どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。

このマガジンでは毎日１冊、本を要約して紹介していきます。

忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。

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1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。

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目次概要

⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本？
⑶なぜ、その本に興味を持ったのか？
⑷要点まとめ
⑸考察

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⑴人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

実力を磨くよりも、はるかに人生を好転させる「錯覚資産」とは何か？

誰もが一度は思う「なんであんな奴が評価されるんだ！？」の謎を解き、「誰にでも使えるズルい武器」として解説する異色作。

本書を読み終えた後には、『誰もが人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』というタイトルに納得しながらも、そうした世界でどう生きるべきかを考え込んでしまうはずだ。

本日紹介するのは、著名ブロガーのふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」です。

この本は、僕がこれまでに読んだ本の中でも上位に入る良書でした。

僕もこれまで「なんで、アイツがそんな評価されてるかわからん。大した実力ないのに。ほんま見る目ないっていうか、浅すぎるよな〜」なんて思うことがあったんですが、その謎が全て解けました。

その人は、実力はなくても「勘違いさせる力」が非常に優れていたというわけです。

そう考えると、世の中は理不尽ではなく、むしろ合理的だなと。

もし、あなたが一度でも「なんで、アイツばっかり…」と思うことがあれば、この本はきっと刺さるでしょう。

≫amazonで「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読む。

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⑵これは人生の攻略本だ。

一言で紹介すると、人生の攻略本です。

根性論でも理想論でもなく、極めて実用的な思考本なんですよね。

本著では、具体例が豊富に紹介されてるので納得感もすごいです。

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⑶けんすうさんのオススメにハズレなし（これも錯覚資産）

この本に興味を持ったのは、けんすうさんがオススメしてたからです。

これも、ある種の錯覚資産ですよね。

『けんすうさんのオススメ＝絶対面白い』

これは、けんすうさんの過去の実績と発信内容から、僕の中で作られた解釈ですが、冷静に考えるとおかしな解釈ですよね。

けんすうさんが「面白い」と思う感覚と、僕が「面白い」と思う感覚がどれほど一致するのかは不明ですし、過去に紹介してた本が自分の好みとハマったからといって、今後もずっと一致するとは限りません。

ただ、２〜３回連続で一致すると「あ、けんすうさんのオススメなら間違いないわ」って解釈が作られると。

こういうのが錯覚資産なんですね。

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⑷要点まとめ

▶︎錯覚資産の実態と具体例

例えば、大統領選の話です。端折って解説するとこんな感じ。

Aさん：若手イケメン政治家
Bさん：おじさん政治家

この2人で争った大統領選の結果はAさんに軍配が上がりました。

投票した人に理由を聞くと「信頼できる」「演説がよかった」「マニフェストがしっかりしてる」などの理由だったんですね。

ここでのポイントは、Aさんに投票した人は誰も「イケメンだから投票した」とは自分で思ってないということです。

他にも、就活の採用面接などの事例もありました。

統計的に美男美女のほうが高評価を受けやすいというデータが出てるんですね。

しかし、選んだ側が「美男美女だから選んだ」と本人でも気づいてないのが最大のトリックです。

みんな、成功者を見ると「この人は実力があるから成功したんだ」と思い込むようになっているのです。

つまり、

実力がある→成功する

ではなく、

成功する→実力があるとみなされる

こういう風に、人は錯覚するとのことです。

▶︎どうすれば錯覚資産を運用できるの？

まずは「小さな成功」を掴むことが必須です。

で、その「小さな成功」を掴んだら、その実績を活かして「次なる成功」を狙いにいきます。

その繰り返しで、少しずつ「成功」を大きくしていくと。

この運用方法が、なぜ効果的かというと錯覚資産が増え続けるからと言います。

営業マンで例えると、こんな感じになります。

実績を使って錯覚資産を運用するケース

Aさんは今月の営業成績でトップを獲った（小さな成功）→周囲の人「Aさん凄いな。営業の相談はAさんにしよう」→Aさんがトップセールスセミナーを主催する→周囲の人「トップセールスマンといえばAさんだな。やっぱりAさんは凄い」→Aさんが営業代行の会社を立ち上げる→周囲の人「営業マンならAさんの会社で働きたい！」

肩書きを使って錯覚資産を運用するケース

マッキンゼーで働いてAさんは、きっと凄い人だ→会社の相談をAさんにしてみよう→やっぱりマッキンゼー出身の人は凄い！→コンサルをお願いしよう

というように、実績や肩書きを使えば、最初に与える印象をポジティブにすることが出来ます。

これこそ、錯覚資産のメリットですね。

同じことを喋ったとしても、相手の聞く姿勢によって、与える印象は大きく異なりますから。

つまり、錯覚資産とは『なんか、この人凄そう』と思わせる武器ということです。

・フォロワー数が多いと、なんか凄そう
・月100万以上稼いでると、なんか凄そう
・有名人と交流があると、なんか凄そう
・ブランド品を身につけてると、なんか凄そう
・顔立ちが整ってると、なんか凄そう
・大企業に勤めてると、なんか凄そう
・肩書きがあると、なんか凄そう
・起業してると、なんか凄そう

こういうことですね。

▶︎人生は運ゲー。ただし、勝者が圧倒的有利な運ゲー。

最大のポイントは『人生は運ゲー』ということです。

実力があれば、実績や肩書きが手に入るわけではなく、実際は「なんか凄そう」と勘違いされるから、チャンスがたくさん周ってきて、その中でいくつか運よくチャンスを掴んで、さらに「なんか凄そう」と思ってくれる人が増えていくということです。

つまり、最初に一番大事なのは「チャンスを掴むこと」です。

しかし、それは運要素が強いので、シンプルに１０回挑戦した人と１００回挑戦した人では、チャンスを使う確率も10倍違うというわけです。

なので、挑戦したもん勝ちだと。

で、一度でもチャンスを掴めば、「なんか凄そう」と思われるワケですから、さらにチャンスが周ってきやすくなり、チャンスを掴む確率も上がるというワケですね。

というわけで、人生の攻略法は『チャンスを掴むまで、挑戦し続ける。そして、チャンスを掴んだら、その実績を活かして更なるチャンスを掴みにいく。その繰り返し』という風になります。

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⑸考察

これを僕のブログ戦略に当てはめると、自分が上手くいった理由がしっくりきた。

ここにも書いてるのですが、僕のブログ戦略は『一点突破したら、一気呵成にその周辺キーワードを攻め込む。そして横展開していく。』というものです。

1つチャンスを掴めば、あとはそれを武器に更なるチャンスを掴んでいくと。

これは、何事にも応用できる法則だなと思いました。

ツイッターのフォロワー数もそうですよね。

フォロワー数が多いと「なんか凄そう」という錯覚を起こすわけで、「なんか凄そう」な人が「なんか凄そう」なことを言ってると、より一層「なんか凄そう」が増していくと。

そうやって、錯覚資産を上手に運用しながら、大きなチャンスを掴んでいくのが人生の攻略法だという話でした。

逆に、実力のある人が、なぜ「勘違いさせる力」を持ってる人に負けるのか？

という話も面白いので、ぜひ興味ある方は本書も読んでみてください。

≫amazonで「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読む。

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