作詞：コヨーテ

拳は閃光　独りリングの上　
相手に向けた　歓声
雄叫びには　閑静
ここは敵地さながら
四角の中で狂わぬステップ
All right 四面楚歌で　踊るだけ

まだこの名も知られてない今日に
ポスター中央で拳掲げるこいつが
交わすグローブの向こう側
日々限界超えてきたつもり
ここが始まりにしたいんだ

伸縮自在の腕　猫背で空を打つ
衝撃揺らす脳幹
観客震わす瞬間
ロッカールーム　靴紐結んだ
呼吸を整えて　今


拳は閃光　独りリングの上　
相手に向けた　歓声
雄叫びには　閑静
ここは敵地さながら
四角の中で狂わぬステップ
All right 四面楚歌で　踊るだけ

信じる期待の声　遠くで俺を待つ
ここではお前のヒール　　でも
あなたの唯一のヒーロー
呼び出しコール　すぐ伝えるんだ
拳で応えて　今


踏み出す先攻　つかむゴングの音
噛ませ犬かけられた　罵声
誰も気付かない　所詮
俺は悪役さながら
笑わぬ目じりで
死角でぶつける衝撃　散る汗
ただ　お前を逃さないだけ

例え
このスポットライト
相手のこぼれた光が
自分のつま先だけでも
最後はうつ伏せのお前を
照らさせやしないさ

拳は閃光　独りリングの上　
相手に向けた　歓声
雄叫びには　閑静
ここは敵地さながら
四角の中で狂わぬステップ
All right 四面楚歌で　踊るだけ

この名を　　今
この世に　　今
みぞおちに　今
刻むだけ