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SHINeeのHARDアルバム全曲感想書き連ね大会。

お兄さんたちが、カムバック!ファンとしてはじめて、SHINeeの新曲を浴びるということで、戦々恐々としていた赤ちゃん👶💎です。こんにちは〜。こんばんは〜?音楽番組への出演とカムバコンテンツが落ち着いてきて、やっと力が抜けてきました…。

今回はダンスや衣装などの視覚情報ではなく、できるだけ音楽と歌詞の感想を書いてみたいなぁと。(歌詞については翻訳をかけて、ちょっと整えた感じなので、誤訳などあったら指摘をお願いします!)
衣装の話と同様に、語るための言葉を持たないので、ふわふわしているかもしれませんが、ここ好き!をたくさん詰め込んでいこうと思います。ちょっと曲によって分量にばらつきが出るかもしれないのですが、お許しください。あと、個人の感想です(大事)!
音楽を聴いて、みなさまの感じるものを一番にしてくださいね。


1.HARD

今回のタイトル曲!Kenzieさん本当にありがとうございます🙇
わかりやすくノリやすい力強さと上品さが何故か共存してるよくわからない曲です。ピアノがよく似合うよねお兄さんたち🎹いろんな音で鳴るメインのビートが楽しい。ぶんっ,て止まる印象も強いのに、転がりだしたら止まんなくなっちゃった!の感覚もする。音楽っておもしろいね。
”We go HARD”は単純な言葉で、でも、何かをすること、進んでいくことにはキツいことも付きまとうのを知っている言葉だなと思います。最初の一歩を踏み出す時に絞り出す勇気みたい。サビ前の「ととととっ」の音好きです。サビの「止められなかったんだって?(멈추지 못 했다지?)」の語尾に、ちょっといじわるめな笑顔ついてそうで好き。
個人的に思うのですがオニュさんって「飛んで(날아)→行く/みる」の歌詞担当しがちじゃない〔The Feelingも〕?
*HARDもJUICEも「〇〇してみようか?(〇〇볼까?)」の表現が多くて、余裕を感じる….


*ACE,BASE,FACE,VOICE,CHASEと5人で繋げたソロ1stアルバムから、
「-CE/SE」でSHINeeカムバするのかなと予想していた方も多いのでは?ということで、

2.JUICE

HARDに惜しくも押されたタイトル曲候補、、、わかる…、
これからに対しての期待感のある、何をしでかそうか?みたいなニュアンスもタイトル曲としてのポテンシャルを感じませんか…? juiceというタイトルから、「性的魅力」のイメージが先行して、イントロからざらついた終末世界ふたりぼっちの感じなの…?俺とお前の背中預け合ってる物語みがすごいよ?と戸惑っていましたが、ヒップホップ方面では信頼とかパワー、燃料のイメージが当てられることもあるそうで、そっちか!と腑に落ちたのでした。
静と動の忙しさがクセになる。ずっと後ろでなんか人の声が入ってるの面白いです。「やーやーやー」で体が動きそうになるのを必死に抑えています。
"I think you like me"ってアイドルが歌うんですよ(好きだってば!)でも、「私のこと好きだと思う」って、「好きでいてくれるんでしょ?」も感じませんか?「好きだって知ってるんだけどさ。」みたいな。それを抱えてHARDの”We go HARD”に戻ってくださいよ。好いてくれると知っているからHARDに進める。お互いがエネルギーってこと??もう永久機関だわ。

3.10X

絶対イヤホン推奨曲。
低音キーさんからのスタート、だいすき。ラップからのスタートっていいよね。ピアノの低音メロディラインめちゃくちゃお洒落。「だらららった」が散りばめられていて、一貫性のある感じ。そのせいかわからないけど、広すぎない空間が思い浮かぶ。このまま目を閉じて溶けていってしまいたい気持ちよさがあります。foo!とかHey!もですが、ボーカルパートにたくさんフェイクが入っていて、SHINeeの声の色を楽しめる曲です。
歌詞はもうさ、おっとなーーーー!何も言えないですよ…
You ready?ってきかれたところで、そんなのは!だいたいこちらはじゅんびできてないんだって!!!!!おわかり?Show me a better wayのパート、テミンさんが歌ってオニュさんがbetter wayで追いかけるのやばがすごいですよ。この歌詞の登場人物、お互いダメな関係だと思ってそうなのが良い。

