ジャルってんじゃねえよ!

2003年、NSCを卒業し、ジャルジャルを結成した福徳秀介さんと後藤淳平さん。今年(2022年)8月、エディンバラでの海外公演が大成功したおふたりに、コンビの原点を訊ねました。

【ジャルジャルの原点は、高校の保健室。】

1999年、関西大学第一高等学校に入学した福徳秀介さんと後藤淳平さんは、ラグビー部で出会います。

中学時代は、サッカー部に所属していた福徳さんと卓球部に所属していた後藤さん。

※色々疲れたので、疲れたので、ここは、イメージコントでお送りします。


【ご両親の子育て方針】
当時のことを(現・吹田市長でもある)後藤淳平さんの父・後藤圭二さんは、こう振り返ります。

圭「自分で選択して欲しい」

圭「(彼が卓球部に入ったのは、)僕が悪い」

石山空来さん「どういうことですか?」

圭「僕が(卓球を)やりって言うたんですよ。僕は、ずっとテニスをやっているから、将来テニスをやってほしいな思て(中学校にテニス部がないから、卓球部に入るよう勧めた)」

圭「(淳平さんは、)『うん』言うて卓球部入ったんですよ」

圭「使うラケットもシェイクハンドといって、『テニスに近い方にしい』と言うたら、そうしたんですよ」

圭「そのとき、ふと気づいてね」

圭「この子は、言われたらやるな」

圭「夫婦で気づいたんですよ」

圭「今後一切言うのやめようと」

圭「反抗する奴やったらいいんですけど、言うこと聞くのは、危険やな思て、下の子らに関しても、『あれやり、これやり』『この方がええで』っていうのは、ほとんど、“言えない”」

【後藤淳平さんは、高校もラグビー部も自分で選んだ。】

圭「(高校は、)自分で選びよったですね。『ここ行きたい』って。(圭二さんは、)『ふーん』って(その選択が正しいとかこうした方がいいなどということは、言わなかった)。その代わり、『頑張りやー』みたいなことは、言いました。」

【芸人の道に進むことに対して、ご夫婦の反応は?】

圭「嬉しかったですよ。自分で道を決めたんですよ。『吉本の養成学校(NSC)に行く』って、発表があったんですよ」

圭「僕はね、不安もありながら、自分で考えて決めてんから、それは、嬉しかったですね。『ええんちゃう』言うて」

【経済的なことについて】

圭「夫婦で話し合った」

圭「『その道に行くなら、かくなる上は、30歳までは、こりゃ面倒見なあかんな』っていうのは、覚悟しました。『その代わり、31歳になったら、知らんで。そこまでは、タニマチでおらなかんな』って、覚悟は、しましたね」

石「いいですよね。やっぱり、応援してあげられるって、ご両親が」

圭「応援いうか、扶養ですよね(笑)」

石「(笑)」

2022年10月19日
「ジャルってんじゃねえよ」
「愛るしい、きみ」
「サンチョー」
DVD/Blu-ray3枚同時発売
#好評発売中
#デビュー20周年

おまけ
(ジャルジャルの最新コントである)
プロポーズの場所選び0点の奴
💗1774 👀61,310 📅2022年11月1日

「プライベートの大事なお知らせする福徳って奴(後藤同席)」
💗8443 👀195,048 📅2020年9月13日

【追記】(2022年11月2日(水) 13時24分)
初出時、吹田市市長が後藤淳平さんなのか、後藤圭二さんなのかが伝わりにくい表現がありましたので、修正させて頂きました。

また、石山空来(いしやま あき)さんのお名前を石山空未さんと誤記しておりました。
慎んで、訂正させて頂きます。
誠に申し訳ございませんでした。仁美

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