もうすぐ三年生。5年前の記憶。なんか泣きたい。

お風呂で突然「なんかさぁ。わかんないけど、なんか、泣きたい。でもそれがなにかわからなくて泣けない。でも泣きたい。」って、勝夢にいわれた。
いっきに悲しくなった。自分も泣きたかったから。
5年前の今頃は勝夢と年子の弟、勝優と過ごした最後の思い出になった時期。
29日。長女アスカの誕生日。勝優、最後の誕生日会。桜が咲いてて、新しい保育所の準備。持ち物に名前書いて、布団用意して。朝お弁当作って、土手で花見しながらあそんで。楽しかった事も、今となってはお別れになるカウントダウンの思い出。
5年前の勝夢にとっては家族がいつも泣いてて、来る人みんな泣いてて。いるはずの弟がいなくなって。やーくんに会いたい。一緒に遊びたいって泣いて過ごしてきたけど、泣くことはだんだん少なくなってきて、現実を受け止めながら成長した。
勝優のカウントダウンがはじまってる時期だとわかってないのに、勝夢の心は泣いてて、それが何故だがわからなくて、よくわからないけど、なんかわからないけど、泣きたい。って伝えるほど。
悲しさと重なる桜とか空気とかにおいとか。。。

三年生になるから不安とか?ままが仕事でさみしいとか?ってきいたけど、
ちがーう。わかんないんだよなぁ。って。
なんとなくやーくんの事思い出して悲しいんじゃないかな?桜咲いてるし。嘘泣きで、うぇーん。ってやってみたら?泣けるかもよ!泣いたらスッキリするよ!っていったら、やってた。でも、泣けなかった。
でも、悲しい顔して、寝るまで、泣きたいなぁ。っていってた。
8歳の勝夢は5回目を迎える。体でおぼえてるのか心なのか。おぼえてるうれしさと、かなしさと。複雑だけど、やっぱり悲しい。
一緒に動画みればすぐ泣けるのに。泣きたくても、頑張れなくなりそうで泣けない。動画がみれない。動画みたい。声がききたい。笑い声がききたい。泣き声も。
倒れたのは4日。亡くなったのは15日。まだまだツライ。子供と一緒におもいっきり泣こ。
現実逃避で映画。野球体験。楽しみ増やそ!!











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