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【現在】小売業/土地売り/街機能論/ハコ【大学】#メディア論 #マクルーハン #教育 …

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【現在】小売業/土地売り/街機能論/ハコ【大学】#メディア論 #マクルーハン #教育 #社会学【趣味】#囲碁 #相撲 #政治 #野球 #バスケ

マガジン

  • 千思万考

    価値観の集積地として、日々考えていることを文章化し再構築していく場。

  • 「商業施設のみらい」

  • 店舗見学

  • その時の私

  • 読書メモ集

    これまで私が読んで、読書メモをデジタル化しているものを上げていきます。 最近読んだものを代替目次の文字起こしと、それぞれその項目毎にポイントを文字起こししております。

最近の記事

自由が丘で会いました。

先日、自由が丘に新たに誕生した施設を訪問したので、その所感を述べたい。バスロータリーから伸びる「メープルストリート」を歩いていくと、かつて単なるGMSだった場所には新たな商業施設が顔を見せる。 ここにはかつて地域住民の暮らしを満たすための施設、食品スーパーがあった。 駅から少し離れ、住宅に隣接するブロックということもあり、局所的に見れば"間違いではない"マーチャンダイジングであった。 メディアの時代、消費の時代を象徴するのが自由が丘という街を表すのにふさわしい表現というこ

    • 令和5年年頭所感

      年末年始には西武池袋本店、グランデュオ蒲田、松屋銀座等に行かせていただき、奮闘されている現場の皆様に勇気づけられ、消費の場を訪れて高揚している来外街者、良いものを狙うさながら狩人の目をした来館者を拝見し、私自身の立ち位置、賑わいの場が好きで、今後の賑わいについて考えていきたいという思いを強くいたしました。 本年は商業施設・商業空間界隈に人通りが戻り、街を賑わせて良いという雰囲気が醸成されてきているように感じた一年でございました。 昨年の年頭所感では、「消費の身体性」「売ら

      • 銀座は誰も拒まない。~ワークマンの銀座進出について~

        銀座とは何か。 何が銀座に惹きつけるのか。 そのようなことを考えるたびに行き着く答えがある。 銀座とは消費社会の象徴で、虚像と欲望とが入り乱れた場所である。 そして、それは資本主義経済の本質が顕在化したものであると。 ワークマンが銀座進出をこの度果たすとのことだが、以前入居していたテナントはLAOXである。そう家電量販店である。銀座での役割は主に免税店として、旅行者への買い物の場を提供していた。しかし、近隣の商業施設に免税フロアが増え、相対的必要性は薄れ、旅行者の流入が止

        • 「商業施設のみらい」を考える会 #001 ※原稿

          〜本編はこちら〜 みなさんごきげんよう、商業施設のみらいを考える会自称ナビゲーターの恒屋健五です。 本日は初回ですので、番組の趣旨説明を中心にお伝えしようと思います。 それ では、商業施設を考える会スタート致します。 まずは、立ち上げの経緯を説明致します。 2000年代以降インターネット空間での消費が台頭し、現実空間で商品を購入するという行為の相対的価値が薄れてきたとされています。 ただ、今お話した相対化が、リアルな場での消費における課題と、その希少性を浮き彫りに

        自由が丘で会いました。

        マガジン

        • 千思万考
          20本
        • 「商業施設のみらい」
          2本
        • 店舗見学
          1本
        • その時の私
          8本
        • 読書メモ集
          0本
        • 授業ノート
          0本

        記事

          年頭所感-令和四年

          あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 全国の商業施設は年末年始でもどこかしらで営業を続けています。 大晦日は新宿のニュウマンさん、元日西武池袋本店舗さんと見させていただきましたが、皆さん懸命に働いていらっしゃり、お客さんも高揚感に包まれており、やはりリアルの空間の良さを実感しております。 私が古い人間だからか、活気のある売場にこそ商業施設のよさ、社会の元気さを感じます。コロナ禍において棲み分けが進むとはいえ、日々の暮らしに活気ある商業施設が戻

