ファン活動が「推し活」としてどんどん広がってる理由について考えてみた

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.217】:土曜更新


TOBEの東京ドームでの全メンバーお披露目コンサートですが、スミマセン、何とか1公演当たりました。
神様がくれたチャンス、目に焼き付けてきます。

それにしても、四半世紀以上前に三宅健くんのファンになった時、その将来に「推し」という言葉が生まれ、世間にこんなに推し活が浸透する社会がくるとは思ってなかった。

当時私は20代だったので、10代の若い子ならいざ知らず、アイドルファンになるなんて最初は気恥ずかしさがあったのも事実だった。
それに世の中には流行り廃りがあるし、アイドルの人気は数年だろうから、アイドルのファン活動って将来下火になったりするのかなって漠然と思っていた。

それがそれが、今では「推し活」って言葉まで市民権を得て、老若男女が堂々と活動できる時代が来てて、私のうっすらぼんやりな予想はいい意味で大きく外れたのである。

この大勢の人による「推し活」は、アイドルならアイドルの類稀な努力によると思われる。
アイドルは歌って踊るだけでなく、バラエティに頻繁に出たり、演技も求められる。

AKB48さんを見てても、歴代のキャプテンの話を聞くと、チームをどう盛り上げていくかなど、いわば企業の経営者のような意識の高さにいつも驚かされる。

バラエティもただ出てるだけではなく、どのアイドルも何か爪痕を残そうと普段から色々と考え悩んでいる様子が見て取れる。

アイドルとして、ダンスも以前よりテクニックも増えてるし、三宅健くんもダンスでは今だに素晴らしい師匠について鍛錬を怠らない。
三宅健くん、年を追うごとにダンスの表現が増していると感じてる(ファンの欲目じやないと思ってる)。

それにアイドルで一番大事な外見が、多くのアイドルさんで年齢を重ねても全く衰えない。
健くんは年齢を重ねた分、艶っぽさが増すばかりだ。

あとありきたりだけど、インターネットの存在は大きいんだろうなあ。
昔は実生活で同じ熱量のファンを見つけるのは至難の業だったけど、今はSNSで距離に関係なく語り合うことができる。
そしてそれを見た別の人たちが、そんな楽しい活動があるのかと、また市民権を獲得していったのだろう。

何より「推し」という言葉がいい。推し活では「尊い」という言葉が使われるが、「推し」という言葉自体が尊い。我々のファン活動の本質を突いてて、言葉自体がとても肯定的だ。

流行り廃りがあるものの、たゆまぬ努力や工夫で内容が上がり、裾野が広がり、そして内容を象徴するステキな言葉が生まれれば、社会的認知を獲得してますます広がっていくのだろう。

色んな方から「肌がキレイ」と推しが言われる度に、そうでしょ私の推しはそうなのよと誇らしく思ってる。そう思わせてくれる三宅健くんのアイドルとしてのプロ意識のおかげで、予期しなかった四半世紀以上も推し活を楽しませていただいております。推しに感謝!

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