はじめに

　2024年1月28日（日）、我々Frostvoidは「Djent極道」を標榜するDjentバンド、Paramenaと共同企画である「FAR EAST EXTREME」をWildSideTokyoにて主催する事となりました。

　元々はParamenaのVo、yu-to君と何かやりたい、という話をしていたのが相成ったのが今回ですが、折角やるならばライブハウス主催では出来ないような挑戦的な事をしたい、という事でMelodic Death Metal（Riff）シーンとDjent/Thall（Zero）シーンのクロスオーバーイベントをやろう、という事に話がまとまりました。
　おそらくMelodic Death Metalを中心に追いかけている層はDjent/Thallシーンの現場に足を運ぶことはないでしょうし、逆もしかりでしょう。
　せっかく遊びに来てくれるのであれば、それぞれの現場を体感してもらいたい。普段出会わないようなバンドを見てほしい。そんな想いでタイムテーブルも「Riff」枠と「Zero」枠が交互に入り乱れるように組まれています。

　ということで、全く前情報がない、聴いたことがないというバンドもおそらく居ることでしょう。この日を最大限楽しんでもらえるよう、少しでもバンドへの理解を深めてもらいたい。そんな趣旨で、稚拙な文章ではありますが出演バンドを紹介していきたいと思います。

The Oath Of The Wolves

　2022年7月始動の東京発メロディックデスメタルバンド。その楽曲のクオリティとステージングの貫禄に、鮮烈なデビューを果たしました。同年8月には1st Single『BEYOND THE HORIZON』をBandcampにて配信。同曲はYouTubeでも聴くことが出来ます。

　2023年1月には主催の始動ライブを行い、大成功を収めるなど精力的に活動しているバンドの一つです。2024年2月には2度目の主催ライブを控えており、Frostvoidの出演も決定しています。

　Frostvoidとの共演回数も多いバンドですが、見るたびに進化しており見るたびに負けていられないと感じさせるバンドです。スウェディッシュ直系のデスラッシュから、「聴かせる」系の叙情的なリードまで、いわゆる「北欧メロデス」を愛する人であれば拳を突き上げてしまう事間違いなしのサウンドを持っています。当日もRiff枠のトッパーという事で最高のステージを見せてくれる事でしょう。

Desolate Sphere

　2020年始動の東京発メロディックデスメタルバンド。今最も注目されている国産メロデスバンドの一つでしょう。2021年に2枚のEPをリリースした後、2022年にライブ活動を開始。2023年には3rd EPをリリースし、収録曲の「Ableze From Within」はMVも出ています。

　2023年のCryptopsy来日ツアーでサポートアクトに起用されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けているバンドです。Cryptopsyについては説明不要でしょう。

　テクニカルでブルータリティのあるリフワークは、ある意味主催よりも「Riff」側にあるかもしれません。一方でその勢いの中にも絶妙な叙情性を感じられるのは、バンドのブレインたるMurakami君のメタルオタクぶり故に為せる技かもしれませんね。
　非常に残念なことに、個人的にはライブを見る機会を逃し続けてるバンドだったりします。奇しくも主催企画で呼んでようやく見れるのですが、クオリティに関して言えば疑う余地はないでしょう。イベントの中盤、貫禄のあるステージングを見せつけてくれる事と思います。

おわりに

　という事で駆け足ではありましたが出演バンドを2バンド、Riff枠から紹介しました。次はZero枠のEast Up Line、Delusionistを紹介した後、その次にはArise In Stabilityと主催2バンドを紹介出来ればと思います。乞うご期待！