【ラインスタンプ特典④】詩の表現者「重吉陽一郎」さん
お久しぶりです、ミズガエルです♪
今回はラインスタンプ特典。
↓この方です!
イライラや不安や悲しみなど。
一見ネガティブに感じてしまうそれらの感情も、表現する人にとっては「素材」の一つだったりします。
感情を味わい、いろんな角度から眺め、どこを切り取ろうか?
切り取って繋げた方がいいだろうか?少し隠した方がいいかな?
スパイスを入れたり、隠し味を加えたり。
そうして感情を作品として昇華し、新たな世界観を作ってしまう。
表現する人にとっては感情は「味わう」ものであり、片づけるものではないんでしょうね。笑
1、<はじまりの歌>の太陽をイラストに
今回重吉さんの依頼で、以下の3点を描かせていただきました。
1、プロフィールアイコン
2、gifアニメ(スキのお礼用)
3、見出しイラスト
見出しイラストは、当初五線譜の丘を軽やかに歩くという創作の楽しい世界観をイメージしたものだったのですが、重吉さんから指定が入りました。
それはどんな太陽かというと、
行きつけのレコード店で流してもらった曲。
その曲の歌詞に出てくる太陽。
重吉さんのイメージは、
”エネルギー溢れる力強い太陽”。
そもそもイラストの全体イメージは、
「音を奏でるように言葉をつむぐ」という、楽しくて軽やかな世界観。
そこに突如やってきた、エネルギッシュな太陽イメージ。
そして、ここでスイッチが入りました。
で、その本気のイラストが完成しました。
(人間やればできるようです。笑)
<はじまりの歌>は↓コチラで読めます。
音楽が流れる様子をリズミカルな文体で表現しています。
個人的にはこんな表現がおもしろかったです。
夜が明けない世界の中での真っ赤な太陽。
2、言葉にこだわる詩人さんと呼応する読み手さん
重吉さんの固定記事には、大人Cさん(おもしろいペンネームです。笑)という方の詩の感想記事がリンクされています。
これは「朝食」という重吉さんの詩の感想を記事にしたものですが、その解釈がおもしろかったです。
私が素通りするような一文も大人Cさんはさらっと拾い上げ、この詩のおもしろさを独自の目線で教えてくれています。
まず「朝食」を読んでみてCさんの解釈記事を読むと、視点の広がりを楽しめるかもしれません。
3、少し立ち止まって詩の世界へワープすると
一説によると人は一日に6万回思考しているらしいです。
常に頭はフル回転。決断することもどんどん山積みに。
そんなせわしない毎日の中で、
少しだけ立ち止まってあえて詩を味わってみる。
時間にすると5分程度。
けれどそれが自分を取り戻す時間になるかもしれません。
詩の世界へワープし、新鮮な気持ちを取り戻してまた日常へ戻ってくる。
そんな午後はいかがでしょうか。
この詩では、「想像上の」という言葉のくり返しがリズミカルに響きます。
空想の世界とリアルな感情が交わり、
一瞬出てきたノスタルジックな感情。
そう、確かに姉は私を可愛がってくれた。
想像上の父と母とは一体どんな人たちなんだろう?
つむぎ出された言葉がイマジネーションを刺激する。
日常の中でこんな一瞬を持つのも悪くない。
そんな気がします。
4、おすすめの詩作品一覧
私は実用書が好きな人間なので、正直詩の世界はよくわかりません。
だけど重吉さんの言葉の組み合わせ方はおもしろいなと思っています。
(例えば「悪夢の種」や「灰色の蛙」など。)
重吉さんの固定記事では、おすすめの詩作品一覧がピックアップされています。
この中には『砂の詩集』というものがあり、今回はこちらを購入。
私は、絵本を読んでいる感覚になるこの<きらり>という詩が好きですが、
(躍動する蛙を連想します。)
編成されている別の詩では「灰色の蛙」という表現が出たりします。
どうやらこの詩集では前の詩が伏線となって次の詩につながっているようです。
無料で読める詩がいくつかあるので、その中で伏線を探すのも楽しいかも知れません。
(「吃水」「混沌観察」「植木鉢が逆さの闇です」「きらり」など)
『砂の詩集』を読んで思ったのは、
よくわからなくても「なんとなくこのフレーズが好き」と、
少しでも感情が動くような何かを感じられればそれでいいような気がします。
”言葉にならない感情をあえて言葉だけで表現する。”
その葛藤の中で、今日も詩を書く人がいる。
まさに「挑戦者」ですね。
5、【完成品】アイコンとgifアニメ
<プロフィールアイコン>
<スキのお礼用gifアニメ>
今回はプロフィールアイコンとgifアニメも作成しました。
gifアニメはこの間始めたばかりですが、かなりいろんな表現ができそうだなと今後の可能性を感じています。
6、編集後記
実は1月からイラスト販売をスタートします。
それに向けて準備をしていたのですが、12月から修正を迫られることが多々あり、今回はその中でのイラスト作成でした。
「決めた納期を守る」とか課題がいくつも浮き彫りになりました。
繰り返しますが、私は詩の世界というものが本当にわかりませんでした。
けれど理解しようと思えば、詩のおもしろさも重吉さんの良さもちゃんと伝えることができると実感しました。
今後絵を仕事にしていく私にとってはとても大きな収穫でした。
実力アップの機会を与えてくれた重吉さんに感謝しています。
そして重吉さんのさらなる活躍を応援しています!✨
ここまで読んでいただいたみなさまも、どうもありがとうございました。(*‘∀‘)
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