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人生の攻略法を圧倒的にまとめる。


こんなツイートをしたのですが、このツイートに至るまでのインプットを言語化してまとめてみました。(極意を見出しにしてまとめてるので、要点だけ知りたい人は目次から確認してください)



極意1:世界にルール(法律)が存在する以上、ゲームと同じで攻略法が存在する


『人生に攻略本があれば、こんなに苦労しなくていいのに。』


なんて、誰もが一度は考えたことあると思います。


『でも、そんなのあれば苦労しないし。』


そう言って、見て見ぬ振りしがちですよね。

でも、実は世の中には人生の攻略本が溢れてます。

というか、世界にルールがある以上、攻略法が存在します。

でも、なんだか小難しく書いてて、読んでもよく分からないですよね。

それもそのはず。

人生の攻略法を知る人は賢い人なので、賢い言葉を使って、賢い人に向けて説明してるんですね。

これが世界の普遍的なルールの1つです。


まさに、ドラゴン桜の桜木先生が仰る通りですね。

では、そんな世界のルールをみていきましょう。


極意2:「世界は資本主義で動いてる」という大前提から目を背けるな


この世界(ゲーム)を生きる(プレイする)上で大前提となるのが「世界は資本主義で動いてる」ということです。

資本家が利益追究のために労働者を働かせて生産を行う経済体制

と言われても、ピンとこないですよね。

資本主義を超簡単に説明すると『お金が一番大事だよね』という価値観に基づいた仕組みです。

なので、お金をたくさん持ってる資本家が強くて、お金を持ってない労働者は弱いです。

後ほど詳しく説明します。


で、資本主義の他には社会主義や共産主義という「〇〇主義」があります。

社会主義は『平等が一番大事だよね』という価値観に基づいた仕組みです。

なので、国があらかじめ全部決めて、みんなに平等に富を分配します。

「めっちゃ平等じゃん!平和じゃん!」って思いますよね?

実は、これ破綻してます(キューバや北朝鮮は今でも社会主義国)

国があらかじめ全部決めて、計画的に生産するんですが、誰も未来を予知できないですよね?

なので、計画通りに進むことは、まずあり得ません。

ですが、社会主義の場合だと「当初の計画通りに実行すること」が全てなんです。

なんだか、融通の効かない大企業みたいですね。

つまり、臨機応変に柔軟に対応できないのです。

それだと、かえって無駄が増えますよね。

なので『計画通りに100人分の食事を用意したけど、実際は120人分が必要』みたいなことが、あらゆるところで起きます。

じゃあ、20人は食事にありつけないと。

「おい!何が平等だ!クソが!」となるわけです。

つまり、社会主義は平等だから破綻したわけではなく、結果的に不平等だったから破綻したんですね(ちなみに共産主義は社会主義の強化版的な)


そうやって、社会主義が破綻して台頭したのが資本主義です。

で、その仕組みを説明する上で、もっとも重要なのが「競争原理」です。

この競争原理こそが、世界の均衡を保ってるのと同時に、多くの人を苦しめてる原因なんですね。

では、みていきましょう。

・お金が一番大事
・競争原理

この2つが世界に平等を創り出してます。

「おい、結局世の中カネか!?汚い世界やで!何が平等じゃボケ!」と思うかもしれませんが、想像してみてください。

この2つがルールとして存在することで『人生は自分次第で、どうにかなる』という圧倒的平等機会が得られるわけです。

この2つがルールとして存在してない頃は「身分制度」などで生まれた瞬間に自分の人生が決まってたわけです(カースト制度は今もありますが…)

生まれた瞬間に自分の人生が決まってるなんて、それほど不平等なことは無いですよね…

ちなみに、インドのカースト制度は今もあるそうですが、逆にカースト制度を決めた時になかった職業(主にIT系)への就職は自由だそうです。

だからこそ、人生を自分の意思で開拓していくにはIT系に強くなるしか道が無かったのも、インドが急速な経済成長を遂げた理由の1つだと聞きます。

つまり、これまで身分制度などで圧倒的不平等を強いられてた人たちにとって、資本主義は希望ですよね。


「ちょ待って。じゃあ、資産家のもとに生まれた子供が圧倒的にトクやんけ!そんなん不平等や!!」と思うかもしれませんが、その通りです。

資本主義において、頂点に立つのは資産家です。

お金を持ってる人の方が、お金を稼ぐのに圧倒的有利な仕組みなので、仕方ありません。

一応、相続税や累進課税などで富の再分配を”やってる感”を出してますが、本当の資産家はその辺もうまくやってるんだと思います。(GoogleやAmazonなど巨大企業はタックスヘイブンを活用したりしてますしね)

