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【1冊目】テロール教授の怪しい授業はテロリズムをわかりやすく図解してる。


どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。

このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。

忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。

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1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。

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目次

⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶なぜ、その本に興味を持ったのか?
⑷要点まとめ
⑸考察

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⑴テロール教授の怪しい授業

泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です。」予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か? 日常に潜むテロの根っことは? 今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実。

記念すべき1冊目は、特にこだわりもないのですが「テロール教授の怪しい授業」です。

大学教授のローレンツがゼミ生に向けて、実践形式の講義を進めていくカタチでストーリーが進んでいきます。

マンガなんですが1巻だけなので、ほんとサクッと読めて面白いですよ。

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テロリズムや宗教にハマる仕組みをマンガで理解できる本


こちらの本を一言で紹介すると『テロリズムや宗教にハマる仕組みをマンガで理解できる本』です。

扱ってるテーマが過激なものだからこそ、マンガで読みやすく理解しやすいカタチになってるのは良かったなと。

こういうテーマは臭い物に蓋をしがちですが、『理解することと共感することは違う』と本にも書いてるんですが、その通りですよね。


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⑶けんすうさんがオススメしていたから


なぜ、この本に興味を持ったかというと、スタートアップ界隈では知らない人はいない「けんすう」さんが、Twitterでオススメしていたのを見たからです。

以前、けんすうさんがオススメしていた「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」という本がメチャ面白かったので、けんすうさんがオススメする本は、まず間違いないだろうという基準で選びました。

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⑷要点まとめ

▶︎この中で、テロリストは誰でしょう?

本の中で「この中でテロリストは誰でしょう?」という質問が投げ掛けられます。

武器を持った男、白衣を着た看護師、スーツを着た男、民族衣装に身をまとった男、、、などなど、人種も性別も格好も全く違う人たちの写真が並べられます。

その写真を見て、ゼミ生はそれぞれに答えを出しますが、どれも不正解でした。

この問いの正解は『この条件だけでは答えられない』でした。


というのも、状況・立場・時代が変わればテロリストの定義も変わっていくからです。


よく聞く言葉で「1人殺せば殺人犯 10000人殺せば英雄」というのがあります。


つまり、戦争において戦勝国で英雄扱いされてる人は、戦敗国からすれば憎い敵なわけで。


物事を単一視点だけで読み取るのは、あまりにも危険ということですね。


▶︎なぜ、怪しい宗教の勧誘は無くならないの?

これも、興味深い内容でした。

よく駅前で怪しい宗教の勧誘をしてる教団員がいますよね。

あんな勧誘で入りたいと思う人なんて絶対いませんし、周りからも奇妙な目で見られてますよね。


なのに、なぜ無くならないか?


それは『周りから奇妙な目で見られるため』にやってるからだと言います。

つまり、あの勧誘は新しい会員を増やそうとする施策ではなく、既存の会員に勧誘をさせることで、周囲との繋がりを断絶させるための施策だという話でした。


これは、非常に興味深い観点です。

一見すると、マイナスプロモーションでしかない勧誘ですが、その勧誘を新メンバーにさせることで、世間との繋がりを断絶し、孤立させていくと。

それこそが洗脳の第一歩だと書いてました。


▶︎なぜ、自爆テロが合理的な戦術なの?

これも非常に興味深い話でした。

結論からいうと、自爆テロはテロリストにとってコスパが良いという話なんですが、どんな狙いがあるのでしょうか?

1つはバズるからだと言います、

飛行機がビルに突っ込んで崩壊していく様子を、僕らは何度テレビで観たのでしょうか?

このように、自爆テロというのは映えると言うんですね。

だから、テロリストにとって広告にもなると。

そして、自爆テロをする本人は、自分のことを英雄だと信じて自爆するワケです。

さらに、自爆テロは安いと言うんですね。

9.11でアルカイダが掛けた金額はザッと50万ドル

それに対し、アメリカが支払った費用は1兆ドル超え

それだけ、大打撃を与えたということです。


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⑸考察

なぜ、テロリストは自爆テロなんてするのか?

なぜ、怪しい宗教は怪しい勧誘をするのか?

こんな問いは、日常生活をする上では全く必要ない問いですよね。

だからこそ、危険だなと。


人が全く知らないモノに対して、取る反応は2つだと言われてます。

①盲目的に信じる
②断固拒絶する

無知であることはリスクです。

なんとなく流れるTVや、なんとなく読むネットニュース、なんとなく読む新聞。

それらを吟味せず、単一視点から解釈し、0か100で判断してしまう。


それこそが、テロリストになる1歩目なのかも知れない。


そう思うと、無知であることはリスクでしかないなと。。


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