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共有帳【(。・ω・)フムフム..】

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”スキ“を付けさせていただいたクリエイターさん達の投稿の中から是非とも多くの方々に読んで欲しい、共有したいと思った投稿のまとめ。 (ご迷惑な場合は連絡をいただければ出来るだけ早く… もっと読む
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記事一覧

大変惨(むご)いことでございました

大変惨(むご)いことでございました

 東八幡教会は毎春子どもたちと平和の旅に出かける。長崎、広島、そして沖縄。このサイクルで旅に出る。すでに25年ほど続いている。コロナもあり今年は5年ぶりの広島平和の旅にでかけた。
 
 今回語り部を引き受けて下さったのは切明千枝子(きりあけちえこ)さん。15歳で被爆され94歳になられる。最初は座っておられたがすぐに立ち上がり一時間以上立ったまま子どもたちに語りかけてくださった。「本気で平和を創って

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ニュース風まとめアカウントの過去から見えてくるもの

ニュース風まとめアカウントの過去から見えてくるもの

X(旧Twitter)を使っていて、ニュースサイトのような体裁を取るまとめサイトの投稿が流れてきたことはないだろうか。例えば下記のようなアカウントがそれである。

これらのアカウントは一見ニュースサイトに見えるものの、実態はXや5chのまとめサイトであり、不正確なニュースや反ワクチン、移民排斥を煽るような投稿を行っていることも多い。多数のフォロワーを抱えるだけにその拡散力は侮れない存在となっている

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「平和憲法はそもそも現実的ではない」

「平和憲法はそもそも現実的ではない」

戦争反対、非戦、軍備も反対。そんなことを言っていると「バカかお前は。現実を見ろ。このお花畑野郎」と言われる。「ロシアとウクライナの戦争が現に起こっているのだからそんな理想論を語っても意味がない」と。
結果「現実に合わせて憲法を変える必要がある」という人が現れる。昨今、結構な人がそれを支持するようになっているようだ。だがそれは根本的に間違っている。なぜなら「そもそも憲法は現実的ではない」から。憲法は

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【期間限定】女性参政権のために暴力的に闘った人々――『死なないための暴力論』抜粋

【期間限定】女性参政権のために暴力的に闘った人々――『死なないための暴力論』抜粋

 2/7(水)発売の新刊『死なないための暴力論』(著:森元斎、インターナショナル新書)より、イギリスで女性参政権を求めた「サフラジェット」たちに関する記述を一部抜粋・再構成して期間限定でお届けします。

 2/15(木)には、サフラジェットをテーマにした著作を持つブレイディみかこさんと森元斎さんのトークイベントがございます。
2/15 森元斎×ブレイディみかこ「やらなきゃやられるときには、やるしか

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なぜ「原爆初動調査」の真実が隠されたのか?|高橋昌一郎【第12回】

なぜ「原爆初動調査」の真実が隠されたのか?|高橋昌一郎【第12回】

「放射性残留物」の隠蔽1942年9月、46歳のレズリー・グローヴス准将が原子爆弾プロジェクトの責任者に任命された。彼は、ニューヨーク州ウェストポイントの陸軍士官学校を卒業後、アメリカ陸軍司令部・参謀本部大学校および陸軍大学校を経て、陸軍マンハッタン工兵管区司令官となった。原爆開発が「マンハッタン計画」と呼ばれるようになったのは、総司令部がマンハッタンに設置されたためである。

グローヴスをよく知る

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「慌てるな、まだ終わりではない。なんとかなる」

「慌てるな、まだ終わりではない。なんとかなる」

 今、心細くこの時を迎えている人に伝えたい。「まだ、終わりではない」。「あわててはいけない」。僕は、僕自身にそう語りかけている。

 新年早々に大きな地震が襲った。多くの家が倒壊した。家屋の下にはまだ取り残された人がいるという。ご家族はどんな思いでこの夜を迎えておられるだろう。ニュースの度に死者が増える。

 羽田空港では考えられないような航空事故が起こった。民間機の乗客乗員は全員無事だったが、石

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「巨大ペンギン」が闊歩し、「月」は今より15%も明るい…まるで“別世界”だった太古の地球

