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58.31314 第82回 卒アルと空しさ

(音声:20分14秒、テキスト:約5400文字)

♪~ BGM:Crazy Glue (Instrumental Version) by Josh Woodward ~

【0分15秒~】

こうやさいさしです。
ラジオ、58.31314(ごじゅうはってん さんいちさんいちよん)、始めさせていただきます。よろしくお願いします。

今回はですね、前回、槇原敬之回を録って、結構、感情が高ぶった、いい意味で、いい気持ちで、ラジオ収録をできたんですけど、そっから一変して、最終的に、虚しさというか、気持ちが空っぽになってしまったっていうか、そういった話をします。皆さん、心してお聞きください。

経緯をお話ししますと、私の実家の洗濯機って、結構、容量、洗えるものの何kgまでっていうのがデカくて、布団も洗えるし、毛布も洗えるんですよね。で、それで、季節も変わりましたし、母親の方からも結構、「あんたそろそろ布団交換する?」とか、「晴れた日は、毎日干してる?」みたいなことを言われてたんで、収録日ベースで言うと、昨日持ってったんですよ。布団と毛布を、実家に。

<あ、これガンガンいってんのは、外の洗濯物が窓に当たってる音ですね。今、網戸にして収録してるんで、ちょっとガンガン聞こえちゃうかもしれないんですけど、そういうわけです。>

実家に行く前に、実家方面のコーヒー屋さんに寄って、コーヒー買って、サービスドリンク、あの、コーヒー豆買った人には一杯無料で何かサービスしてくれるところだったんで、水出しアイスコーヒーをもらって、そこから実家に行ったわけですよ。もし両親がいたら、この水出しコーヒーおいしいからって言って、2人に飲んでもらおうとも思ってたし。

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したら、両親がいなかったんですね。なんで、一休みがてら、コーヒーを少し飲みながら、

【2分42秒】BGMオフ

Twitterとかにもあげたんですけど、福丸さんが今絶賛換羽中で、すごい羽根抜けてたんで、まあそれを採集しつつ、コーヒー飲みつつ、ちょっと一休みして。で、よしじゃあそろそろ動くか、みたいな感じで。

その新しい布団っていうのは、2階にあるんですよ。だからまあ、古い布団、今まで使ってた布団と毛布は、1階の和室っていう、もう今はほんとに福丸さんの寝床となっている、誰も使ってないような、物置部屋まではいかないけど、まぁ物置部屋ですね、そこに置いといて、2階に上がって、新しい布団を持って帰ろうかなーって思った時に、同じ部屋、布団が置いてある同じ部屋には、兄2人が使ってた本棚もあって、まだ、兄2人が買った漫画とかもそこに入ってるし、なんならなんか漫画増えてたし、CDとかDVDとかもあったし。

で、一番下の段が一番背が高いように、こう板が設置してあって、そこに兄2人の、小学校のはあったかな、そこまではちょっと見てないな。ただ、少なくとも、中学・高校・大学の卒業アルバムがあったんですよね。

まあそれが目に入って、対して自分の卒業アルバムっていうのは、小学校と中学校だけなんですよ。高校は、もうすぐ転校したし、その転校先では、多分卒業アルバムっていうのは、希望者だったのか、あと、私がちょっとその転校先の学校とうまくいってなかったんで、ね。

なんか、電話がくるんですよ。卒業した後にも。「最近調子はどうだ」みたいな。「どういう調子でやってるか」とか、「今度こういう行事があるから、OBとして来ないか」みたいな。で、その度に私はまあ、まだ、その度に何て言うのかな、うん、「いや、もういいです」とか、全部、否定・否定・否定してたんですよね。

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で、もしかしたら、母親が陰で、娘がそんなにいい思い出が無いので、もう電話してくんな、みたいなことを言ってくれたのかも分かんないんですけど。だからか、結局、その高校で卒業アルバムが希望者には出すよみたいな、お金払ってくれれば...

