Ｏ・沖縄とか、そういうあったかいところで暮らしたいＬ・レディ、略してＯＬです。亜熱帯・香港へ行ってきました。
めっちゃめちゃに楽しかったよ！
今回、次回と２回くらいにわけて香港旅行を記しますが、１月三連休に行った旅行なのに既にこの遅筆ぶり、先が思いやられます。

■約４年ぶりの成田空港

４年前にロシア旅行の際、スカイライナーで成田へ運ばれながら千葉の田園風景をじっと眺めて「これが最後に見る日本の風景だったらどうしよう」と怯えていたことを思い出しながら旅立ちました。

ロシアまでの12時間のフライトは海外旅行初心者のナーバスな気持ちを煽るのに十分すぎたけど、香港は５時間あるかないかだ！近いぞ！と思うと4年前ほどの恐怖はなかったから、ＯＬも大人になったものです。

初バニラエア。バニラエアってただでさえかわいらしい名前をしているのに、漢字表記だと「香草航空」なのたまらないな。

■香港にきた

香港空港から市街まではメトロが走っています。東京都内の路線図を思うと涙が出るくらいシンプルな路線で、正直日本に帰ってきたときあまりに路線図が絡まってて悲鳴をあげかけた。

香港のメトロに乗ったり、町でちょっとした買い物やお茶をするときに便利なのが、オクトパスカードという電子カードでした。日本で言うところのSuicaです。

「えっと、オクトパスカード？」
と窓口で片仮名全開で言ってみたところスッと出してもらえてそのまま購入できた。ありがとう香港の人、ごめんくそみたいな言語能力で。

ホテルに到着した時にはうっすら夕暮れどきにさしかかってた。道路に突き出したネオンが光り出すと、街がブレードランナーの世界になったようでした。
二つで十分ですよ！の声が聞こえてきそう（実際はセブンイレブンだらけで妙に落ち着いた）

タイトルにも述べたんですが、香港の横断歩道の青信号はやけにハイテンポなリズムでとにかく歩行者を煽ります。
赤信号のときは「ピッ　ピッ　ピッ……」っていう心拍数くらいのリズムでまあまあ穏やかなんだけど、青信号になった途端急に「ﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹ（エンドレス）」が始まります。素直にあおられて心なしか早くなる速度。そっと恋しくなるかごめかごめが流れるジャパニーズ横断歩道。

香港の街がせわしないのかかというとそんな印象はなくて、各々が各々の機嫌とリズムで関わりあいながら暮らしている余裕のある街だなあと思った。

過剰に微笑まない係員さんや、必要な情報を旅慣れない観光客にずばりと教えてくれるおじさんに何度か助けられ、ともすれば雑さと受け取られる態度に心が軽くなった。百貨店の店員さんだっておしゃべりをしていた。混みあっていない化粧品売り場は適度な無関心で満ちていて居心地がよかった。

この夜景も港に人がひしめきあって、じっと座りながら同じ方向を何となく眺めていた。ぬるい気温が気持ちいい歩きやすい夜で、幸いなことに危険を感じることは全くなかったのです。

パッケージがレトロでかわいい、現地の甘たるいレモンティーもおいしかった。

初日の様子はこのような次第でありました。
次回は初の海外ディズニーランドインパの話を早急にします（予定は未定）