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【今週も何とか生き抜いた】vol.17

(4/22〜4/27)

会いたい人には会わねばならぬ

↑これはそう。本当にそう。
特に足と腰をいわして、どこにも行けないカラダになってから徐々に体調も気分も上向きになって来たあたりからすごく感じている。

歩けない私のことをずーっと励ましてくれていた友達が、元気になって再会した私に言ってくれたんだけど、口や態度には出さなかったけど、、実は私のカラダがそんなことになっちゃうなんて本当に本当にびっくりした、と。
もう、会えなくなっちゃうのかも!
これは誰にでも起こりうることなんだわ!
ってなって、まじで怖かったと言ってくれた。

ありがたいな、と思うと同時に私だって逆の立場だったら嘘だろ、っていう恐怖に陥ると思う。

という辛く恐ろしいアクシデントが起きなくても、人はとにかく忙しいので無理矢理!って気合いを入れないと、中々人と会う予定が成立しないのだ。
私なんて日々の労働が辛すぎて(職場復帰したあたりは「働けるって素晴らしいしありがたい…!」と思っていたけど、そんな高尚なことを思ったのは一瞬でした。まじで一瞬)週末とか給料日を目指して生きてるので、あっという間に月日は経ってしまう。
だからこのnoteを始めた訳なんだけど、今「あっという間に月日は」と入力したら、私のiPhoneの予測変換が「百代の過客にして」とぶっ込んで来た。びびった。
そうか、我々は旅人なんだな。生活という(人生、ではない。ココ、ポイント)旅を一生やめない、やめられない旅人なのだ。

という訳で!!!
行く行く詐欺を働いていた友達のところへ遊びにに行くことにした!
場所は金沢!2泊3日の旅!

実は何度も行く計画を立ては、私の体調のアレで新幹線を泣きながらキャンセルしていたのだ。
私、絶対に東京へ行けないユイちゃんなの?(「あまちゃん」の話です)と金沢が私にとっての鬼門になっちまったんじゃないかとハラハラしながら生活に追われていたが、いよいよ金沢旅行が実現する日がやって来た!

未来の私が「そうだ、私はこんなに素晴らしい旅行をしたんだわ」と思いたいので、今回の旅行を断片的に記録していく。

全然誰の参考にもならない旅行記、Here you go!

今回の日程は2泊3日。私は東京在住なので東京駅から新幹線「かがやき」に乗って金沢へ。

1日目  出発〜1人行動タイム多い
2日目  友達&友達の子どもと過ごすタイム多い
3日目  私と友達で行動タイムがメイン〜帰京

こんな感じの日程を過ごして参りました。

まず初日。

朝早い出発だったけど、新幹線に乗るならビール飲まないともったいない!
と思ってしまう貧乏性発揮

ところで北陸新幹線「かがやき」って最高じゃないすか?
足元広くて楽ちんだし各座席に電源あり。もうこれだけで最高じゃん、トンネル多くても自分、我慢出来ます!

そんな最高の「かがやき」に乗って金沢駅、結構あっという間。
そして金沢駅と言えば、、

実物大(?)ひゃくまんさん
もてなしドーム
そして大地に埋まるやかん

以上、私的「3大金沢駅と言えばシンボル」ですね。
この3つを全て目視で確認致しまして「金沢来たな〜」となるやつ。

スーツケースを駅のロッカーにソッコー預けてウォーキングスタート。
近江町市場でランチ出来でも、と向かってみたんだけど

美味しそうだわ安いだわで…!

久々に訪れた近江市場には、築地デジャヴな外国人観光客がてんこ盛りでそのパワーに着いて行けずあっさり諦めた。

数年前金沢へ来た時に、友達に教わったお寿司屋さんに行ってみたら未だご健在だったのでここでランチ食らう。

シャリ小さめで、と言ったらネタも小さくなってて、なんか、納得行かない笑
美味しかったけども!

で、そこからまた歩いて金沢城公園へ。
まだ桜が残っていて、周りの風景と相まって本当に綺麗だった。

ここは天国かな?
いい時期に来れたな〜
石垣の迫力
公園が広すぎて人の多さはほとんど気にならなかった

どうやら金沢って「弁当忘れても傘忘れるな」というライフハックな言い伝えがあるらしく、であれば本当に幸運を噛み締められるお天気&景色を堪能した。

で、公園つっきったらすぐ兼六園。
私の今日の目的はその先にある歴史的博物館なので、兼六園の入場料を払って中の景色を見ながらこちらも突っ切ることに。

兼六園の例のアレ
どこを撮っても絵になる、それが兼六園
苔ロード素敵

私、コレ人生で3回目の兼六園。
結構な打率では?
しかしね、何度来てもイイのよね。それが兼六園。

そして本日の私の最大の目的が、石川県立歴史博物館。
兼六園を突っ切ってたどり着いた。

おや?ここはイギリスの片田舎かな?
いいえ、石川県立歴史博物館です

わ!誰もいないじゃん!
いいの?こんなにステキな所なのに?

