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『アイヌもやもや』を読んだ 1

 積読になっていた『アイヌもやもや』を読みました。何度か分けて感想など書いてゆきます。

 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。

 本書カバーにはこうあります。

なぜ、田房永子さんの漫画なのだろう?

 北原モコットゥナシさんが著者のこの本は、田房さんが漫画を描いています。なぜ彼女なのか? 彼女は主にフェミニズム観点からのもやもや感を漫画にしてきました。そこが起用された点なのかなと思います。
 北海道出身の漫画家は多い。とはいえ想像してみてください。みなさんおなじみの野田サトルさんならどうか。彼の画力は“普通の日本人“離れをしています。『ゴールデンカムイ』の時代、日本人はあんなに体格がよいわけありません。現実を見ろ! 映画的誇張ですよね。義和団事件の各国兵士写真でも思い出してみるかとよいかと。

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『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。

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