にきびはよなおる方法‼

中３　ｘｘｘ

皮膚のトラブルは「菌との共生」という考え方で少なからず改善されます。
人間の皮膚には「皮膚常在菌」という菌がいます。
この菌たちは、外から来る皮膚トラブルの原因菌の繁殖を防いでくれます。
「皮膚常在菌」は「皮脂」をエサにして活動し、乾燥には弱いです。
「皮脂」は顔のアブラ分のことで、これは、皮膚の水分を保つバリアの役目も果たします。

…分かりますか？
過度の洗顔や薬品によって「皮脂」が不足すると、バリアがなくなり、「皮膚常在菌」の働きまでにぶるのです。
さらに、エアコンによる冷暖房で皮膚の乾燥が進めば、皮膚トラブルは一向に改善されないのです。
大切なのは、汚れを落とす程度の洗顔と、保湿、「皮膚常在菌」の力を強めることなのです。

【追記】
生徒に「これはちょっと古い」と言われたので、調べました。
追記しておきます。（いつも適当に書いているくせに…）

にきびには、皮膚常在菌のうち「アクネ菌」が関係していることは従来から分かっていたことです。「アクネ菌＝悪」、すなわち、洗顔（殺菌）でアクネ菌を退治する、という方法が一昔前の考え方です。
しかし、アクネ菌も皮膚常在菌の一つ。皮膚を弱酸性に保つという重要な役割を担っています。
最近は、
１　毛穴に皮脂がつまる
２　つまった皮脂でアクネ菌が繁殖する
３　皮膚が炎症を起こす
の順ににきびが悪化していくことから、
１の段階でどう手を打つか、というところが重要になっている、とのこと。