見るからに重そうだわ〜
祭礼の再現モノに弱い私は
県立なので入場料も安い!(そこ)

こういうの見るの、、好きなのよね。
昔のモノを作るパワーと技術に感嘆して、そしてそれが今までちゃんと残ってることに感動して忙しいんだよな、興奮しちゃう(バカの感想)。
そしてつくづく思うのが、墨で書かれた文字や絵は1000年とか軽く消えずに残ってるのすごいよね(バカの感想)。

石川県の気候や土地の性格から来る昔の人の暮らしぶり、みたいなものも丁寧に展示されていて楽しかった。
江戸時代の加賀藩の繁華街メインストリート絵巻に描かれている店や人を、あますとこなくフィギュアで再現してるコーナーがあって、よく出来てたなぁ。大名行列もフィギュアで再現されてたよ、すごい迫力だったぜ。

で、博物館からまた徒歩で21世紀美術館まで歩いて、今度はバスで金沢駅まで戻りました。楽ちん。
その後友達ファミリーと合流して夕食食べに子ども安心ファミレスへ。
初日終了〜

はい、次2日目!

朝、友達&友達の子どもちゃん2歳半と一緒に友達のご主人の出勤を盛大に見送る。

で、その後友達に連れて行っておくれとおねだりしていた「九谷焼陶芸村」へ皆で出発。
友達の子どもちゃんは男の子なんだけど、赤いちっさな紙袋(!)にお気に入りのミニカーと、ウィダーINゼリー的なパウチ入りの飲料を入れて(飲む訳ではない。手触りが気に入ったらしい)準備オッケー、やる気まんまんだ。

久谷陶芸村、そんなに遠くなくて感激だ。
そして九谷焼で作られたモニュメントに腰抜かす。デカいし何これ感がすごい。
ちょっと古代ギリシャみあってカッコ良かった。

陶芸村、つうだけあって何やら体験コーナーや、美術品としての九谷焼を見れる博物館的な建物があったりするんだけど、やはりずらりと並んだ九谷焼のショップに興奮するわたくし。

興奮。
友達親子は近くの滑り台などがある小さな公園で、ミニカーエンタメしててくれているので、ありがたくゆっくり買い物させて頂く。

うっ…今年は食器は買わないと誓ったのに、、と思いつつ、こんなかあいらしいお皿が破格の250円、300円で売られていたら買わなきゃバカだろの気持ちが抑えられずまんまと購入。

B級品なのでこの価格らしいけど、いやいやとても素敵である。
あと、実家の母へのお土産に型落ちモデルなのでお買得ですよセットのお皿を購入。

実家にて撮影。実家感溢れる写真

友達の車で来ているので、多少重い買い物をしても気が楽なのである。ありがたい。

並んでるお店はどれも少しずつ雰囲気も置いている商品も違うので、やっぱり興奮してしまう。もっと買い物してしまいそうで、自分で自分が怖くなって陶芸村を後にすることに。

いやー、これは車じゃないと中々来れないところだわ。友達のおかげだわ、ありがたい〜!

その後、近くの道の駅でランチ。
ここでも車だし多少重い買い物をしても気が楽なのだと思って(2回目)地元産の日本酒を購入。いいぞ。車で移動出来るって素晴らしい。

道の駅でゲットしたお菓子。食べる前からわかる。お前たちは間違いない…!

子どもちゃんお昼寝の為に一旦帰宅。
その間、私だけ金沢駅あたりを回ろうかとも思ったが、時間も中途半端なのでそのままお宅にいさせて頂くことに。
リビングで優雅にコーヒーを頂きながらデカくて立派なTV画面で永野のYouTubeを観る。友人宅ですることか、と思うんだけど最高にエンジョイしちゃった。

孤高の天才芸人・永野に夢中なので致し方なし。

一見、周囲に無茶言ったり噛み付いたりしてる永野だが、実は本当のことしか言ってないじゃん!と気付いてから、最近の私はずっとYouTubeで永野動画を漁る日々だ。
(もちろん「フルタの方程式」も時々観てます。現在ヤクルトは最下位と5位の間を迷走中。がんばれスワローズ!)。

