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輝夜月の2nd VR LIVEが最高すぎて吐きそうになった話

この文章は輝夜月ちゃんのライブが素敵すぎて耐えられなくなったオタクが高ぶった感情を落ち着かせるために書いた怪文書です。

はじめに

令和元年5月1日に人気バーチャルYouTuber「輝夜 月」さんのVRライブが開催されました。

VRライブと聴くと一般の方はなんのこっちゃ?って感じだと思うんですが、仮想空間上で行うライブです。ヘッドギアみたいな特殊なガジェットをつけると自分があたかも本当にライブ会場にいるかのような臨場感でライブを体験できます。

伝説となった世界初のVRライブ

第一回目の様子を公式がアップしてるので、こちらを見ると雰囲気がほんの少しわかると思います。このライブは仮想空間上で行われた世界で初めての音楽イベントとなりました。

技術的な問題もあったのかチケットの数が少なくて販売開始してすぐに売り切れてしまったらしいです。それをうけて全国各地の映画館でライブビューイングが開催されました。

このとき自分もチケットが取れず、しかたなく新宿バルト9でライブビューイングで観ました。VRのライブをリアルの映画感で観るっていう構図が新しくてエモかったのを覚えています。

ぼくが行った新宿バルト9は座席が全部埋まっていて、会場で販売されていたグッズも完売してたりで、彼女の人気を肌で感じさせられました。

バーチャルYouTuberと言えばその名の通り、主戦場はYouTubeなので彼女のファンがどういう人たちなのか知りようがなかったのですが、当日の会場に詰め掛けたファンは10代~20代と見受けられる若い人が多かったです。中には親御さん同伴で参加している中学生くらいの人もいました。ファンであろうお子さんのテンションの高さと比べて同伴する親御さんのテンションが少し低くて見てて楽しかったです。

そして2nd VR LIVEへ

超大成功に終わった1st VR LIVE。当然2回目が催されました。それが今回の「日清焼そばU.F.O. presents 輝夜 月 LIVE@ZeppVR 2」でした。


当初2nd VR LIVEの決定が通知されたときは「日清」の文字なんて一文字もありませんでした。いつのまにか「日清焼そばU.F.O. presents」の文字がつきました。これはつまり輝夜月が日清さんの推しになったということ...!!

最近の日清さんのプロモーションを見ていると結構尖ったことをやっていて、例えばパロディ満載のチキンラーメンのCM。例えばマキシマムザホルモンのCM

尖りに尖りまくった日清さんがバーチャルYouTuberをCMに起用するのは必然だったのかもしれません。

このCMの初放送がア○トークだときいた自分は普段まったく見もしないテレビを引っ張りだしてリアルタイムで視聴しました。地上波でバーチャルYouTuberの姿を見れるのは大変エモいです。YouTubeはみようと思った人しかみません。知名度を得る、新しいファンを獲得するといった意味ではこのご時世でもTVはめっちゃ有効なメディアだと思います。何の用もないのにとりあずTVつけて...とかやるもんね。。

日清の推しになった輝夜月。輝夜月のファンが日清を推したくなるのは人情ってもの。ありがとう日清。やきそばうまいよ。自分の平成最後の飯は日清のUFOにしたよ...ソースが濃かったよ...

当日の様子

そして令和元年5月1日。ついに2nd VR ライブが開催されました。VR空間プラットフォームClusterが会場です。前回同様VR空間だけでなく、Zepp Diver City TOKYUOをメイン会場に全国各地の映画館でライブビューイングが行われました。

今回自分はZeppダイバーシティ東京のライブビューイングに参加しました。


16:00頃 会場到着

グッズは全国のライブビューイングの会場各地で販売されたみたいです。グッズガチ勢の人たちは物販開始の14:30に詰め掛けて150人程度の待機列をつくったみたいです。とりあえずペンライトだけ購入しました。ペンライトは売り切れ続出だったみたいですね。Diver City TOKYOでは在庫が豊富だったのか、16:30でも余裕で購入できました。パーカーが2種類ほど売り切れていただけでした。

