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人間菅田将暉劇場

5年間の歴史に幕を下ろした「菅田将暉のオールナイトニッポン」。

自分は3年前の夏にラジオを聴き始めてからいろんな番組を聴きあさっていく中でこのラジオと出会いました。

聴き始める前に自分は菅田さんに対して「天才俳優で素を出さなそうな人」という印象をもっていたので半ば半信半疑の気持ちでリアタイしてみた覚えがあります。

その時菅田さんは何をしていたかというと、ディレクターの野上さんが火曜日のパーソナリティの星野源さんのオールナイトニッポンで起こしたミスをリスナーから募集して叱っていました。

あと、DJ松永さんが世界とった後に菅田さんの「優勝しました」のジングルを自分のために作ってくれたと勘違いするエピソードも話してた覚えもあります。

自分の真反対にいる人間だと思っていた菅田さんがこんなにも楽しそうにしょーもない話をしていて、「あぁこの人も同じ人間なんだな、面白いことを一緒に共有して楽しめる友人みたいな存在になってくれるんだな」って感じて心が温かい気持ちになりました。

それ以降も菅田さんは自分の想像を遥かに超える面白いラジオを沢山届けてくれました。

使えないスタッフを身内で無記名投票を行い追放しようとしたり、米津玄師さんのことをデカレモン兄ちゃんと呼んでリスナーといじったり、コロナでの外出規制中は日本一ラジオとか言って松坂桃李さん、那須川天心さん、R-指定さんと電話を繋いでトークをしたり、井口さんとやった2回にわたる常田選手権をして内容のない話しかしなかったり…

正直まだまだ話したい回はあるけど、どれもこれも菅田さんがラジオに対して真摯に向き合ってくださったからこそのものだと思います。

個人的にも、菅田さんのラジオは自分の聴いている他のどの番組よりもリアルタイムで聴いていた回数が多かったはずです。

それは菅田さんとリスナーとの会話で頭が空っぽになるくらい笑えるからというのもあるし、毎週何か起こるんじゃないかと期待して必ずその期待を超えてくる神回をスタッフさんやリスナーを含めた「菅田将暉のオールナイトニッポン」チームの全員で作り上げてきたことが1番大きいかなと思っています。

実は昨日の夜というか今日の深夜、僕は11時前に寝落ちしていました。

寝落ちした時はいつも4時くらいに目覚めてしまい、リアタイできずに後悔するんですが今日は違いました。

まさにラジオが始まるという時間(12時50分)にパッと目が覚めたんです。

急いで"nagori"のTシャツとパーカーを着て放送に間に合わせることができ、最後の2時間をリアルタイムで少し緊張しながらも聴けました。

ほんとになんなんですかね。

「沢山お世話になってるんだから今日リアタイしないといけないよ」って天が自分に語りかけてるみたいな感覚になりました。

でもこれは神のお告げでもなんでもなくてただ毎週欠かさず聞いていたルーティンが自分の目を覚まさせてくれたと思います。

毎週菅田さんが熱量のこもったトークを届けてくれたからこそ人間菅田将暉劇場の最終章をリアルタイムで耳に焼き付けられたと思います。

自分は文章が下手だからうまく感謝を文章に乗せて伝えられないけどいつでも戻ってきてください。

いつか戻ってくる時までにもっとラジオのことを好きになって単発回でもメールが読まれるくらい良いメールが送れるように頑張ります。

始まれば終わる、だけど終わりの瞬間は絶対に美しいものだなと感じさせられた今年の改編でした。

人間菅田将暉劇場は心の中でずっと生き続けます。

5年間お疲れ様でした!

ほな

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