その後、すこやかに昼寝から目覚めた坊やと夕飯。
夕飯は友達のお宅でなんとわたくし、人生初のタコパである。
何やこんなに簡単に美味しくお家でたこ焼き作れるんかいな!ワテ、知りまへんでしたわ!と、私の中の福来スズ子が叫ぶ。
タコパは生まれてこの方やったことない、と言うと友達に大層びっくりされたんだけど、我が家ではたまにお好み焼き焼いたりもんじゃ焼き作ったりしてると言うと友達はやっぱりびっくりしているのだった。
こういう食文化の違いって本当に面白いな。日本なんてちっさい国なのにね〜

さて、3日目。

この日はお子は保育園へ行き、お父さん(友達のご主人だ)はお仕事へ。友達が休みを取ってくれて私の夕方の新幹線まで我々2人のフリータイムだ。イヤッホゥ。
早速、友達が最近フワッと気になっているというカフェに行くことに。

とても素敵な森の中のカフェでござった。

お茶とケーキを注文したらアイスクリームが付いてきて、ちょっとしたお茶会状態で我々歓喜!

こちらのカフェ、とてもこじんまりとしたお店ではあるが、お庭には花が咲き乱れ、餌付けをしているという木にとりつけられた子箱では鳥がさかんに出たり入ったりしていて、我々を全力で癒しにかかって来ていた。
カフェの中もアンティークや店主のご主人に手による絵画が飾られていて、親しみ全開の雰囲気。
おかげさまで、まるで赤毛のアンに出てくるティーパーティに参加してるような気分になれました。お茶もケーキも美味しかったのだ!

石川県、なんか山の中走ってるとよく突然こういう素敵スポットが現れる。

そしてその後、友達がとっておきのスポットへ連れて行ってくれた。
温泉である。

絶対地元民しか知らないであろう素敵な温泉…!
銭湯価格の温泉だった(最高)が、こちらではお食事出来たり宿泊出来たりするらしい

露天風呂こそはないものの、壁=窓、だったのでなんとも美しい緑の木々を眺めながらざぶんと浸かって最高に気持ち良く気分良くなったわたくしたち。
風呂上がりに庭にある2人掛けブランコに友達と並ん座ったりして、これは恋人同士が乗るやつでは?まぁいいか。となって、どちらともなくずーっとブランコを揺らしながら互いの近況を詳しくアップデート。
よし、これでまた少し頑張れるよ!

その後、金沢発祥の回転寿司屋さんである「まいもん寿司」でランチ。
そう、隙あらば寿司食うスタイル。
なんかココ、東京にもあるらしいわね。全然知らなかったんだよな、今度行ってみよう。

もりもり寿司と迷ってまいもん寿司へ来た!
軽くて甘くて美味。ずーっと食べてられる!

白エビの唐揚げ、美味しかったなぁ〜(もちろんビール飲んでます)。
友達は生まれも育ちも金沢なんだけど、やはり魚は美味しいといつも言っていて、こういうレベルの高いチェーン店がたくさんあるんだから本当に羨ましい。

その後、金沢駅まで友達に車で送ってもらって友達との最後の喫茶タイム。
せっかくなんでお抹茶飲んじゃったよ!

お団子は友達とはんぶんこ

いやぁ、話は尽きないねえ。
私の親兄弟の話を聞いてもらったり、友達のお子を巡る将来の夢の話を聞いたりさ、そうこうしてるうちにもう夕方だよ。
そしてまたすぐ会おうねと半分本気、半分祈りの言葉を交わして友達と別れました。

金沢駅はお弁当やらお土産やらが買えるお店がコンパクトに並んでいてめちゃくちゃ便利。今は能登の地震の復興応援と福井まで新幹線の開通で、結構賑やかに盛り上がってた。そうそう、能登地震とその復興については忘れてはいけない。
と言いつつ、欲しくなるものたくさんで悩ましい。。。
私はひと通りのお店をウハウハで眺めた後、友達激推しの中田屋のきんつばと夕飯用にと焼き鯖寿司を買って新幹線に乗りました。

普通に東京でも買えるらしい、、知らなかった!
しかしね、金沢で買うからいいのよ。旅行ってそういうもんだろDon't you think?

ああ、楽しかった金沢旅行が終わってしまう。

短かったけど観光も出来て、美味しいものも食べて、温泉にも入って、お買い物も楽しくて、何より久しぶりに会う友達とゆっくり話せたし、初めてお目にかかる友達の子どもちゃんとも仲良く遊べて、色んな欲望を満たすことが出来た素晴らしい旅だったよ。

大人になって良かったな。

また、必死こいて地道に働こう。
友よ金沢よありがとう。またね。

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