じゃあ、それが「悪」かと言うと、そうとも言い切れないと。

お金持ちに負担をかけすぎると、誰もお金持ちを目指さなくなりますし、お金=力なので、お金持ちを怒らせるのは、得策ではありません。

なので、賢い人たちがうま〜くやってるのでしょう。

とはいえ、資本主義が実現したのは「機会の平等」です。

これまでは生まれながらにして人生が決まってた人たちにとって、資本主義のおかげで、一代で逆転するチャンスが生まれたわけです。


で、資本主義が面白いのは「見えざる手」がバランスを取ってくれるということです。

これは市場原理になるのですが、例えば以下のような話です。

あなたが砂漠で水を1リットル500円で売ってたとして、それが爆売れしてたら、すぐに隣町から大量の水を持った商人がやってきて1リットル400円で売り出す。すると、あなたの水は売れなくなるので300円に値下げする。原価が100円だとすれば、その近くまで値下げ競争が起きる。もしくは「あっちの水が安い理由は劣悪な水を使ってるから」と悪評を流して、自分の水は健康で安全だと言って500円で売るかもしれない。そんなことが世界規模で行われながら、バランスを取ってるわけです。

これは供給側の駆け引きみたいな話ですが、そもそも砂漠に水道管が通って飲み水がタダで手に入るようになれば、需要が無くなるので商売は成り立ちません。

ちょっと話がズレましたが、要は「見えざる手」とは需要と供給によって価格は勝手に最適化されるよということです。

資本主義では、全員が利潤を追求しています。

なので、より稼ぐために競合をいかに出し抜くかを日々考えてるわけです。

それが、競争原理です。

競争を一切排除したのが社会主義で、その結果として不正が行われて不平等になったと。


なので、競争原理こそが機会の平等を実現してるとも考えられます。


「そんなん強者の理論やろがい!弱肉強食なんやったら動物でも出来るわ!なんのための脳みそやねん!!」と思うかもしれませんが、実は世界は弱肉強食ではありません。

それについては極意3で解説していきます。


極意3:なぜ、国は衰退するのか?


「世界は弱肉強食なのか?」についての回答ですが、以前話題になったこちらの知恵袋のアンサーが参考になります。

要点をまとめると、弱肉強食ではなく適者生存だと。

そして、人間が生存戦略として取ったのが「社会性」だと言います。

つまり、弱者を生かす「社会」を作ることが、生存戦略として一番賢い判断だと言うんですね。

そして、その「社会」を作ってるのが国家です。

日本でも社会保障や生活保護など、弱者を守るための制度がありますよね。

そういった制度を実施していく上で、財源となるのが税金だったりします。

つまり、国はみんなから税金というカタチで、お金を集めて、弱者を守るセーフティネットに使ったり、強者がより活躍できるよう支援したり、国として生き残っていくために、色々考えて使ってるわけです。

では、なぜ、そんな国が衰退するのか?

過去から学ぶと、意外にもシンプルで『役人の腐敗』です。

国民から預かったお金って、とんでもない金額になりますよね。

その、お金をバレないようにネコババしたり、自分を良くしてくれる企業にたくさん使ったり、私利私欲に溺れてしまうわけです。

そんなことがバレると国民が怒り爆発ですよね。

そうやって、反乱が起きたり革命が起きたり、政権交代したりするわけです。

しかしながら、国家を運営する人たちも賢いので、そんな事態に陥らないよう上手く矛先を変えたり、隠したり、バレないようにしてると。

そのおかげで、僕たちは今日まで国に守られながら生きてるわけですね。


どうでしょう?

なんとなく、大枠は掴めたでしょうか?

