い
ネットで調べてみました。

江戸時代に幕府が治安の取り締まりを
目的に「大髭禁止令」なるものを発令し、
口の上下のヒゲを長く伸ばすことを
禁じたそうです。
しかし、こちらは、
現在のヒゲを剃る習慣には、
あまり関係はしていないようで、

直接関係があると思われるのは、
1895年にアメリカで安全カミソリが
発明され（諸説あるようです）、
そのカミソリを売るために
強力な宣伝が行なわれたそうです。
更に当時の映画の影響などもあり
ヒゲなし＝モダンボーイ（イケメン）という
価値観ができあがりました。

その後、戦後の高度経済成長期に入ると
新聞や雑誌などのメディアでも
ヒゲ剃りがサラリーマンのたしなみ
などと唱われるようになり、
そして現在のようになっていったようです。

つまり、アメリカのカミソリ会社の
宣伝によって、日本のサラリーマン達は、
毎日毎日ヒゲを剃らなければならなくなった
ということのようです。

なんとも、せつない話です。

ちなみに、
今日、昼間、自転車に乗っていたら
警察官から職質されました。

無精ヒゲを生やして平日の昼間、
プラプラとチャリンコに乗っているおっさん。

確かに客観的に見たらかなりあやしい奴です…