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『奇跡の人』を観劇して

         ギフトのような存在

6月3日に「奇跡の人」を観劇してきました。高畑充希演ずるサリバン先生の諦めない不屈の志と熱情と才能がヘレンに奇跡をもたらします。3時間20分に及ぶ白熱した感動の舞台でした。

サリバンはものには名前があることを指文字でヘレンに一生懸命に教えますが、気付いてくれません。でもサリバンは諦めませんでした。奇跡は突然やって来ます。サリバンが諦めなかったからです。サリバンが戦う相手はヘレンとヘレンの周りにいる溺愛の家族達でした。サリバンの厳しさにどちらも耐えられなかったのです。

ヘレンは後にサリバン先生のことを奇跡の人と呼びました。

お恥ずかしい話ですが「奇跡の人」ありきではなく、高畑充希さんありきだったのです。テレビドラマ「過保護のカホコ」から高畑充希さんが好きになりました😅
だから作品は何でも良かったのです。高畑充希さんが出演する舞台ならなんでも。

チケットの入手は困難で諦めかけていましたがたまたま3日の追加シートを見つけてチケットをゲットしました。残っているのはその日の分だけだったのです。

最後列でしたが800名程収容の中劇場(東芸プレイハウス)だったので舞台までの距離が近く台詞もよく聞き取れました。マイク無しです。役者さんって本当に凄い。双眼鏡を持参していたので顔の表情もはっきりと見ることが出来ました。

高畑さんは「奇跡の人」を観劇して役者を志したそうです。2009年と2014にヘレン役を2019年と今回の2022年にサリバン役を演じています。

それでもつまらなかったら途中で退席するつもりでいました。でもテーマも脚本も素晴らしくて3時間20分舞台に釘付けになりました。役者さんの能力は本当に凄いと改めて感心しました。3時間20分も演じ続けるんですよ。北斎の神レベルと同じとは言えないかもしれないけど。ラストシーンは感動もので号泣したかったんだけど人前ではできなくて我慢しました。
でもね。6月5日の千穐楽ライブ配信(アーカイブなし)があったので自宅で観劇して思いっきり泣きました。

でも生に勝るものはありません。同じ空間にいるなんて夢みたいなものじゃないですか。
スタンディングオベーションは役者の勲章みたいなものです。高畑充希さんと平祐奈さんのやりきった笑顔が素敵でした。お客さんに手を振りながらニコッとして扉か閉まる!はい!おしまい!!
スマートな演出です。

彼女のファンでしたか〜
彼女は歌や踊りもできて、しかも綺麗で可愛い😍よくぞ芸能を目指してくれました!
ありがとうと言いたい。
私たちに与えてくれたギフトそのもののような存在の俳優さんです。

姪の返信メール
2022/06/08