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2024〜「甲辰」年への覚書(4)


「辰の巻」は勢いさかん

2019-2020年に、毎月一回の講座で一年間かけてぐるっと十二支を一周したことがありました。コンプリートor単発でお付き合いくださったみなさま、まことにありがとうございました。

そのときの「辰の巻」レポがあります。こちら。

2月の「寅の巻」はほんとに思いつきといきおいでえいっ!とスタートして、3回目のこちら「辰の巻」でようやく会場とかペースとか、進め方の構成とかが定まってきて勢いがでてきたときのものです。

単語の暗記とかではぜんぜん覚えられないし、イメージが湧かないけれど、実際の人の話を聞いたり、同じような例題をたくさんたくさんみることで、季節感やイメージを膨らませていこう、という趣旨のシリーズでした。

「辰と戌」は閲覧数ダントツ

過去のブログ記事で、閲覧数がとっても多いシリーズのひとつがこちら。
2018年に「辰と戌」の話題を取り上げたときのものです。

2018年4月ってことは「戊戌」年の辰月に書いてますね。
同じ陽の土性でも湿った土と乾いた土の違い、揺れる大地の話として「辰と戌」の対比をテーマに取り上げています。

ご自分の中にこのセットがあったら、勘がいい。なんかわかる。直感力に優れた人になるでしょう。いま身近でパッと思い出せるわかりやすいサンプルさんは、晴海プラム先生(辰月の戌日生まれなので、まさにドンピシャ該当者!)です。堂々として安定感とゆらぎを同時に備えていらっしゃいます。

ちなみに「辰・戌」サンプルとして、どこかで、ブルース・リー(1940年11月27日生/庚辰・丁亥・甲戌)の命式が題材になっていた記憶があるのですが、確かに特異な能力者、異彩を放つ伝説の人にぴったりの図ですね。

そこから派生して、続きもありました。
どどん。

このときは「土」がたくさんありすぎる年だったので、土性関連の話をたくさんした一年でした。豊かさとか人気運とかグレーゾーン、理性だけでは制御できない人間の情にまつわるあれこれ、つまり土性が司る「信」のお話、たくさんたくさん聞かせてもらったし、お話しました。

「金運・人気運〜土性を極める」大人気


特に「土性を極める」シリーズは、あちこちで手を替え品を替え、何度も開催させてもらって本当に楽しかったです。みなさんその節はありがとうございました。

結局のところこの話のミソは「ただ土だけたくさんあっても、それはただの空き地や野原や山でしかなくて、それが富を生むわけじゃないよね。そこをどうやって使うか、そこにどうやって人を集めて、どうやって運用するかがだいじだよね」という占い以前の基本的な結論でございました。

ふふふ。そうなんです。別になんの特別なことも言ってなくてごめんな!という話なんですね。ここで「わー!おもしろそう!やりがいありそう。やってみます!」と素直にチャレンジできる人が富へのルートを歩むわけで、その後もう5-6年くらい?経っているので、実際にめきめきご発展!とか新規分野でばりばりご開拓!というお話もたくさん伺いました。

ところが、そこで「えー。めんどくさい。人とコミュニケーションは苦手です。人が多いところは嫌いです。売れ線には興味がありません」とか言ってると、そのルートからは外れていきます。まぁでも嫌でやらないって決めてるなら、それはそれでいいでしょ?あなたの選択を尊重します。

「甲と辰」は相剋関係

ただし、来年(2024年)のように相剋の組み合わせでいやがおうにも動きが予想されるようなときは、動きたくない!このままでいい!という人でも、自分の希望とは違った形で何か動きがあったり、想定外のルートや展開があるかもしれません。それは決して悪い話じゃないかもしれませんよ。

同じものがどかーっといっしょにあるのは、玉ねぎ10箱送られてきました!とか、じゃがいも30箱あるんだけど!みたいな状態で、どうやって使うか、何と組み合わせてどうするか、難しいタイミングだったりします。玉ねぎだけ、じゃがいもだけでなんとかしよう!とか毎日それだけ食べるとか、冷凍して忘れちゃうとかよりは、そういうことなら、豚肉とにんじんも調達するか、とか、必要としてるところを探して、どっかに配ろう!とか、あれこれなんか違った要素を入れたほうが発展性があるでしょう?

甲関係者のみなさまへ

例えば甲関係者のみなさま、ご準備はよろしいですか?10年に一度の「わたしはわたし」年がやってきます。リスタートやリセット、居場所や方向性の確認に最適です。だいたいあってればなにもないけど、あってなければ調整が必要になってきます。

甲子、甲寅、甲辰、甲午、甲申、甲戌

どこかに関わっていく、相手のペースに乗ってみる、というのは、誇り高き甲関係者のみなさまにとっては苦手科目かもしれません。でも2024年はそれがおすすめ。なんにせよ、案ずるより生むがやすし。それでもわざわざ人里に降りていくより、このまま山奥で誰にも知られぬ孤高の大木でいるほうがいい、と決める人もいるかもしれませんが、まぁそれはそれですね。

乙関係者のみなさまへ

それと同時に、乙関係者のみなさまにおかれましてだいじなことは「適切なところに相談するとか頼るとか任せる」ことです。「ひとりでできるもん作戦」はおすすめしません。また「寄らば大樹の陰」ということわざがありますが、身を寄せて頼る相手はよく吟味してください。大きければいいわけではありません。相手と自分との損得バランスをよーく考えてほしいのです。

乙丑、乙卯、乙巳、乙未、乙酉、乙亥

どこに生えて、どんな花として、どんなふうに生存戦略を練るか、いまのうちからよーく作戦を立ててください。いまの環境から脱出して、新天地への旅立ちを計画して実行するならいまから、この11-12月がチャンスです。年が明けたらあれ?こんなところにいる?って驚く人も多いでしょう。同じ場所であっても土壌を入れ替える新陳代謝はとてもだいじです。

「甲辰」年への覚書シリーズ

ということで、この話は、これまでのつづきです。後半はメンバーシップ&ご購入者限定になってますが、一般的な話より突っ込んで書いてます。

↑ 十二支と季節の流れについて、復習とセルフチェック

↑ みなさまからの時期運コメントと「甲」について解説

↑ 十二支の「辰」についてのおさらいと解説

↑ こちらのマガジンなら最初に買い切りなのでお値打ちです。ぜひどうぞ。

占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!