三宅健くんとの握手会の思い出

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.227】:土曜更新


先日、最押しの三宅健くんのYouTubeライブを見ていたら、握手会の想い出話をしていた。
ここしばらくないから懐かしいなあ。

今はSNSで推しが直接投稿してくれてたりするから、距離感はぐっと縮まった。
でもそれ以前は、握手会がなければ、推し本人と近い距離で接することはできなかった。

記憶では、行ける機会は全て握手会に行った記憶だ。
V6の時は6人とたくさんで、ベルトコンベアのごとく押し出されるように流れ作業の握手だった。

カミセンことComing Century(V6の年下3人ユニット。森田剛くん、三宅健くん、岡田准一くん)の握手会もあった。
この時は急なアナウンスの上、東京都内の2か所のCDショップのみでカミセンの新アルバムを買ったら、その中に当たっていたら握手券が入っているというものだった。
更に平日の昼間だったため、私はたまたま空いてたから行けたが、急なアナウンスだったことも考えると、多くの人が行けなかった日程だった。

握手会は一日で2回開催、だからその2回分が当たればマックスだ。

友人から情報を聞きつけた私は、すぐに該当のお店に行ったら、既にレジに長~い列ができていた。
結局私はアルバムを10枚買って、たまたま2回分の当選券が入っていたというラッキーだった。

私はめったにない握手会で2回分当たったので正直有頂天だったが、そんな私の様子を見て、興味のない友達がヤフーオークションを調べたら、握手券が1枚30万円の値をつけていた。

私は2回分、すなわち2枚持っていたので、合計すると瞬間60万円の価値を持っていたことになる。
調べた友達たちは、今すぐ売ってみんなで宴会しようと迫ってきたが(笑)、「私60万円の価値を感じる側だから」と言って、もちろん売ることなく自分で大切に持って2回分の握手会に行くことができた。
それは参加人数も多くなく、カミセン3人のトークの時間もたっぷりあってすごく楽しかった。

でも握手会って緊張するんだよなあ。しゃべってもいい時は、変なこと言って推しを困らせるんじゃないかとか、下手に受けを狙いに行って変な顔されたらどうしようとか。

三宅健くんだけの握手会も行ったことがある。
その時は、V6のメンバーが全国のあちこちで単独で握手会をやるというものだった。
健くんは仙台、岡田くんは北海道だった。
お金もないので夜行バスで仙台まで行って、でも複数回当たっていたから、3回健くんと握手することができた。
話しかけることもできたから、並んでいる間に色々と考えて、健くんが笑ってくれたことは今でもいい思い出だ。その顔も覚えている。
何より、実際に見ると、本当に顔が小さく、握手する手が細くて繊細だったのを覚えている。美しい推しは遠くで見ても美しいが近づくと更に美しさの本質が際立つ。

SNSの時代になっても握手会はやっぱりとても贅沢な瞬間だ。
年齢を重ねて円熟味を増した美しい健くんをまた近くで見てみたい。

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