とある身内の話。

全てのことにおいて、面倒な方を選択してしまう人がいる。

おいおい、なんでその意味づけ？

そっち行ったらこうなりますよ、と私は思うのに

彼女にはわからない。

逆に、くどくどと言い訳を添えて正当化しようとする挙げ句

どっちにしろリスクがある、悲劇のヒロインになっちゃうんだな。

思考のクセがそうなってるんだろう。

シンプルに受け止めれば良いものを

嫌なことから逃げたい意識、がそうさせるのか。

逃げてばかりじゃダメなのにね。

どうすればうまく行くか、

上手に立ち回れば、

ほんの一言添えただけで、相手の気持ちをほぐすことだって出来るのに

頑なさが、余計に拗らせる。

自分は正しいと思ってる。

陰で、聞いてくれる人には

尖った言葉で攻撃しながら

実際の相手を目の前にすると、

本当に大事なことを何一つ伝えられてないことが原因じゃなかろうか？

会社の仕組みがこうだから、

担当者がこうだから。

聞いてないのにこうなってた、

あれほど出来ないって言ったのに。

かと言って、やめられないんだと。

全てを捨てたら、やめられないことなんてあるかなあ。

文句を言いながら続けようとしているに過ぎない。

だから自分はかわいそう。

何だかこうなっちゃう。

…それは自分がそういう道を選ぶから。

出来る努力をしないから。

うらやまれたところで、安泰に見える私は

ちっちゃなことでいろいろ心を尽くしてきたんだと思うよ。

少なくとも、アナタと同じことは考えない。

気楽に生きたら、それだけの人生。

どう生きるかは、その人次第。

選んだ道が、未来に続いてる。