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キズナアイが笑ってた。

昨日...かな?キズナアイのオンラインライブがあって。それを観たんだけど。すごく良かった。キズナアイが笑ってた。あとはまあ....歌ってた。いい感じに。

まあ...笑ってたって言ってもバーチャルなんだけど。単なるポリゴンだし。頂点情報に過ぎないんだけど。

ステージはアンリアルエンジンだし。特に根拠もないんだけど、歌もダンスも事前収録なんだろうなとか勝手に決めつけて思ったり。なんだったらその笑顔もブレンドシェイプだろとか。

最近は、そういう”私は舞台裏分かってるんですよ!”っていうちょっと世の中のことわかり始めた小学生みたいな、斜に構えた見方をしてしまうんだけど、そういうもろもろを全部ぶち壊してくれるくらい良かった。まあとにかくすっげえ良かった。

自分はバーチャルユーチューバーって一種の魔法があると思ってて。今回のオンラインライブにその魔法を感じた。

まあ...単純に今回ライブに携わってた人たちみんなが、限られた時間の中で、最高の仕事をしたっていうだけで、魔法でもなんでもなくて地道な努力の結晶なんだけど。笑

受け取り手である自分が勝手に感動して勝手にカッコつけて「魔法があった」ってわけわかんない表現をしてるっていうのが現実なんだけど。笑

noteってなんかこう、変にかっこつけて語りたくなるよね...笑。なんでなんだろ。笑

でも...まあ...良かったよ。オンラインライブ。最高だったんじゃないかなぁ?たぶん....

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バーチャルユーチューバーが本当に謎だった頃が好きだった。

まあうまく言語化できないんだけど。なんというかまだ定義があやふやで、存在が不安定で、でも確かに実在感はあるっていうあの感じが好きだった。なんというかキズナアイが本当に実在するんじゃないか?っていうあの感じがすごい好きだった。あの感じっていうのもなんだから頑張って言語化すると「バーチャルユーチューバーの魔法」っていう感じ。魔法ってさっきも言ったけど。笑

似てるところで言うとディズニーランド。ディズニーランドは魔法の国っていう、あの感じとすごい似てる。あのフィクションに現実感をつけて没入させてくる感じ?ディズニーランドの運営は株式会社オリエンタルランド!みたいな現実っていうか舞台裏があるけど、そんなのどうでもいいってくらいにディズニーランドは没入させてくる。あの感じ。


いま読み返すと本当ひどい文章で、ただの厄介オタクがなんか語ってるって感じがビシバシ感じられてすごい嫌なんだけど、分裂騒動のときにnote書いたんだよね。なんか炎上しまくってて情報が錯綜してて、自分の中の感情もいろいろあって、気持ちを整理して落ち着かせるために書いた。

まあでも正直、騒動以後、アイちゃんに対する興味関心はどんどん小さくなっていってた。自分が好きだったファンタジーとしてのキズナアイの壮大なネタバレがあったから。キズナアイはフィクションですよっていうやつ。それで「バーチャルユーチューバーの魔法」が解けてしまった。少し寂しさもあったけど、まあいいかなっていう。短い時間ではあったけどすごく楽しめたから良かったかなぁって。

中高生の頃は毎週欠かさず週刊少年ジャンプを買って「ワンピース」を読んでたけど、社会人になったらもう読まなくなっちゃうみたいな。ワンピースは未だに連載されてるし、最高に面白いと思うんだけど、自分はもういいかなっていう。悪魔の実とか海賊とかはもういいかな。完結したらまあ結末だけ教えて?結局ワンピースってなんだったの?みたいな。

だからしばらく追ってなかったんだけど。なんかキズナアイのUSツアーすごい良いぞって噂をツイッターで見て。なんとなくまあ久しぶりに見てみるかくらいの気持ちで、アーカイブの視聴チケットを買って。昨日の夜中の1時くらいだったかな?観始めて。

噂通りだった。すごく良かった。クオリティでぶん殴られた。少なくとも自分はすごく良いなって思った。

キズナアイは未だに最前線で戦ってた。戦線離脱なんてしてなかった。本気でやろうとしてる感じが凄く伝わってきた。まだ世界とつながるために戦ってた。アイドルっていう感じじゃなくてアーティストって感じ。かわいいっていうよりもカッコいいっていう感じ。なんだろう?目線の違いを感じる。日本とかオタクの文化圏の外側に飛び出していきたいっていう、そういう意思を感じた。俺が好きだった新進気鋭のアーティストとしてのキズナアイがそこにいた。

大変だったと思うんだよ。いろいろあったし。体制が大きく変わって、働いてた人たちにもいろんな変化があって。残る人もいただろうし、去っていく人も沢山いたんじゃないかな、勝手な想像だけど。でも、それでもやろうっていう。いろんな人に声をかけてチームをつくってまとめて。世界に向けて良いものをつくるっていう目標のためにみんなを結束させて。ただやるんじゃなくて、過去の自分たちを超えたものを作ろうって頑張って。やりたいことだけやるんじゃなくて商業的にも成功させなきゃいけないとかあるだろうし。...まあ全部自分の勝手な妄想なんですけど。笑

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すごいエネルギーだなぁって思う。なんというか社会人として数年過ごして摩耗した自分にはない強烈なエネルギーを感じる。いままでの「自分」を押し広げて更新していく行為ってすごく大変だと思うんだけど。すごいなあ。

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ただの錯覚でしかないんだけど、少しエネルギーを分けてもらった気がした。自分が今のキズナアイみたいにどこかの業界の最前線で戦っていけるような気はまったくしないんだけど、でもまあもう少し自分なりに頑張ってみてもいいかなって、そういう気持ちが少しした。

...なんかやたら感傷的になって文章書いてる気がしてきた。笑

でもまあそれくらい良かった。今回のオンラインライブ。良かった。間違いなく良かった。一時的な感情でしかないかもしれないけど、こんな風にnoteに「オタクのお気持ち文章」を書いてしまう程度には感動した。具体的に何が良かったかとか、あんまりうまく言えないんだけど。

っていうか具体的に何が良かったかとかあえて言葉にして説明しなくても良いかなぁ。まあとにかく感動した。自分は。未だに"世界とつながる"ために最前線で戦い続けてるキズナアイを目撃して感動した。そういう話。これはそういうオタクのお気持ち表明。

キズナアイちゃんへ

オンラインライブすごい良かったです。キズナアイちゃんに携わっている全ての人たちに感謝します。すごくよかったので、さっきA.I.Party 2021のオンラインチケット買いました!本当は現実のライブハウスに行って、音圧とか一体感を肌で感じたかったんですが、もうリアルの会場のチケットはもう売り切れちゃってたし、昨今のコロナの状況を踏まえても今回はオンラインで見るのが良いかなと。どんな感じのイベントになるのか今から楽しみです。本当にありがとう。


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