4.Satellite

余白まで音楽にしている曲だと思います(どれもそうですけど、特に)。たとえば、Aメロは音をひとつひとつ置いていく感じというか。距離を音で見せるとしたらこうやるだろうなっていう印象でした。高音とハーモニーに脳みそを持っていかれる曲ですが、一方でミノさんの流れるようなラップがきもちよいです。2番の「ゆー!」の韻がだいすき。キーさんのブリッジ、「強力な愛が衝突した夜(강력한 사랑이 충돌한 밤)」の밤(夜pam)のところがやべえので耳を澄ませてください。唐突に投げ出されるアウトロも天才。
歌詞を見ると気持ちを伝えられずにぐるぐると一人で悩んでいるみたい?ちょっと投げやりで、当たって砕けてしまえばいいのにと本人が考えているよう(No one can save me のところとか)で、お相手が気になるよ…。ラスサビ前の部分は気持ちが伝わってうまくいった理想像なのかな、などと、思ったり…というのはラスサビでまた、距離を詰めることも離れることもできない「衛星みたいだ(I feel like a satellite)」に戻っているように聴こえてェ…😔

5.Identity

音がほんとに分厚いのが好きです。ぐっと押さえ込むようなところからだんだん開放されていく感覚!プレーンなエイトビートの日常感がBメロで変わっていくの楽しい!サビではおなじようなビートが返ってくるんですよね…Identityって結局日常で解放できなきゃ意味がないよな…なんてね!
オニュさんの声がコンサートチャイム(打楽器:縦に金属の管が並んでいるのど自慢のやつ)みたい。お空に近い、まろやかキラキラの音がする。
want 'bout me とOn my way繰り返しのところめちゃ好き。一緒に言いたくなりますね。テミンさんのラップパート(2番)、メッセージの強めなとこっていうのもありますが、ワクワクしてしまうわね。もっとやってほしいです。「期待してみて、もっと(기대해봐 더)」のミノさんのお声と残り方!一旦しずまった後のブリッジでオニュさんが歌い出すの実家より実家。オニュさんのMy Identityロングトーンで心に飼ってる大向こうさんが「待ってました!!」しちゃう。第二幕、という言葉を使っている曲でもあります。

6.The Feeling

先行でMV公開された15周年記念曲です。15周年ファンミで初公開された際は、アニメのEDみたいだ!たのしいぞ(ぴょんぴょん)!
初めてMVを見た時、勝手に出てくる日本語字幕、「僕の闇を燃やして光を見せてあげる」のところに、え?お兄さんたちそういうことも言うんだ。と思ったんですよね、距離近くないです?(戸惑い)。そんな歌詞これまでもあるはずなんですが…。わたしにとっては、SHINeeが光を増幅させて遠く広く届けるイメージが先行していて、お兄さんたちが闇を燃やした光が見えるほど近くにいない気がしていたというか。この歌詞を見て、手渡しの光もあるのかもしれない。と思ったのでした。お兄さんたちが信頼して、愛してくださるファン(SHINee WORLD)に対しては、もしかしたら、ね。単純にこの曲マジでこっち(我々)を見つめている気がして畏れを抱いたのかも。
ラスサビでは「夢の中でも探していた光になってあげる/平行線になってそばにいてあげる」に歌詞が変わって、多分わたしたち、それぞれの生活や勉強や仕事をしていて、SHINeeもSHINeeとして光を浴びる活動をしていて、交わらないけど互いに求め合って伴走している。そんな気がする。
(歌詞メインになってしまった…)
お兄さんたちに恥ずかしくない私でいようと思います。

