決算書で勉強してみたよ。100円ショップ編。

2018年は本当に売上も順調で良い年でした。一方で自身の経営者としての能力には課題がたくさん残る年でもありました。2019年、自信の経営者としての能力を磨くために決算書をとにかくたくさん読もうと決めました。財務知識はもちろんですが自社事業の見せ方や、今後の市場の動向も学べます。単純に自分が知らない業界のことを学べば自社にも活かせると思ったからです。まずは本当になんとなくなのですが100円ショップってすごい便利だけど本当に儲かっているのかな?と思ったので適当に決算書を読んでみたところ意外と面白かったので共有したくなりnoteを書きました。僕の得意としているレンタルとは全く関係ないですが良かったら読んでみて下さい。

100円ショップで上場しているのはセリア、キャンドゥ、ワッツの3社でした。ダイソーは未上場ですが売上高などは公開しているので一応一緒に表にさせて頂きました。こんな感じでした。セリアとキャンドゥって結構差があるんですね。セリアの時価総額はDeNA、メルカリ、mixiなんかよりも上でした(超意外・・・)

ダイソーは上場したらすんごい時価総額になりそうです。セリアの営業利益が高いのは直営が多いから、かと思いきやワッツはそうでもない。ワッツとセリアで売上は3倍程度の差なのに時価総額は30倍以上。これは(当り前ですが)利益率の差からきています。

キャンドゥやワッツの営業利益率ですが、家電量販店もだいたいこんなものなので小売としては普通くらいなのかも知れませんがとりあえず結構低いですね。もう少し深掘りたいと思ったのでPLも比べてみました。

まず、キャンドゥとワッツの比較ですが非常にわかりやすかったです。営業利益には1%の差がありました。これはキャンドゥが粗利率で0.5%、販管費で0.5%優れているのでそれがそのまま差として出ていました。ちなみに、前年の営業利益率はキャンドゥが3.6%、ワッツが2.5%でしたので差としては同じくらいのようですね。

次にセリアを見てみます。キャンドゥ、ワッツに比べて売上原価が5%も低いことがわかります。また、販管費も3%ほど低いです。給与、地代家賃共にキャンドゥよりセリアの方が低いことがわかります。ここにはFC比率等の影響もあるので一概には言えないのですがセリアの方が効率よく経営が出来ているということは間違いなさそうでした。

ただ、そもそもの原価率の違いはどこにあるのだろうと決算資料をしっかり読み直してみると決定的な違いがわかりました。

それは雑貨比率の差でした。確かに、100円ショップに行くと飲み物やカップラーメン等食品類が目立ちます。でも自社で製造しているわけではないので利益率は悪そうですよね。ワッツもキャンドゥも自社の食品比率の高さを嘆き、今後は雑貨比率をあげていくと書いています。

↓ワッツ

↓キャンドゥ

ワッツの雑貨比率はわかりませんがキャンドゥは20%弱が食品のようです。

一方、勝ち組のセリアはと言うと98%が雑貨・・・。

食品と雑貨の利益率はどれくらい違うのか? 細かい利益率は載っていなかったのですが、セリアの決算短信にこんなデータがありました。

雑貨は880億仕入れて155億の売上なので原価率は57%、一方食品は28億仕入れて37億の売上なので原価率は76%でした。(同じ比率で回転したと仮定した場合ですが)利益率の高いものを他社よりもたくさん売っているセリアの利益率が高くなるのは当然のことでした。

ちなみに奥さんに聞いてみたところ

と言っていました。雑貨の質が高くて地代家賃比率が低い理由をユーザーは肌感としてはわかっているのかも知れませんw

いやー面白かったです。当り前と言えば当り前のことなのですが、こういう細かな差が売上、利益、時価総額に影響してくるのだなーとしみじみ思いました。またいろいろ比較してみたいと思います!

あ、一応なのですが僕のnoteなので僕が代表をやらせてもらっているRentioではCSスタッフやマーケ、エンジニア等々募集中なので良かったら一緒に働いてください!

では<(_ _)>




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