18:15頃 整列

割と強めな雨が降り注ぐ中、屋外の待機列に並びました。傘をささずにびしょ濡れになってる人多数。

18:30 入場開始

スタッフさんが呼び上げる番号順に入場開始。入場してすぐにコインロッカーに荷物を預けてドリンクをもらいました。

会場入り口正面には輝夜月ちゃんのイラスト。

そして日清つながりで絡みがあったマキシマムザホルモンからのフラワースタンドが。

撮影したときは舞い上がっていたので、ボケボケな写真になってますね。。。

19:00 BGMの合間にUFOのCMが流れる

会場で待機していると定期的に日清やきそばUFOのCMが流れ始める。最初はみんな戸惑ってましたが、徐々に盛り上がってきてCMのたびにみんなで熱唱。結構楽しかった。

この頃VRのライブ会場では洗脳か?!っていうくらい連続でCMが流れていたみたいですね。

19:30 ライブ開始 スクリーンにVR空間の様子が投影され始める。

いよいよスタート。スクリーンにVRで行われているライブの様子が投影され始めました。

輝夜月が創造したキャラクター。パブロッコリーとエビーバーがお決まりのライブの注意事項を説明。そうこうしているうちに1st VRライブで使った月面のライブ会場が倒壊していて使えないことが判明。 代わりに高いビルのような会場に移動。どこからともなくロケットが現れて会場中央に墜落。そして墜落したロケットから輝夜月が登場!!という感じで前回のVRライブからの物語が用意されていました。現実世界だとロケット飛ばして墜落させるとか不可能なので、この辺の演出は本当にVR空間ならではでしたね。

ビルの内部の会場は巨大なエレベーターになっていて、演目が進むにしたがって上昇していきます。そして最上階に到達したと思ったら、また会場を移動。最後にNEW ERAを歌った後に、輝夜月ちゃんは新しいロケットに乗って宇宙に飛び立って退場。という流れでした。文字で伝えようと思っても伝えられない演出ですねw

セットリスト

セットリストはこんな感じ。

1.Beyond The Moon

2.Dirty Party feat エビーバー

3.新曲?

4.Joyful (いきものがかりのカバー)

5.NEW ERA

1曲目は代表曲Beyond The Moon。この曲だけは写真撮影OKとのことだったので何枚か撮影しました。みんなペンライトをガンガン降ってノリノリ。

そして間髪いれずにDirty Party。月ちゃんのオリジナルソングは元気いっぱいな感じで大変盛り上がる曲ですね。聴くストロングゼロ。この曲はパリピをテーマにした曲なので演出もパリピ。月ちゃんがパリピメガネをかけたりはずしたり。黄色い髪飾りが光ったり。

少しのMCが入った後に曲名不明の新曲?歌詞が空間に浮かぶ演出でした。その後、再度長めのMCの後に、輝夜月ちゃんが大好きだという、いきものがかりのJoyful。そして最後にNEW ERA

合間のMCも月ちゃんの個性全開でめちゃくちゃ楽しい時間でした。VRで参加した人たちは仮想アバターで月ちゃんとハグしたり、握手したりといった交流もありました。現実空間でライブビューイングしている人間達はみんな羨ましすぎて狂気の目で見てました。っていうかちょっと悲壮感が漂ってた。

ライブビューイングは非常に快適で、ちゃんと演出や曲にあわせてカメラが動いたり切り替わるので、映像としても普通にクオリティが高くて楽しい。そしてZeppでしか体験できない体に鳴り響く重低音。最高です。音響に関して強いて言うと、MCのときに月ちゃんの特徴的な声が耳に少し刺さりましたw


ライブ後

さすが日清やきそばU.F.O presentsと銘打っただけあって、ライブ後に日清さんが無料でU.F.Oを配ってました。ありがとう日清さん。いや日清様。

ちなみにライブ後に自分はエビーバーを食べました。


既存の音楽ライブとVR音楽ライブは別のコンテンツ

今回自分がVR空間ではなくリアルの会場を選んだのは理由があってファン同士の一体感を感じたかったからです。

これは個人的な見解ですが、現実で行われるライブと仮想空間で行われるライブは楽しさの種類が違うと思います。

現実で行われるライブは会場全体の一体感、客と演者のコミュニケーション。体全体が震える爆音。大きく体を動かして騒ぐのが楽しい。

仮想空間で行われるライブは、現実ではできない演出(専用の会場を建てる。空間に文字を浮かべるetc)と、バーチャルなキャラクターを立体的に身近に感じられるのが楽しい。

仮想空間で行われるといっても肉体は現実世界に存在するので、集合住宅に住んでいる場合は大きな音や声を出せませんし、体を激しく動かすこともできません。演者とのコミュニケーションはできることはできますが、コミュニケーションの幅は限られていて、予め用意されたエモートを選択するくらいです。

VRのライブは既存のライブを代替するものではなく、まったく異なるコンテンツです。

気になった方は是非VRライブを体験してみてください!!

直近だとVARKで開催される朝ノ瑠璃さんのライブがあります。OculusGOという2万円程度のVRデバイスが必要ですが、気になった方は是非。VARKとClusterは実績があるので初心者にも安心しておすすめできます。

最後に

輝夜月ちゃん、そしてこのライブに携わった全てのスタッフの皆さま。このGWは10連休とか関係なく仕事漬けで大変だったと思います。本当にありがとうございました。最高のライブでした。演出も音響もカメラワークも最高でした。もしも3rd VR LIVEが開催されることになったら今度こそ自分もVRで参加します。だって月ちゃんとハグしたいじゃんね。

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