環境2

クリーンになったのは 街だけじゃなかった 【ミレディ初の課外活動:ゴミ拾いレポ】


たった1時間だけど


されど1時間。


1時間のゴミ拾いを通して拾ったものは、ゴミだけではなかった。





私たちミレディは、

先日noteでお知らせしたとおり、

初の課外活動、<街の清掃活動>を行ってきました~!


今回参加したのは、green birdさんの活動です。


「きれいな街は、人の心もきれいにする」


「きれいな街は、人の心もきれいにする」というのがgreen birdさんのコンセプト。

実は、活動チームは、都内各地、そして日本全国に広がっています。

さらには海を超えて、アジア・ヨーロッパ・北米・南米・アフリカ・オセアニアと、ワールドワイドな活動をしている団体なのです。


くわしくはコチラ


その中で、今回、ミレディが参加したのは都内の 【表参道チーム】!

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チームリーダーの方から説明を受けたあと、ゴミ袋、トング、軍手が配布されます。

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おそろいのゼッケンを着用したら、

表参道~原宿の夜の街へレッツゴー!


ピンクの袋は燃えるゴミ。

緑の袋は燃えないゴミ。


仲間と一緒におしゃべりしながら、楽しくゴミをひろっていきます。

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表参道~原宿に落ちているゴミとは?

一体、どんなゴミが落ちているのでしょうか?


圧倒的に多かったのは、

タバコの吸殻と、タピオカのゴミたち!


特に、木の植え込みの部分に多いのです。


辺りは暗いにもかかわらず、タバコの吸い殻は、悲しいことにその白さが際立っていました。


そして他にも、

缶や瓶、ペットボトル、紙くず、飲み残したままのタピオカ容器、ストローの袋、ビニール袋、タバコの箱、ガム・・・・

とりわけひどかったのは、喫煙所。

街なかの喫煙所には、囲いがあるのをご存知でしょうか。


  ↓ (※写真はネットからお借りしました)

喫煙所

その柵の隙間にあるのは、缶やペットボトル・・・


そして喫煙ブースの足元には、飲みかけのビール缶、缶コーヒーが放置・・・


その光景は、ごみ捨て場のようでした。

私は非喫煙者なので、喫煙エリアを意識したことは無かったけれど、こうやって喫煙所に立ち止まって、その中に足を踏み入れていくことは、初めての経験でした。


こんなにもゴミが乱雑されていることがショックでショックで・・・。


・囲いによって見えにくくなっている

・非喫煙者にとっては見向きもしない場所である


この2つが、ゴミの置き去りを助長しているような気がしました。


手にしたものは、人との交流・街との一体感


ショッキングな事実をお伝えしましたが、

拾ったのはゴミだけではありません!!

手にしたもの。

それは、


人との交流、そして街との一体感でした。

私たちがゴミを拾っていると、


「ゴミ拾ったんで(袋)いれまーーす!」


と言って、タピオカの容器をゴミ袋に入れてくれる若い女性。

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信号待ちしていると、

見知らぬ方に、


「タバコのゴミ拾ってるんですか?」

「ありがとうございます」


と、声をかけてもらえる瞬間。


そして

インスタのストーリーでゴミ拾いの様子を撮影する外国人がいたり・・・。


お互いに面識がない「はじめまして」同士であっても、


「燃えるゴミの袋の方、いますか~?」

「ペットボトルってこっちの袋で合ってますか~?」


なんて、自然と声を掛け合い、生まれる一体感。


とっても温かい気持ちになりました。

そして何度も行き来しているこの街で、新しく見つけたものがありました!


それは、

こちらのゴミ箱!

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表参道~原宿駅に向かう明治通り沿いにあるのをアナタはご存知でしたか??


どこかにゴミを放置したり、ポイ捨てしたりしないように、

そして誰もが分別できるように、

イラスト入りのゴミ箱が設置されていること。


ゴミ拾いを通して、

自分に見えていなかったものが、見えるようになった瞬間でした。


1時間の間で参加者全員で集めたゴミの量は

コチラ!

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想像以上のゴミの量!


活動後には、参加者と一緒に、美味しいピッツァで有名なPIZZERIA SPONTINIさんご提供のピザパーティに参加してきました!

生地が分厚くて食べごたえのある大きなピザ!

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とっても美味しく、ありがたくいただきました♡

ごちそうさまでした!


ゴミ拾い参加のきっかけは、お母さん

せっかくの機会なので、運営メンバーの大学生と接触すると、なんと運営側に中学生がいるとの情報が!


本人に話を聞いてみると、この中学生、不登校なんだそう。


しかし、ゴミ拾いをはじめてから、ものすごく気持ちが楽になって、少しずつできることが増えていったと話してくれました。

毎回いろいろな世代・職業の人と会うことで、とてもいい刺激を受けているようです。


私の心をさらに熱くしたのは、

この中学生がゴミ拾いを始めたきっかけ。


なんと、お母さんから、


「ゴミ拾い一緒に行ってみない?」


と誘われたんだそうです。


この日、中学生は、お母さんと弟と親子3人で参加していました。


「今日はゴミ拾いの日だね!」

「みんなで拾いに行こっか!」


そんな言葉を自然にかけられる女性、かっこよくないですか??



自分の身の回りを掃除すると、心がスッキリと気分良くなりますよね。


街をキレイにすることも、それと同じだけどそれだけじゃない。


もっともっと大きな効果があります。


それは、


拾った分だけ、その街のことが好きになっていくということ!


たった1時間であっても、

私たちと街との間に、深くて温かな関係性ができました。


それは、普段ショッピングで来るときとはひと味もふた味も違う感覚。


自分が拾う 

⇒ その街が好きになる 

⇒ その街から歓迎される 

⇒ もっともっとその街を大切にしたくなる


ゴミ拾いという活動を通して、そんな世の中の循環を作っていける予感がしました。

アクションを起こせるのはいつも自分から、ですね!

ただ、一人でできることなんて、本当にちっぽけなこと。


そんなときに、ミレディというステキな仲間と一緒になって、大きなアクションを起こしていきたいと思います!


最後までお読みいただきありがとうございます。


write by:ミレディ0期生 外山 千香子


子どもに教えている人のためのクリアマインド・コーチとして活動中♫

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