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RPI GPIO-PCF8591 Shieldとのたたかい_2

ダウングレードの後、私の使用しているPi4ではそのバージョンが使用できず、起動できなくなった後、Raspberry Pi imager v1.6.2で新たにmicrosdにOSを書き込む。その後、無事起動したが、いくつか不具合が発生した。

まず、VCN接続でラズパイを操作するためVCNの設定を始めた。自宅のWifiは5Gの回線に対応しているようだったが、遅いほうに接続しVCN接続を確立した。その後5G側と速度を比較しようと思い5G側のチャンネルにWifiを切り替えた。この時5G側に切り替える前にIPアドレスは切り替わらないように設定した。5Gに切り替えたことによって発生した問題ではないようだが、非常にVCN接続でのレスポンスが悪い。原因はまだ謎だが、microHDMIを接続するとVCNでのレスポンスがある程度回復し、ラズパイからmicroHDMIを外すとレスポンスがかなり低下した。VCNで操作して1秒ぐらい遅延する。『これでは作業にならん…』

仕方なくmicroHDMIを接続したまま設定を進めようと思ったが、何やらインストールしたソフトウェアのVer(おそらく最新のやつ)では画面の解像度を変更する場所が限られていて、メインメニューの設定の下にあるScreen Configurationから解像度を設定することしかできなかった(←しかしこれはHDMIを接続していないと解像度を変更できない)。

以前使用していたVerだとターミナルからsudo raspi-configと入力し解像度を変更できたが、この最新(?)Verはメニューに解像度のメニューが無いようだ。VCN接続での解像度が変更できないのは非常に困る。初期設定のHD画質だとVCNで開いているとき文字が小さいので低画質化したい。まあ、文字サイズを変更できればそれでも良いのだが、解像度が変更できないのは致命的だ。

ここで、購入当時に使用していたソフトウェアのバージョンに戻すため、ネットから当時のバージョンをインストールしてきて、Raspberry Pi imagerでまたmicroSDにソフトウェアを書き込みなおした。こちらのバージョンだと解像度の設定がsudo raspi-configから可能であった。『新しいVerだから不具合か何かだったのかな…』ひとまず解像度問題のことは考えるのをやめよう

さて、本題は下記サイトの手順のWritingpiがうまくインストールできない問題だ。

上記ページで紹介されているgpio readallで表示されるはずの図が出てこない。

エラーメッセージでは『お前のソフトウェアは対応してねえからさ、BCN2708か2709準備して、出直してきてくれ。』という風なことを言っているようだ。これを解決するためにかなり時間を使ってしまった。

事の成り行きは一切省いて参考にしたページを下記に紹介する。私は下記サイトの手順に従って現在のGPIOのバージョンをアンインストール、その後、新しいバージョンをインストールした。

自分がミスっていたのは以下の通り

①現在インストールされているGPIOのバージョンを確認しておらず、確認うると2.32となっていた。2.32になっていたのはおそらくスターターキットに付属していたwritingpi導入用のtarファイルがラズパイ3用で古いバージョンになっており、それをインストールした私のラズパイ4では動かなかった。そういうことだと推測している。2.32ではBCM2078、2079が必要という事だったのだろう。こうしてやっと

$ gpio -v

画像1

$ gpio readall

画像2

上図のようにGPIOの設定がうまくいったようだ。確認のためステッピングモータとサーボモータを動かしてみた。(動画はサーボモータ)

モーター1つ動かすためにかなり苦労したw

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