一回、ここで流れを整理しますね。

・世界は資本主義で動いてる
・資本主義は「競争原理」によって「機会の平等」を生み出してる
・一方で競争に勝てなかった弱者が圧倒的に増える
・その弱者を生かすのが国家のつとめ
・幸いなことに日本なら、野垂れ死ぬ可能性は極めて低い

という具合ですね。

本当に良い時代に生まれたと思います。


では、ここからは個人ベースに落とし込んでいきます。

まずは、人生のゴールからみていきましょう。


極意4:人生のゴールを知る


人生のゴールはシンプルで『幸福度の最大化』に尽きます。

ただ、この幸福度というのがマジックワードなんですよね。

一般的には定義できないもので、個人差が非常に大きいです。

唯一言えるのは、『人生のゴールは極めて主観的な幸福度に依存するので、他者との比較は不要。理想の自分との比較はOK』ということぐらいです。

くれぐれも、自分の意思決定プロセスが介在しない受け売りの「しあわせ」を追求してはいけませんよ。

例えば「夢のマイホーム!」とか「30歳までに結婚!」とか「大企業に務めて定年まで安泰!」とかですね。

「しあわせ」の数は十人十色なので、画一的な「しあわせ」なんて存在しません。

その前提を理解してもらった上で、幸せの種類について解説していきます。

幸せの種類は色んな角度からみると浮かび上がってきます。

▶︎時間軸で分類
・「今、この瞬間」の幸せ=仕事終わりのビールとか
・「振り返ってみて」の幸せ=学生時代の思い出とか
▶︎対象で分類
・「自分のため」による幸せ=憧れのブランド品を購入するとか
・「他人のため」による幸せ=友達の相談に乗って感謝されたりとか

これをマトリックスにすると、こうなりますね。

(※勢いでマトリックスにしたものの、しっくりきませんでした)

まぁ、単に「しあわせ」と一口に言っても、切り口を変えて分類してみると、整理しやすいかなと。


で、僕の人生のテーマは「記憶に残る人生を。」なんですが、要は「一生の想い出を増やしていく」ということです。

そして、一生の思い出は「初体験」や「感情のシェア」によって作られるなと。

例えば、初めて行った国は忘れない。とか、修学旅行で友達と深夜語った恋バナ。とかですね。

もう少し大きいところでいうと「BARを開業して2年経営したこと」とか「トークンハウスを立ち上げて起業したこと」とかは一生忘れない思い出になってますよね。

この辺は、個人によって違うので人それぞれ自分の人生のテーマを考えてもらったら良いかなと思うんですが、どちらにせよ、ソレを追求する中で人生ゲームの攻略が重要になってくるわけです。

なので次は「人生ゲームの攻略って何?」という部分を解説していきます。


極意5:山あり谷あり。時々、海あり。


つい先日、こんなツイートがバズってました。

「山あり谷ありの方が速い」というのを物理的に表してるんですが、人生においても同じことが言えますよね。

かの本田圭佑選手も、こんな言葉を残してます。

谷はどれだけ深くてもいいんです。
その谷も、できるだけ人が体験したことのないぐらいの谷を経験した人間だけが高い山に登ることができる。

まさに、その通りだと思います。

山あり谷ありの方がストーリー的にも面白いし、一生の思い出が増えそうなので、僕も大歓迎です。

そして、山あり谷ありの人生を歩むために必要なのは「挑戦」です。

こちらのツイートにも書いてるように「まずは何でも良いから一発当てること」が最重要です。

それは割と確率論的な部分なので、大事になるのは手数。つまり「挑戦の回数」なんですね。

挑戦の回数が増えれば、成功確率は上がりますが、逆も然り。

つまり、山あり谷ありな人生の完成です。


しかし、見落としてはいけないのは「時々、海あり」ということです。

要は、どこまで落ちてもそこが「谷」であれば、また這い上がれます。

しかし、落ちて行った先が「谷」を超えて「海」まで落ちてしまったら、這い上がるのが相当難しくなるという話です。


裏を返せば、どこまで落ちても「谷」で止まるようなセーフティネットを自分で作れていれば、落ちることに何の恐れもいりません。

そのセーフティネットを構築することが、万人に共通する人生の攻略法です。

では、次の「万人に共通する人生の攻略法」をみていきましょう。


極意6:万人に共通する人生の攻略法を紹介


まずは、人間のリソースを大きく3つに分類します。

・お金
・健康
・人間関係

これらが最大化すれば、限りなく幸福度は上昇しますが、幸福度には上限がないですし、極めて主観的な感覚値になるので、定量的に測ることに意味はありません。

しかし「谷底のセーフティネット」の基準は、ある程度推測できます。

そして、ここからは『心身の健康と良質な人間関係と十分な可処分所得』を谷底のセーフティネットと定義した上で、1つずつみていきます。


⑴心身の健康

年間通して体調不良がない状態。基本的な考えとして栄養と睡眠と運動と精神的ストレスと免疫力のバランスが取れていれば、体調不良にはならない。特別なことが必要なわけではなく、日々の管理で十分可能。

