大学生の進級不可について、父親に話さなければならない。

これ、案外難問。

主人は、仕事上も性格的にも、大学生とはタイプが違う。
やや頑固という点については似ている。

結果主義なのだ。
間違えていないにはいない。
過程も大事なんだという事もよくわかっているが、所詮この世の中、結果が全てというタイプだ。

そりゃそーさ。そーさ。そーさ。
だが、頑張ってもダメだった。そこを金槌で頭から叩けるのか！

父親目線と母親目線は、かなり温度差がある。
主人も私も私立文系の大学に通い、ザ！資格なんて取得しないで、企業に就職した。

大学生が、医療従事者の大学に行きたいと言った時、主人は、否定しなかったが、柔道整復師の専門もよいかと言った。

が！大学生は大学の方を選び2年間、彼なりに必死になって頑張ってきたが、留年の単位落としが初めて単位落として、留年となった事を話したら、そんな大学あるんだ。今時…
文には書けないが、かなりの事も発した。(大学に対して)
大学生が勉強不足はよーく承知していての発言である。
家の子に限って…なんて事はない。

主人の職場にも、医療従事者目指したがやはり、厳しく親に内緒で勝手に学部を変え、親にえらい剣幕で怒られた後輩がいるらしい。

私は、彼も一生懸命働いてるじゃん。
何が成功で、どこで開花するかはわからない。

前向きになるしかない。と淡々と言った。

私達夫婦は、資格をとる大学生に期待していたのだ。
これからは資格だと。
だが、それは、自分達の無いものねだりなんだと。

資格なくても、働き楽しく暮らしてる人は沢山いる。
大学生よ。父は残念だと思っているが、母さんと違い、割り切れば切り替える能力絶大だ。

大学生にこれからの未来を楽しみにしています。

運がいい！
大丈夫！
この世に起こるすべてのことは、偶然ではなく、神による必然なのである。

こーなることは、必然だったのだ。
だから、大丈夫だ！(若干自分に言い聞かせてる母のわたし)