農家__2_

勢いで行った中国留学、僕の留学先にはたくさんの少数民族がいた。

こんにちは、Ryu(@6y_ce)です。
先日、大学の友人数名とご飯を食べてきました。あの時の満腹感と幸福感を思い出しながらPCに向かっております。

話を数日前に戻すと、先日ついに記念すべき第一回目の投稿をしました。予想を超えた量の「スキ」を頂いたので、僕の承認欲求ゲージは120%くらいです。万歳。

▼これがその投稿。

もうすでに読んでいただいた方、ありがとうございます。
このnoteでは「(1) 自己紹介」「(2)note開始の理由」「(3)発信内容」の3つの内容をお伝えしました。

そして、僕の記憶が正しければ、(1) のどこかに「北京で一年留学に行ってました」って記載があるはずです。

今回は、

(1) 中国留学のお話
(2) 留学から発展して、民族のお話
(3) 余談として僕の体験を1つ

以上3つをお伝えできればと思います。

僕、ちょっと前、謎に中国留学に行ってきたんです

そうなんです。行ってたんです、中国。

とはいえ、こんな僕ですが、実は大学1年のときはフランス語を選択していました。「ヨーロッパの方がなんかかっけえっしょ!」と中二病精神をフル発揮していた大学入学時の僕からすると、のちに自分自身が中国語を学び始め、更には約1年も留学に行くなんて、予想外すぎる展開だと思います。

ここでほんの少し、僕が交換留学で訪れた学校について紹介します。

僕が留学していたのは「中央民族大学/Minzu University of China」。北京市海淀区(海淀区/Haidian District)に位置する大学です。

清華大学や北京大学を始め、人民大学・北京外国語大学・北京師範大学など、名だたる有名大学がここ海淀区にあります。

また同区内にある中関村(中关村/Zhongguancun)は、今話題の「深圳」と共に「中国のシリコンバレー」と呼ばれ、数多くのIT企業を生み出しています。

noteって地図の埋め込みもできるんですね。便利。皆さんもお時間があれば気軽に学食でも食べに行ってみてください(遠すぎて誰も行かん)

海外経験の少ない人ほど中央民族大学を選んでほしい

この学校を留学先にしてみて何が一番よかったかというと、国や文化という概念を、より解像度高く見つめるきっかけになったことかな、と。

「中央 “民族” 大学」という名前の通り、この大学(以下、民大)の特徴は、なんといってもこれ。
中国少数民族教育の最高学府として少数民族の高級人材養成を使命とし、中国の民族すべてを一堂に集める」大学だということです。(ほとんどWikipediaから引用)

簡単に言うと、
「中国にはたくさん民族がいて、そのたくさんの少数民族をみんな集めて教育してる一番すっごいところ」なんです。

「少数民族?(ぽかーん)」となった人もいるんじゃないでしょうか。そんな皆さんに、少しクイズを出したいと思います。

デデンッ。

「中国には、民族がいくつあるでしょうか?」

ダンダララララララララララ(ドラムロール)

ララララ(ドラムロール)

ラララ(ドラムロール)

....ジャン!

正解は、

なんと

「56民族...!」

画面の向こうの皆さんが目を丸くしている様子を想像してニヤニヤしてます。こんなに多いって知ってましたか?(お願いなので知らなかったって言ってください)

約14億という全人口のうち約92%ほどを占める漢族のほかに、55もの少数民族が存在するのです。下の写真は、北京市にある中華民族園で見かけた展示。民族名と人口がずらーっと記載されています

更に面白いのが、
ボードの左下にあったこの一文。

「其他未识别民族人口」
日本の漢字表記に直すと「其他未識別民族人口」。意味はそのまま。識別されている56民族以外に、70万人もの人が民族未識別とされているというのです。(※おそらく最新のデータではありませんが)

▼この辺りのページに軽く紹介があるので、よかったら見てみてください

こんなにたくさんの民族が一堂に会する民大では、学内で仲良くなった学生が「あ、俺ウイグル族だよ。」「自分はモンゴル族~!」なんて言ってきて驚くこともしばしば。

北京で大学に通う彼らは、首都北京で中国という国の思想を受容して生活すると同時に、故郷の文化や思想を大切に守り続けていました。

お陰様で「中国」や「中国人」という一つのまとまりだけでなく、その中にある多種多様なコミュニティや文化を見つめることができました。

▼あ、忘れてました。日本語で民大について説明してくれている日本人学生向けのページがあったので、リンク貼っておきます。

余談 of 余談

余談ですが、旅行で青海省西寧市郊外にある塔尔寺(クンブム・チャンパーリン寺/チベット仏教寺院)を訪れた際、チケットもぎり係をしていた初対面のおじさんとの会話の一言目は「欸~你好,你是新疆人吗??」でした。

居酒屋バイト時代に客から阿部寛に似ていると言われていたレベルで顔の濃い筆者は、初対面の中国人にウイグル族が半数近くを占める新疆ウイグル自治区出身と勘違いされたのです。

(▼上述NAVERまとめより)

▼画像の青く縁取られたところが新疆ウイグル自治区。是非行ってみてください(民大よりも確実に誰も行かん)

文量が多くなりすぎると、皆さん(も僕も、なんなら主に僕が)しんどくなってくるので、今回はここまでにしておきます。

次回は、串カツ二度漬けたくなるくらいこってりソース顔の僕が、留学中に体験した素敵な出会いについてご紹介します。

再见。

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