餅が好きだ、こよなく愛していると言っていいほど好きだ。
小さい頃から大晦日には大量の餅が用意され正月の間に食べ尽くす、そう、両親もどうやら餅が好きだった。

私の田舎では神事や新築祝い結婚祝いの際に餅まきが行われていた。
中にはご縁があります様にとのことか小銭が撒かれたりお菓子や袋ラーメンなどまで一緒に撒かれていた。

しかし、私の狙いは餅一択。近所で餅まきがあると知ると当日予定時刻前にはもう先頭にエプロンを広げたりスーパーの袋片手に陣取るおばさまおじさま方の隙間を縫い彼らが狩り損ねた餅を拾うのである。

そんな幼少期を過ごした私は現在進行形でやはり餅が好き。たまにどうしようもなく食べたくなる。

そこに餅さえあれば味噌汁や鍋にぶち込み、数年前にはお好み焼きにも入れるという事を覚えた。

なぜ突然餅の話かというと、最近食べても食べてもお腹が空いて夜など空腹で寝付けないことがあるから昨日餅を買って来たのだ。そして現在早朝4時20分、これを描いてる間にうっかり出汁の中でとろとろになってしまった餅を今からいただく。

自分好みの味付けだからもちろん美味しい。昨夜もあんまり眠れてないけど今日はいい日になりそうだ。