心身の健康において重要なのは『スケジュールを自分の意思決定で決めれる状態』を作ることです。

日々の管理さえ出来れば、特別なことは必要ないので、誰でも達成可能なはずですが、自分のスケジュールを自分で決めれない立場では困難です。

ここで勘違いしてはいけないのが必ずしも「スケジュールを自分の意思決定で決めれる=フリーランス」ではないということ。

フリーランスでも受託案件やクライアントワーク中心になると難しいですし、逆に会社員でも役職や企業によっては自由にスケジュールを決めれます。

もし、自分の意思決定でスケジュールを決めれないのが、職業や役職のせいであれば、環境を変えることを検討したほうがいいですね。



⑵良質な人間関係

会いたい人に会える状態。知的好奇心を刺激される会話の時間。馬鹿話や弱音を共有できる仲間の存在。この3つに分解できる。

良質な人間関係において重要なのは『周囲からの評判』です。

「会いたい人に会える状態」や「知的好奇心を刺激される会話の時間」を獲得するのに、もっとも効率が良いのは周囲からの評判を得ることです。

ここで勘違いしてはいけないのが必ずしも「周囲=フォロワー」ではないということ。

相手の視点に立って考えてみましょう。

相手(自分にとって「会いたい人」)が「この人(自分)と会いたい」と思うのは、どんな条件があるでしょう?

・信頼できる人から紹介された時
・自分も、その人のことを噂で聞いてた時
・暇な時

ザッと、こんな条件が想定されます。

つまり、フォロワーが沢山いるのと「会いたい人に会える状態」はイコールではないということですね。

あなたは信頼するに値する人付き合いや発信をしてますか?(僕は自信ないです…)



⑶十分な可処分所得

月20万(家10、食10)夫婦だと30万が必要→これを金融資本のみで達成する→年間240万(税引後)→株やFXの税が20%と計算すると必要額は年間300万(夫婦の場合は450万)→これを年利5%で達成するには『6000万』の金融資産が必要。(夫婦の場合は9000万)

十分な可処分所得において重要なのは『稼ぎと金融リテラシー』です。

一般的に夫婦で生活するうえで必要な金額は30万と言われてますが、個人なら月20万も自由に使えるお金があれば十分です。

で、これを金融資本のみで達成することが『谷底のセーフティネット』になります。

年利5%という数字は、決して難しい数字ではなく、ある程度の金融リテラシーがあれば十分に実現可能だと言われてる数字です。(ちなみにカンボジアの銀行でドル建の定期預金は年利5%を超える)

ただし、投資の世界で「卵は1つのカゴに盛るな」というように、いくらカンボジアの定期預金が年利5%を超えるからといって、そこに全財産をつっこむのはリスクです。

一般的に知られてる資産三分法では「株・債券・REIT(不動産投資信託)」に分けるのがベターだと言われてます。(本当はREITではなく不動産ですが、個人で不動産投資をするのは金額が膨れすぎる)


金融リテラシーに関しては、まだまだ浅い部分なので、実際に自分でも運用しながら知見を得ていきたいと思います(詳しい人と是非お近づきになりたい…)


この3つの状態を意識して作っていけば『心身の健康と良質な人間関係と十分な可処分所得』を自ら構築できるので、より人生ゲームを思いっきり楽しみながら挑戦の回数を増やしていけるわけです。


最後に…


というわけで、ここまで人生の攻略法について圧倒的にまとめてきたわけですが、もう一度おさらいしておきましょう。

・世界は資本主義で動いてる
・資本主義は「競争原理」によって「機会の平等」を生み出してる
・一方で競争に勝てなかった弱者が圧倒的に増える
・その弱者を生かすのが国家のつとめ
・幸いなことに日本なら、野垂れ死ぬ可能性は極めて低い
・人生のルールは「幸福度の最大化」
・「しあわせ」は十人十色
・画一化された受け売りの「しあわせ」に惑わされないように注意
・山あり谷ありの人生に必須なのは「挑戦の回数」
・挑戦の回数を増やすために自ら「谷底のセーフティネット」を構築しよう
・心身の健康は「日々のスケジュールを自ら意思決定できる環境」が大事
・良質な人間関係は「周囲からの評判」が大事
・十分な可処分所得は「金融資産6000万を年利5%で運用」できるように


今回の話は以下の参考文献を読んだり、自分の経験や感覚などを、まとめたものになります。

より詳しく知りたい方は、参考文献を読んでみてください。

▶︎参考文献
臆病者のための億万長者入門
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
お金の流れでわかる世界の歴史
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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