「巨大ペンギン」が闊歩し、「月」は今より15%も明るい…まるで“別世界”だった太古の地球

アラスカを渡る巨大なマンモスの群れ、泥地に屹立するダイヤモンド模様の高木帯、海には透明で巨大なガラス建築が広がり、海底では最古の熱水噴出孔動物ヤマンカシアが生きている――。

最も新しい氷河期(ラムセス2世のエジプト新世界)から生命の夜明け(エディアカラン期)まで、激動の地球と生命の姿を描いた科学ノンフィクション『素晴らしき別世界 地球と生命の5億年』が発刊された。

若き古生物学者であるトー

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鳥たちの思いがけないドラマに気づくコツ

鳥たちの思いがけないドラマに気づくコツ

(文:くますけ)
野鳥はもっとも身近で見ることのできる野生生物です。ふわふわのぬいぐるみのような鳥もいれば、いかつい鳥もいます。その見た目だけでも人を惹きつける彼らですが、時にハッとするような野生の生きざまを見せてくれます。

たとえば、公園などで1カ所にたくさんの羽毛が落ちているのを見たことはないでしょうか。これは明らかに「事件」の匂いがしますね。ハトがのどを膨らませて歩き回っているのにもちゃん

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【漫画】ただそこにいただけで

【漫画】ただそこにいただけで

【おしらせとお礼】
『ただそこにいただけで』含む5作品をまとめた書籍を出すことになりました!

漫画にいただいた「本にして持っておきたい」という感想を見て出版社の方が声をかけてくれました。いつも読んでくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます🥲

この本で「また明日も生きよう」と思ってもらえたら…という気持ちで作りました。少しでもたくさんの方に届きますように。

地球と生命の5億年の旅を叶える一冊!『素晴らしき別世界』の「はじめに」公開。

地球と生命の5億年の旅を叶える一冊!『素晴らしき別世界』の「はじめに」公開。

◎過去を知ることは、未来を知ること

アラスカを渡る巨大なマンモスの群れ、泥地にダイヤモンド模様の高木が屹立し、翼竜が水中に獲物を見つけて湖にダイブ! 海には透明で巨大なガラス建築が広がり、海底では最古の熱水噴出孔動物ヤマンカシアが生きている――。本書で描かれる地球の光景は、まるで別世界です。

『素晴らしき別世界 地球と生命の5億年』トーマス・ハリデイ/著、水谷淳/訳(山と溪谷社)の発刊を記念し

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スミソニアン事件

スミソニアン事件

当初の企画広島に原爆を投下したB-29「エノラ・ゲイ」は、その知名度とは裏腹に、戦後永らく空軍基地に放置されていました。機体の劣化が進む中、退役軍人会などから復元を望む声が上がり続け、スミソニアン航空宇宙博物館で復元が行われました。
スミソニアンでは、たいへんな苦労とともに「エノラ・ゲイ」復元を進め、終戦から50年の機会に「分岐点…第二次世界大戦の終結、原爆と冷戦の起源」という展示を計画しました。

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ビッグモーターと知床遊覧船。コンサル会社・武蔵野が産んだ「無脳化する組織」

ビッグモーターと知床遊覧船。コンサル会社・武蔵野が産んだ「無脳化する組織」

本noteは期間限定で無料公開いたします。いちおう価格は付けておりますが、無料で最後まで読めるように設定しておきます。

無料公開期間は未定です。

内容が内容ですので、予告なく一部有料化・非公開にさせていただく場合があることを、予めご了承ください。

はじめにビッグモーターによる保険金水増し請求が、大きな社会問題になっています。

問題の背景には、ビッグモーターの強権的な経営体質があることが、多

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ISの外国人戦闘員の子ども達は救出されるべきか...ドキュメンタリー映画

ISの外国人戦闘員の子ども達は救出されるべきか...ドキュメンタリー映画

イラクとシリアにかけて、一時は英国一国に匹敵する面積を支配していたIS(日本では「イスラム国」と表記される場合も)が支配地を失ったのは、今から4年以上前の2019年3月。その戦闘員や妻・子どもなど、多くが行き場を失った。このうち、非戦闘員で出身国に簡単に帰還できない人々は、シリア北部のホル・キャンプに収容され、その数は8万人とも言われた。彼らは、出身国の政府・国民からは、帰国して欲しくない人々と考

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