【四半世紀のアイドルファンが想うこと★Ｖ６★　vol.162】

NHKで、モデルの冨永愛さんが出ている番組を見た。
冨永さんは現在40歳だが、１７歳の頃と、昨年撮った写真とが出てきたが、スタイルが全く変わらなかった。それどころか、パッと見た時、私はどちらも１０代の頃の写真かと思った。昨年撮った写真はお腹がもろバーンと出ているファッションだったが、腹筋が鍛えられまくっている。

番組ではもちろんスタイル維持のことを聞かれ、冨永さんは、筋トレなどを毎日やっているとのことで、１２ｋｇの重りを前後に振る動画も映された。
家の掃除でも、足を高く上げてやっていた。
お話では、もともと痩せていたそうだが、持って生まれた天賦の才だけでは、４０歳の今も以前のままの状態は維持できないだろう。

冨永愛さんは、別の番組でパリコレを扱っている時に見て、服を魅せるのに必要な動き、自分の見せ方などが凄すぎて、勝手に尊敬している。

それで、反射的に推しを思い出すのがアイドルファンだ。

私の推しの三宅健くんも、奇跡のおじさんとして４３歳とは思えない美貌とスタイルを維持している。お肌もいつも褒められている。

Ｖ６の頃から、雑誌などではちょいちょい話していたが、筋トレについてそこまで世間様に表立っては話していない。でも２０代の頃から、ポスターなどでバキバキの腹筋を披露していた。

アイドルは常にスマイルだから、地道な筋トレの話を全面に押し出しては言わないのだろう。

冨永さんだって、私が見た範囲で恐縮だが、他の番組でも毎回筋トレの話をしているわけではない。

スポーツや芝居など、どの世界でもそうだと思うが、トップクラスの日々の鍛錬はハンパではない。普段見てると意識しないが、なかなか出れない芸能人がたくさんいる中で、国民の大半が少なくとも名前を聞いたことがある芸能人はトップクラスだ。

特に見かけが求められるアイドルは、本人として、劣化したらファンが離れることは容易に予想しているだろう。

権くんは、奇跡のおじさんとしてお肌が褒められることが多いが、その維持は相当に苦労したそうだ。本人がラジオで喋っていたが、幼い頃はアトピーで苦労し、周りから心無いことを言われて辛い思いもしたらしい。

それを克服して、奇跡のおじさんとして、お肌の美しさもキープしている。
ただし、キープのためには毎日、化粧水が染み渡るまでケアしたりと、相当な時間をかけている。

鍛錬を表立っては言わず、黙々と維持しているところでは、すごいと思うとともに、そういう苦労を話しにくいのは大変だなあとも思う。

ところで、健くんは、ここ２年ほど、クリスマスにファンクラブ会員向けの配信をしてくれている。２メートルほどある巨大なクマのぬいぐるみが、ソファで健くんの横に座っている。それは健くんが「ねえねえ」といって話しかけるためだ。１０代のときから変わらぬアイドル感爆裂だ。

巨大クマのぬいぐるみに話しかけても違和感のない４３歳は、世界広しといえども、人類の中で健くんだけだろう。