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のすけ

ノスケのことを書いてという要望がありました。
今回はそれにお応えします。
ノスケと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
・シュートブロック
・デコが狭い
・なに食べても美味いと言う
・優しい etc...

ノスと本格的に仲良くなったのは大学4年のユニバーシアードだったかな。カザフスタンで行われた大会で部屋が同じになりました。

3人部屋でもう1人は現アイスバックスの田中健太郎(通称)ケニー。

僕とケニーはあらゆることに好奇心旺盛で、旅行先としては選びにくい国であるカザフスタンに来れたことが本当に嬉しくて、隙あらばタクシーでも地下鉄でも乗って観光しようとしてた僕たちにノスは巻き込まれた形。

ノスはどちらかと言うとインドアで、僕ら2人がルーミーじゃなかったらあの時出歩いたりはしてなかったと思います。なんだかんだ言っても一緒に楽しんでくれたから良かったです。(先日のヒーローズにて同部屋3人集合)

それ以来、特に海外の遠征先ではノスを誘って出かけたりって感じですね。


やっぱりノスと言えばシュートブロックでしょうか。

僕は常々彼に、シュートブロックだけでハイライト動画作れるよ、と言ってきました。
ノスは1つの試合で何回もブロックします。
キーパーまで届いたシュートのみをシュート数とカウントする今のルールで、ノスが出る試合と出てない試合を比べると明らかに出てる時の方が被シュート数は少ないのです。キーパーまでシュートが届かないから。
5分くらいのハイライト動画の締めはデミョン戦のアシストシュートブロックですね。
遂にポイントまで記録してしまいました。
シュートブロックだけで海外を渡り歩けるよ、なんて冗談も本人に言ったりしてましたが、あの時、いよいよ現実味を帯びてきたなと1人でワクワクしてました。

あと、最後のサハリン戦の顔面シュートブロックには度肝を抜かれました。

あの距離でロシア人の普通に良いシュートを彼は右側のえらの辺りで止めました。

ノスにしては相当の痛がりようで、そりゃそうですあの硬いパックを顔で止めたわけですから、僕は間違いなく骨折してるだろうと思った(1年目のシーズンで顎の骨折を経験してる僕が思うにあのシュートを食らって骨折してないわけがない)のですが、彼は次の出番で普通に出て行って普通にプレーしてました。

信じられません。

次の日の彼を見ても、腫れてはいるものの食事はできている様子。

有り得ない。

おそらくノスの骨は冗談でなんでもなく常人の何倍もの強度を持っていて、生まれつき身体が丈夫なのでしょう。

骨の強度について研究している機関に検体として調べてもらうべき程の強さです。

あれには本当に驚かされました。彼はそういう人間です。

同じチームになって2年。

同期だけどポジションは同じだからお互いライバル。ポジション争いはシビアであるべきだけど、そんな規格外の男ノスが活躍しているのを見れるのは楽しいです。


昨日最後のファン感謝デーがありました。

沢山の方が来てくれました。ありがとうございます。

時間足りなかったですね。

69年間スポーツチームを続けるってちょっと壮大すぎて、安易に感謝していますなんて言っていいものかとすら感じます。

もちろん感謝しています。ここで経験できたことや出会えた人達をこれからずっと大切にしたいです。


最後に、新元号発表されましたね。

個人的には、新年度始まってこれから気を新たにしていこうという日に一斉に嘘をつく風潮や、西暦があるから元号制度はいらないんじゃないかと思ったりしますが、

外国人とコミニュケーション取るときのきっかけの1つになるんだったら残しておいてもいいかもなとも思ったり。















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