<外で工事始まっちゃったんですけど、このまま続けますね。>

...そういう設定だったのか、分かんないんですけど。そう、そんなんで、まあ自分のは、小中だけしかなかったんですよ。

【5分55秒】

で、同じ場所にあったのは、中学のアルバムなんですよね。

ちなみに、この中学のアルバムっていうのは、えーと、私は一応、中高一貫校に通ってて、高校に進学してしばらくしたら生徒に配られるなり、自宅に送付されるなり、みたいな感じだったらしいんですけど、私は、もうその時には転校してしまったので、後に母親が中学まで行って、あの、「○○さんの中卒業アルバムです」っていうふうに、貰ってきたらしいんですよね。それを私は、随分あとに聞かされてたんですけど。

で、まあ、あったから、ちょっと見てみようかなと思って、中を見ました。

ね、あの、普通のアルバムですよ。クラスごとに、1人1人の写真が載ってたりとか、あとは1年次・なんちゃらとか、3年次・国外、あれなんだっけ?、修学旅行っていう名前じゃなくて、国外学習か、ニュージーランドで、3年次・ニュージーランド国外学習とか。

その中でも、自分が映ってたのもあるし、あとはクラスごとに、自由に写真とかを切り貼りして、で、なんか、メッセージを書くフリースペースみたいのがあって、面白おかしく写真を切り貼りして、そこになんか、「なんとかかよ!」みたいなコメントを貼ってとか、色々やってたんですけど。最後に、その3年間で起こった主な出来事みたいな感じで、まあ普通の卒業アルバムの構成ですよ。

私は、中を見ても特別思うことがなかったんですよね。自分が写ってるのとかも見たし、あ、そういえば卒業式っていうか、進学式の時に、なんか読んだなみたいなんで、その時の写真も写ってたりとか。運動会の特別競技で、担任をプリキュアの、なんちゃらブルーみたいな、プリキュアの格好させたなっていうのも、まあ思い出すっていうか、まぁそういうのもあったなぁみたいな感じで、見てたんですけど、特別な思い出とか、思うことが全くなくて。

嫌ではないんですよ。嫌な記憶として、それを見てたわけではないんですけど、本当に「無」だった。感情が動かされなかった、なんかそんな感じでしたね。

【9分5秒】

小学校のアルバムは、同じところに無くて、もと自分の部屋だったところで、今は母親の寝室になっている部屋にありました。

そこにも本棚があって、私が買って置き去りにしてる本とか、まああとは、私と母親で選別した、後世に残す絵本。『こぐまちゃんシリーズ』とか、私は『わすれられないおくりもの』っていう、私が小っちゃい頃、初めて泣いた絵本があるんですけど、まぁそういう本棚があって、そこにあったんですよね、小学校のアルバム。

小学校では、特に小6ですね。まあ小5からもあったか、ちょっといじめ。うん。

小学校の思い出って、やっぱり、学年が上に上がっていくごとに覚えてくことが増えるじゃないですか、記憶が新しい方が残るじゃないですか。で、小5・小6のあたりで、私はいじめられていたりとか、ハブられていたりとかっていうのがあったんで。

まあ、露骨な、その、周りみんなに囲まれて、罵声を浴びせさせるみたいんじゃなくて、本当にハブられる、女子特有の陰湿なあれですよね。あとは、陰で、身体的な特徴として、私は当時太ってたんで、それで多分、いじめられる対象になってしまったんでしょうけど、まぁ一言で言うと、いじめの嫌なことしか覚えていなかったんですよね。

で、昔、何かの写真で、その、私が嫌いだった奴、女子の顔を黒塗りした覚えがあったんですよ。それって小学校の頃の卒業アルバムだったかなとか、あれは個別のなんかの行事の時の写真だったかなとか、ちょっと思うことがあって、で、小学校のアルバムも見ました。したら、違いましたね。あー、これじゃないってことは、何かの写真で、おそらくもうその写真は捨てたのかな、みたいなふうに思いました。

【11分44秒】

で、やっぱり同じ構成ですよ。私の小学校は、人数が少なくて、2クラスで45人とかそこらだったんで、中学の卒業アルバムみたいに、個人の写真があって、でまあ、何年次の運動会とか、それこそ鎌倉修学旅行とか。

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その後に、自分たちが書いた作文も載ってたんですけど、私の作文の名前が、『うるさかった6年1組』、私、6年1組だったんで。

内容としては、やっぱり、うるさくて担任によく怒られていた話。うるさくて他人によく怒られていた話とか、逆に、授業中になると誰も手を挙げないとか、静まり返って、それが逆にしんどかったですみたいな、内容だったんですよね。

ちょっと、ひねくれてますよね、私、この頃。他の人たちは、将来のこととか、憧れている人とか、まぁあと、特別な思い出、それこそ修学旅行だとか。私は、やっぱりみんなと同じような事をやりたくなくて、こういう、『うるさかった6年1組』、うるさかったですと。

最終的なオチとして、この作文のオチとしては、良い意味では賑やかで、悪い意味ではうるさかった、このクラスと過ごしたのが楽しかったみたいなふうな感じで終わらせてたんですけど、全く楽しくなかったですよ。担任、大嫌いだったし、やる気あんのかねえのかしんねえけど、いつもだるそうで。

