百五歳のおばあちゃん

数ヵ月前に他界された。

お着物を着替えさせてもらい
横たわられているご様子は
天の人の様だった。
薄い桃色のお着物だった。

亡くなられる前
夫とおばあちゃんの娘さんと
付添いをさせてもらいました。

その時はもう目は
あまり見えないご様子でした。

でもそのおばあちゃんの中で
小さな子供たちが
和になって遊んでいる様子が
浮かんできました。


おばあちゃんは
血のつながりも
分け隔てなく
子供さんに
優しく
なさってたそうです。

………………

だんだんと
眠ったように
なられたり
眠りにくくなってられたり
されていました。

いつも
周りにいる人や
家族のことを
気にかけて
下さる
おばあちゃんでした。

亡くなられる少し前
天を眺めて
嬉しそうに
頭を動かしてられる時が
ありました。

天の美しい場所が
見えて
楽しそうでした。

おばあちゃんが
何かの時は
いつもご家族が
集われていました。

横文字も
大好きで
場を和ませて下さる
おばあちゃんでした。

素敵な夢を見たように今を生きて行きたい。