「あなたの好きなラーメンはなんですか？」

そう聞かれたら、大体の人は「塩・味噌・醤油・豚骨」の４種類の中から答えるのではないでしょうか？

ちなみに、僕は豚骨派です。

では、なぜ僕は「豚骨が好き！」と言い切れるのでしょうか？
それは「塩・味噌・醤油」も食べたことがあるからなんですね。

一通り食べたからこそ「やっぱり、俺は豚骨派やな。」って確信出来たんですよね。

これって、ラーメンだけの話ではなく「住む場所」に関しても言えると思ってます。

日本人の多くは日本でしか生活したことがなくて、他の国で生活した人はごく僅かだと思います。

それって、ラーメン理論で言うと「醤油ラーメンしか食べてない」状態なんですよね。

塩・味噌・豚骨の選択肢がありながらも、それらに手をつけることなく　「俺は初めて食べたラーメンが醤油やから、醤油しか食わん！」と言ってる感覚に近いのではないかなと。

つまり、僕らは日本で生まれて日本で育ってきましたが、果たして自分にとって日本が一番ポテンシャルを発揮できる国なのか？自分らしく生きれる国なのか？と言う問いに関して、僕は疑問を持ったんですね。

そのキッカケは大学生の頃に行ったフィリピン・マニラでした。
夏休みの2ヶ月間を使って、初めて海外に1ヶ月以上滞在してたんですね。

その時に初めて外国人の彼女が出来たり（その話は僕の自叙伝で赤裸々に書いてます）して、とにかく超楽しかったんです。

しょうもない話ですが、尋常じゃないくらいモテたんですよ。
「東南アジアに行ったら日本人はモテる」と言いますが、にしてもモテた。（ちゃんと女性からモテました）

（当時の写真。ルームメイトたちと。）

その時に、こんな言葉がふと、頭をよぎりました。

「俺、ひょっとしたら日本よりフィリピンの方が生きやすいかも。」

安易な思考ですが、あながちそれは間違ってもないかなと。
僕らは日本人として日本に生まれ育ってきましたが、日本が生きやすい人もいれば、そうでない人もいますよね。

僕は「日本が生きにくい」と思ったことは少なかったのですが「フィリピン超生きやすいやん！」って思えたんです。

で、それと同時にこんなことを思いました。

「世界にはフィリピン以上に俺を受け入れてくれる国があるかも知れん、、！！」

今まで醤油ラーメンしか食べてこなかった僕が、塩ラーメンを初めて食べて「なにこれ！うまっ！」と感動して「ってことは、味噌とか豚骨もめちゃくちゃ美味いんちゃう？！」って感じです。

そう考えてみると、どうですか？？

もし、今あなたが「日本って生きづらいな〜」と少しでも感じてるのなら、違う国に思い切って1ヶ月以上行ってみると面白い発見があるかも知れません。

ちなみに僕は「住んでみたい都市」をザッと書き起こしてみたら40都市あったんですよね。

1都市3ヶ月住むと仮定すれば、40都市回るのに10年かかります。

それでも、やっぱり僕はもっと色んな国で人生を過ごしたいです。

というわけで、全世界にシェアハウスを展開していきます。
友達の家に泊まる感覚で世界を転々としながら人生の時間を過ごしていきたいなぁと。

僕は自分のために全世界にシェアハウスをつくっていきたいと思ってますが、その場所が日本に生きづらさを感じた人のサードプレイスになれば、それはすごく素敵なことだなと思いますし、海外で挑戦したい人のセーフティネットにもなれば良いなと思っています。

たぶん、世の中に溢れてる８割の悩みはあったかい国であったかい人に触れあえば解決するんじゃないかなぁなんて思ったり。。。