「関ジャニはきっと笑いに変えてくれる」の言葉の意味について

連日のジャニーズ事務所についての報道はもうそれぞれの正義を振りかざす’専門家’に嫌気がさしてみていないし、SNSでもなるべくトレンドは覗かないようにしてネットフリックスとかユーネクストとかで映画を見て時間をつぶして精神衛生の良い生活を心がける毎日だった。

正直社会人になってからいろいろあって人間不信になっている私は、ネット上の知らない人の言葉はもちろん、いろいろな場面で関わりのある人の言葉も、宗教観、政治観、育ち、職業、いろいろな面でその人のことがわからないと、どの立場からその言葉を発しているのかを疑ってしまうようになった。どんな思惑が、どんな罠が、私を待ち受けているのか不安でたまらず、その人の言葉を素直に受け入れられない。

そんな私が今回の件の、Twitterやテレビで飛び交う言葉を信じられるわけない。疲れるだけなので見ていなかったら実は会見があることも知らなかった。先輩に言われて知った。

10月2日に事務所が会見をしてジャニーズ事務所はsmile upに名前を変えてその後廃業、別に新会社が設立され、そこに現在ジャニーズに所属しているタレントはエージェント契約なりなんなりで活動を続けていくということが決まり、さらに、関ジャニ∞とジャニーズWESTは改名していくことが発表された。

私は社会人なので平日の昨日は仕事をしていた。仕事中なので携帯は見ないようにしていたが、先輩がみていいよーといってくださったり、先輩が情報を取って教えてくれたりと、協力的にジャニーズの情報を取ってくれた。

そして関ジャニ∞の名前が変わると発表されたときに、『関ジャニ∞なら笑いに変えてくれるから大丈夫だよ』といわれた。

そうですね、関ジャニ∞ならきっと大丈夫ですね、と答えたが、

楽しいグループだから大丈夫と、先輩の言葉は続いた。

私の関ジャニなら大丈夫は、その意味では言っていなかった。

確かに関ジャニは楽しいグループだが私の言う、関ジャニ∞ならきっと笑いに変えてくれる、は、すばる君が脱退した時、安田君が怪我した時、亮ちゃんが脱退した時、コロナになって47が回れなくなった時、確実にeighterの近くに寄り添って、傷跡かくして微笑む関ジャニのやさしさと強さを知っているからこそ出た言葉だった。

関ジャニは元気のいい わいわいした兄ちゃんたちでどんなにベテランになってもわいわい担当であるがその実、とても繊細で堅実で、努力家で、血のにじむような努力をして這い上がってきて、自分たちの力であらゆる切符を手に入れた。

何においても自分たちの可能性を信じて行動できる真摯で真摯な人たちである。

何よりもファンを大切にしてくれて、ファンのためにといろいろなことをして楽しみを作って、未来を約束して、どんな考えを持つファンも取りこぼさず寄り添ってくれるから、ファンは安心して笑っていられるのである。

すばる君が脱退した時、赤は血の色だからずっと俺らの中に流れているといいなかったことにしなかった安田君。

安田君を連れてきたかったからと会見に眼鏡をかけてきてくれた丸ちゃん。

安田君が怪我した時、やすが無理したら俺がステージから抱えておろすとファンと約束してくれた大倉君。

15祭で8人の人形を並べてくれた関ジャニ陣営。

事あるごとに辞めたメンバーの名前を出しては懐かしみ、なかったことにせず、ヤンマースタジアムでヤンマーと呼ばれてはーいと返事をする安田君や、20th前夜祭でここにいるメンバーも辞めたメンバーも大好きといってくれる安田君。

5人になった時、まずファンに会いに行こうと47を開催し、ありえないスピードで回って5人の顔を見てもらおうと決め、さらにキャパが狭いから会えないファンもいるからと関ジャニ8tvを設置していろんな動画をアップしてさみしくないように、たくさんのファンを取りこぼさずケアしれくれた。

さらにコロナの時には家を大解放して収録して、会議して、YouTubeも8tvもたくさん長尺の動画を見せてくれて、朝起きる時、寝る時のラジオもメンバーで撮って精神安定剤にさせてくれた。

8時と20時を関ジャニ∞との約束の時間のように思っていた気がする。

そうやって関ジャニは手を変え品を変え、あらゆる手段を尽くしてファンを大切にして、YESというプロポーズソングまで作ってクリスマスにMVをアップしてくれたりなんかしながら、ファンを安心させて、笑えるように頑張るねと、話せる限りは全部話しますねと、ファンに対してありのままの心を話すと言ってくれて。

その関係値と関ジャニ∞の努力とエンタメ力(りょく)によってファンはたくさんの事を乗り越えられたし、楽しく今の関ジャニを応援できている。

関ジャニはただメンバーが抜けたことを笑い飛ばしているわけではないし、おちゃらけわいわい兄ちゃんでもない。別にそのことをファンじゃない人全員が知ってろよなんて思ってないけど、先輩の言葉を聞いた時、関ジャニ∞って外からはまだその認識が強いんだ、、と思った。

今回の件についてもレンジャーでもオークラブでも丸の大切な日でも触れられていない。だけれど外に出るコラムで横山さんがやっと触れた。

SNSやニュースで連日のように目にするもので疲弊しているであろうファンに対してこの場だけでも楽しい時間にしたいという思いやりのようなものを感じてうれしく思った。

きっと我々ファンよりももっと厳しい話もしてるしされてるし、自分たちの人生どうなるのだろうの気持ちでいっぱいだろうに、関ジャニはファンを優先して話題を選んでくれた。

人生丸ごと応援しているように錯覚させてくれるのに、つらい時にはつらいように見せず、でも一緒に歩んでくれてありがとうと、ファンともつらさを共有しているように思わせてくれながらも、少しでも楽しい時間を過ごしてね、とエンタメを提供してくれる。

例えるなら、ご飯食べに行って、おいしいご飯を食べて、お会計の時になっておごってくれるといわれ、そんなの悪いですと割り勘にしようとしたら、じゃあ1000円だけもらうね、と言ってくれる先輩、みたいな。

会見後すぐに上げてくれた8tvも、何も決まっていないことを発表してくれて、ふわっとしてますということを教えてくれた。

俺らは変わらない、中身は変わらない、5人でやっていくことに変わりはない、と生の声で、表情の見える動画で、教えてくれた。

何も決まっていないなら動画だって取らなくてもいいだろうに、きっとファンが路頭に迷ったような気持ちだろうと考えた関ジャニが、じゃあとりあえず顔を見せて、げんきで、5人でいて、これからも5人でいるということをお知らせしよう!と動画を取ってくれたのだろう。

愛されてるなと実感した。

そうやって今までも関ジャニが真摯な対応でファンを守ってくれた実績と信頼があるから、関ジャニについていったら間違いない、関ジャニなら大丈夫、きっと笑っていられる未来に変えてくれる、そんな思いがファンの中にあふれるし、関ジャニならきっと笑いばなしにしてくれるよ、の言葉に、ファンの私が思う意味とファンじゃない先輩が思う意味の乖離が起こる。

私は関ジャニなら、きっと、同じペースで進めるファンも、関ジャニがいいとしばらく立ち止まるファンの事も丸ごとぎゅっと包み込んでくれるような気がする。

そして彼らはeighterに丸と四角と三角のお守りをくれたから、関ジャニを応援する覚悟と、信じ、愛する気持ちと、20thを楽しむ意気込みと、たくさんのお金を準備していればあとは何とかどうにかなるようになるし、なるようにしてくれるように思っている。

関ジャニ∞の5人の幸せと健康を願って。


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