【13分41秒】

卒業式の進行で、毎年同じような進行だったのに、いきなり私たちの時には、一番の見せ場っていうか、まあそれが退場の時の曲を何にするかっていうのが、私個人としては、低学年の時から、まあずっと上の人達の見てて、最後の退場の時に何の曲を流すかっていうのが楽しみだったり、自分たちだったら何がいいかっていうのも考えてたりとかしてたんですけど。

私たちの時になると、それが在校生の合唱っていうのになって、それが気に入らないと。もうこれは抗議をしようと。で、結局、私ともう一人で、ちゃんと代わりの案を用意して、抗議したのに、「もう決まったことだから、しょうがないだろう」とか、そんな理由で、ずーーっと拒否られて。

結果的に、卒業式の練習の時に、1組の担任その本人じゃなくて、2組の担任から、私たちがみんなの前で怒られるっていう、「何の考えも無いのに、何の計画も無いのに、嫌なことばっかり嫌って言いやがって」みたいな、ふうに言われたんですよね。

「いや、私たちは、ちゃんと他の案も用意したし、進行として、こうして・こうして・ここで在校生の合唱組み込んで、曲の候補として何曲か、こん中から退場の曲を流すのはどうでしょうか」みたいな感じで言ったのに、なんか違うふうに話し伝えられて、変な怒られ方してっていうのを、私は今でも根に持ってます。だから、まあ、それが最後の因縁みたいな感じですね。

ただ、日々、担任から授業されるじゃないですか。その授業のされ方も、あー、この人、教員に向いてねーなっていうか、教員っていう仕事を舐めてる、なんだろうな、子供ながらにね、伝わってきたんですよね。あーもうほんとはこの仕事辞めたいんだろうなっていうことが。だから、もうこの教員大嫌いだったんですけど。

【16分22秒】

まあまあまあ、そんなこともありまして、だいぶ話がそれてしまったんですけど。

で、やっぱり、全部見ました。自分の作文も読んだりとか、他の人の作文、どんな作文書いたのかなっていうのも、読んだりしました。

だけど、やっぱり同じですね。小学校の頃の思い出が、もう嫌なことしか思い出せない。ポイント・ポイントで、こういうことされた、こいつにはああいうことされた・言われた。2回前くらいに話しましたけど、私、本当に毛深いっていう話しましたよね。背中とか腰周りも、もうびっちり毛生えてて、着替えの時にそれを見られて、それをネタに、なんかみんなに言われるみたいなことをこいつにはやられたなとか、そういうことしか思えなくって、もう、なんだろう、でも、嫌だったことには変わりないんですけど、もう感情移入ができなかったんですよね。

で、中学の頃のアルバムを見ても嫌ではなかった。むしろ、結構、まあ、みんなと仲良かったっていうか、まぁ面白い奴等いたなっていうのはあるんですけど、本当に「無」の感情で、小学校の頃は、その、同じ「無」なんですけど、その「無」の、なんですかね、よくない「無」感情をみたいな。

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まあ両方とも、感情移入ができなくて、本当に、ついさっき、まさにこれが「虚しさ」なんだなみたいな。空っぽな感じがして、で、そっからなんかね、気分が落ち込んじゃってるんですよね。低気圧のせいかもしれないし。高校の頃なんかはね、塾行ってたことが、一番の思い出でしたね。

まあ、あとはやっぱり、通ってた高校の、そこに集まる教師たちも、クソだったなっていう思いで。クソは言い過ぎか。ちょっと私とは合わなかったな、気持ち悪かったな、気持ち悪い高校だったなと。高校だったっていうか、校風だったなと思います。

【19分12秒】

唯一、塾行ってるのが、いい思い出かな。塾の先生は、結構面白い人でして、まあそれは別の回で録ろうと思いますけど。

うん。なんかすごい荒んだ小・中・高、大学もそうか、大学も結局、3ヶ月くらい、前期だけ通って、すぐ休学しちゃったんで、あんまり思い出がないです。

はい。

今回は、私が自分の卒業アルバム、

♪~ BGM:Pop Acoustic Guitar Loop by danke ~

小学校・中学校の卒業アルバムを見て、虚しさを覚えたっていうお話でした。以上でございます。それでは皆様、ごきげんよう。さようならー。

らじお詞黒板

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こうやさいさいし

20190414-こうや_text


Podcast 58.31314



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