7.Like it

音楽の縦すじがすごく重要な感じ。音符をどこまで伸ばすかがきっちりしていて、気持ちの良い波を作るのは瞬間的な声の重なりでのアクセント、みたいな。後ろを丸め込むみたいな歌声の処理とても好(ハオ)。後ろにはみ出ないことで、軽さが出て、前のめりになれる楽しいソングひゃっほー!でも反響音にくるまれて、潜っていく感じもある。
Satelliteとは対極のような、大好きに飛び込んでいった先の物語、New World!느낌(ぬっきム)とLike itの韻、とても良くないですか??初めての感覚で新しく始まった出会いのはずだけど、あれ?気づけば懐かしい、知ってるな…?って「Deja vu」が登場するオニュさんのパートで少し冷静さが見えるの好き。面白そう!と思って飛び込んだ世界を紐解いたら、これまで好きだったものと繋がっていたり、共通点が見つかったりすることってありませんか?(私は結構あるタイプ)
もう一度出会って、好きを確かめる旅みたい。

8.Sweet Misery

歌い出しが4人それぞれ、普段の地声や少し高めのところから語りかけるようにはじまることで、二人の関係のどうしようもないMisery(惨状)をわからされる曲。未練すごい。歌詞がもう思い出と後ろにばっかり向いて、ビートが規則正しくドンドン鳴って苦しい。水の中や夢の中の柔らかな色の世界で、戻れも進めもせずに渦の中に閉じ込められているみたい。
サビでSweet miseryと歌うとこ、コーラス贅沢…。2番Aメロの「別れが僕にこれ以上届かないように(이별이 내게 더 닿지 못하게)」でまっすぐな声を出すテミンさん好きです。ブリッジのラップパートで、ミノさんとキーさんの声が重なって、バトンタッチしていくとこ聴いて美だから。そこからラスサビなの持って行き方がお上手。すき。

9.Insomnia

はじめは眠れないのにイラついて、眠ろうといろんなことを試すけど、もう諦めて、時が流れることを待つしかねぇの状態。「Give me that〜」の感情(ここのキーさんえぐい。発音・発声が良すぎる)をぶつけまくった果てに、「そのひどい言葉の中君の悲しい眼差しだけが(그 모진 말 속 슬픈 너의 눈빛만이)」って、自分で蒔いた種だとわかってそうなのが、もうさ。「夢」と光あふれる「朝」の反対に閉じ込められたから、もう「君」のそばにいることはできないと理解しているけど一緒にいたい、いやちょっと怖いくらい好きなのね?未練というか執念、の領域では。
みんな大好き息たっぷりのテミンさんですよ〜!2番のはじめが好き…そんな声も出せるのですね、ってびっくりしました。1回め誰だかわからなくて…。2番のAメロでミノさんメインでオニュさんが上パートのとこ気持ちよい。
音楽の中で、全然朝や光を感じられなくてすげえ。大きな音を出しても吸収されてしまう、むなしい感じ。
これは「許されない(허락되지 않는) Good night」だわ。

10.Gravity

帰ってきた、再び集まったSHINeeがアルバムの締めくくりに持ってきた曲!
歌詞にたくさんジョンヒョンさんの言葉がいて、大事な場所があって。はじめて聞いた時に、あ、ジョンヒョンさんがいる。と思った。
音的にはシンプルな曲で、1対1の関係の静けさとひたむきさにぴったりだと思った。音のない空間を漂いながら、暗闇にぽっかり浮かんでいる運命を見ているような。届いているかはわからないけど、そう信じていてもいいよね、みたいな。見た目や大きさは違って、日々進む道も違うけどずっと近くにいる。 my blueは落ち着ける場所、大事な存在(親友とかソウルメイト)、みたいな意味もあるらしいですね。
Gravity=重力、地球上のものが地球から受けている力。現代でこれに抗って抜け出せるのは選ばれし者だけですが、その人たちも重力があるから帰ってこられる。帰る場所そのものであり帰る場所への道標のようなイメージ。


おわりに

めっちゃすきなアルバムでした。一番が決められない。みっちみちにいろんなものを詰め込んで溢れそうな感じもあるんですが、15周年を迎えてもなお新しい姿を見せ続けてくれるお兄さんたちが、私は大好きです。

HARDのAd Astra(星に向かって)!
はやくコンサートで叫びたいです。喉を強化しておきます。


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