神様がついてるひと

男性の同僚の身の上話。

お母さんがお父さんの介護看取りの後
自らはアルツハイマーで寝たきりになり亡くなったのは知っていたけれど

今日のはお母さんの妹と言う人が霊能者と言われる人で

口寄せと言われる事をして代金をもらい結構繁盛していたと言う。

しかし夫の介護に身をやつして疲れていた彼の母親に
時間を問わずに電話をかけてきては長い電話を繰り返していたとのこと。

それなりの財力を持っていて 言葉も強い彼女に母親は購えなかったのだろう。

彼女のことを他の親類は

「彼女には神さまがついているから」と語っていたらしい。

それ聞いて

神様に失礼だわw

って思った私です。

母親が亡くなってからはその叔母と連絡も取ってないらしい同僚。

本当の神様は人の口を借りて人を責めたり
言うことを聞かそうとはしないと思う。

その言葉に惑わされる人の心の弱さは痛ましい。
自分もそうだったからだけどね。

人の心こそ神様に近くて遠い。
完全に至る道はありそうでない。

だから人は中庸を行くべく迷い悩み苦しむんだ。

それはだれかに相談しても解決しない原始的な作業。
黙々と自分と向き合い世界と取っ組み合う事だ。

それを避けて
私の言うことを信じなさいと言う言葉を
疑うべきなのだ。

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