「単なる事務」はすでに専門家。昔と全く違う今の事務員の職務内容と専門性について。
ともえ@コンシェルジュ型秘書です。
コンシェルジュ型秘書とは?>>>
私は最近、アメリカやヨーロッパの秘書コミュニティや事務職(admin)コミュニティをよくのぞいていて、LinkeINのコミュニティに入ったり、色々な本を読んだり情報収集をしています。
実は、アメリカでは4月24日はAdministrative Professional Dayという、事務職の人たちのための特別なイベントの日でした。
そんなこともあって、海外の事務職・秘書界隈ではいろいろな投稿が咲き乱れていましたが、その中で特に私が激しく同意!と思ったことがあります。
それが、
もはや「単なる事務職」と言えるような、定型作業だけを行う事務職は存在しない。「単なる事務職」はすでに専門家である。
というもの。
かつての大量生産社会では、ほぼ、どの会社も似たり寄ったりのツールを使い、同じような手順で仕事をしていたと思います。
でも今や、事務職と一言で言っても、
・医療事務
・貿易事務
・法律事務
・知財事務/特許事務/商標事務
・営業事務(これ自体業界別にもっと細分化できる)
などいろいろあり、それぞれに必要な知識もツールも違ってくるわけです。
さらに言うと、オンライン秘書界隈で最もメジャーなSNS秘書さんというか、SNS運用代行やローンチの裏方回りを巻き取るサポーター業なんかは、もはや一般的な企業でやっている秘書や事務職と同一視できない専門性が必要です。
ある業界では全く使わないツールも、別の業界では頻繁に使用するってこともありますからね。
たとえば、オンライン秘書界隈ではある意味mustアイテム化しているcanvaも、私の長年いた業界の事務職では業務で使うことありませんし。
そういう意味でも、実は事務職や秘書って正解がまったくなく、今はむしろ高度に専門化されているということなんですね。
ちなみに、先日から私は主にアメリカのオンライン秘書やバーチャルアシスタント界隈の本をよく読んでいますが、
一番最初に参考にしていたこちらの著書はもう若干時代遅れで、
むしろこちらの本が今回の記事では参考になりました。
今後も海外のコミュニティや書籍から知った知見を発信しつつ、私自身のクライアントさんからのヒアリング事例を含めて皆さんにシェアしたいなと思います!
あ。
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