デジタルの断捨離

私は基本的にストレージが最小容量のモデルを購入している。
iPhoneにはプリインストールで削除できないアプリ以外にはLINEしか入っていない。
iPadも最小容量だしMacBookも最小容量だ。
これは外部ストレージに退避させているわけでもなく、クラウドサービスに預けているわけでもない。
合計で1TBも無いのだ。
これでも容量が足りない!と困ったのは映像制作を請けていた際にキャッシュでパンパンになった一度だけだ。

もちろん私はインフラエンジニアの端くれであるので、仕事ではゴリゴリにクラウドサービスを活用している。むしろ顧客にクラウドサービスの提案をすることが仕事の一つだ。

書き直すのが面倒なのでこのまま追記するが、この記事で言うクラウドサービスは単にクラウドストレージサービスのみを表している。
この世の中、クラウドサービス自体は知らず知らずのうちに活用しているので悪しからず。Gmailなどをどう判断するかは別にしてね。
結局書き直したほうが早かったかもしれない。

ミニマリストインフルエンサー達の多くは物理的なモノの取捨選択をしているが、デジタルに関しては割と寛容であるように思う。
デジタルは場所を取らないからという理由を数名のインフルエンサーが発信している。
これを物理的なモノに置き換えると、とりあえず実家に送っておこうという状態と変わりない。
場所を取っていないのは自分のテリトリーだけで他の場所で場所を取っている。
クラウドストレージサービスだって自分には物理的なモノが無いだけで、どこかのデータセンタのサーバに預けているだけだ。
サーバは言わずもがな場所を取っている。

常にストレージの空き容量が60〜90%あるようにしている。というかそういう状態になる。
写真も撮りっぱなしではなくすぐに要不要を判断する。
アプリも入れっぱなしにはしない。
プライベートでデータが消えて困るものは無いのでクラウドに預けなくても問題ない。

そして私はデータを細かく分類することはない。
「01_xxxxxx」だとか「20240221_xxxxxx」とかのようにラベリングすることもない。
最低限のフォルダを切ってぶっ込む。もう使わないと判断したらすぐに削除する。これは仕事でも同じだ。

数KB、数Bでも減らしたい。データもモノも自分で管理できる最小限であることが心穏やかに過ごすための手段だ。