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【38冊目】すいません、ほぼ日の経営の要約「コンテンツの核は動機」

※すいません、9日間がっつりサボっちゃいました…頑張ります…!

どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。

このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。

忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。

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1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。

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目次概要

⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶要点まとめ
⑷考察

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⑴すいません、ほぼ日の経営。

ほぼ日の経営について、
まるごと糸井さんに聞いてきました--。

糸井さんは、もともとフリーのコピーライターで、組織に身を置いたことはほとんどない。
それなのに、活動の幅を広げる過程で事務所を立ち上げ、100人以上が勤める企業をつくりあげた。
一方の私は、大学卒業後に伊藤忠商事の事業会社のひとつである
伊藤忠ファッションシステムに入社して35年目。
転職をしたこともなければ、フリーとして活動した経験もない。
根っからの組織人であり、よくも悪くも日本企業の価値観が、骨の髄(ずい)までしみこんでいる。
そんな私が、糸井さんにほぼ日という会社の目指す先を聞いていった。
インタビューは、驚きと発見の連続だった。
事業、人、組織、上場、社長--。企業の根幹を支える部分について、
なにを考え、どのように向き合っているのか。
糸井さんが語ってくれた話の数々は、長年の会社員生活を通じて、
私の中にインプットされた常識をくつがえす内容ばかりだった。--まえがきより

38冊目は『すいません、ほぼ日の経営。』です。

ほぼ日とは、糸井重里さんが運営する会社なんですが、「ほぼ日刊イトイ新聞」と言うWEBメディアを起点に、暮らしをプロデュースしてる会社です。

で、この「ほぼ日」が凄いのは、ビジネスっぽい感じを出さずに上場まで果たしたという事実なんですね。

ある種、上場とは対岸にいるイメージがあったので意外でしたが、そこにビジネスの本質が隠されてるのではないかと。


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⑵表面だけでは再現不可能なビジネスの本質がわかる本

この本を一言でいうと、表面だけでは再現不可能なビジネスの本質がわかる本です。

ほぼ日の経営は、一見すると聞こえの良い”綺麗ごと”のように思います。

「”いい人”を採用する」

「”おもしろい”を重視する」

そんな抽象的な言葉で表現されるのですが、これを具体的に実行ベースまで落とし込もうとするのが難しいですよね。

しかし、それを本質だけを見抜いてやってるのが、ほぼ日なんだと思います。

多くの企業は、聞こえのいい抽象的な言葉に惑わされて、形骸化してるパターンの方がほとんどだと思うので。。

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⑶要点まとめ

▶︎ほぼ日の収益源は物販

売上28億円
純利益3億円
社員は50人
pv数=1日150万

これは2012年の話なんですが、超優良企業ですね。

売上の7割が手帳だと言うのも、また凄いです。


▶︎メディアなのに広告収入に頼らない

ほぼ日が高い収益率と売上をあげてる要因は『ユーザーがファンになって、オリジナル商品を買う』からなんですね。

物販のほとんどが、ほぼ日がプロデュースしたオリジナル商品です。

なので、もちろん利益率も高いんですね。


▶︎コンテンツの核は動機

そんな、ほぼ日が大事にしてるのは「動機」だと言います。

お客さんの役に立ちたいだとか、そう言う想いが商品開発や企画の根底になければ、やったところで人の感情が動くコンテンツにはならないと。

なぜ、それをやりたいのか?
なぜ、それを届けたいのか?

そう言う強烈な動機が熱を帯びて、伝播していくものなんだと。


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⑷ほぼ日のビジネスモデルはメディアのお手本


ほぼ日のビジネスモデル(ビジネスモデルって言葉で表すのもなんか嫌だけど)は本当メディアのお手本だなと。

やっぱり、メディアってどうしても目先のPVを稼ぎに行ってしまうわけで、その権化が週刊誌とかなわけですよね。

でも、そんな小手先の引っ掛けで長期的なファンがつくわけもなく、さらに短期的な視点で回し続けないと、やってけないというのが現状かなと。

と、言うわけで今回の考察ではほぼ日のスタイルを抽象化して、トークンハウスに転用していきたいと思います。


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