          年頭所感-令和四年

          それでいいのか、それでいいのだ。~自民党幕府時代に生きる我々の選択~

          衆議院議員総選挙が4年ぶりに実施され、マスメディア各社の予想に反して、自民党の安定多数確保=勝利に終わった。 私は、元来政権交代可能な2~3党による国会運営が相応しいと考えている。 参政権を得てからそのような理想に基づき投票行動を実施してきた。 しかし、今回もそのようなこと起らず選挙前と変わらぬ国会及び政権運営が行われる。 欧州の価値観を取り入れてからはや150年以上が経った。 日本国には、法の下の平等、三権分立、議会制民主主義が確かにあると教科書では習う。主権者は

          それでいいのか、それでいいのだ。~自民党幕府時代に生きる我々の選択~

          ソーシャルメディア/SNSの受容から考える情報化社会における解釈・批評の余白について

          東京ポッド許可局「お笑い当事者論」論(下記リンク)を聴いて考えたことをまとめました。 https://www.tbsradio.jp/articles/44035/ 2011年3月11日、Twitterが家族や友人への連絡手段となり、被害状況の情報源となった。それらをYouTubeが保存し残す場所となった。 このコミュニケーション革命が我々に与えたものは何だったのだろう。 2011年以前はテレビの出演者のことを”芸能人””タレント”といい、それら業界全体に属する人のこと

          ソーシャルメディア/SNSの受容から考える情報化社会における解釈・批評の余白について

          マクルーハンからの問いかけ ーー現代情報化社会におけるマクルーハニズムの探求ーー

          2015年12月 学士課程卒業論文 論文要約  本研究は、今日の情報化社会において、メディア論の始祖ともいえるマーシャル・マクルーハン(1911-1980)の議論が、現在性及び有用性を有する理論であるのかという点を検討した。  本研究において、マクルーハニズムとも言われるマクルーハンの議論を、現代社会の視点から再検討することで、流動的な現在のメディア環境を分析することを主眼とした。  研究の内容としては、まず既存の論理性に対する警鐘であった文句を整理した。2章1節では「Th

          マクルーハンからの問いかけ ーー現代情報化社会におけるマクルーハニズムの探求ーー

          【第7回〜その時の私〜】5つの視点についてを読んだ感想

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去下書きに入れていて掲載しなかった文章をあげていく。 そんなシリーズ第7回目の文章は2020年1月23日に書いた文章である。 価値観の「大変革」がはじまる2020年、求められる5つの視点 : 適切なマーケティング判断を下すためにという記事を読んだ感想を書いている。 過去の私が教えてくれることがあるかもしれない。 ----------

          【第7回〜その時の私〜】5つの視点についてを読んだ感想

          【第6回〜その時の私〜】就活総括

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去下書きに入れていて掲載しなかった文章をあげていく。 そんなシリーズ第6回目の文章は2015年8月23日に書いた文章である。 トレーニング法や勉強法等にも言えるが、この手の言説は言うや易しの口だけのものが多い。 一つ言えることとしては、わたくしは1人で50社ほどお祈りをいただいた。 試して試して相当な数を失敗したからこそ、失敗法の逆とし

          【第6回〜その時の私〜】就活総括

          【第5回〜その時の私〜】令和の幕開けはトキ消費時代の幕開け

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去下書きに入れていて掲載しなかった文章をあげていく。 そんなシリーズ第5回目の文章は2019年4月24日に書いた文章である。 令和時代に入るにあたって、現代における消費の動向を自身の言葉で整理しようとした文章である。 ①"映え"のもつ刹那性のトキ消費 ②"チル"のもつ言語化できない実感を尊ぶトキ消費 の2面性をうまく言葉に落とし込めず尻

          【第5回〜その時の私〜】令和の幕開けはトキ消費時代の幕開け

          【第4回〜その時の私〜】なぜ、"堅いこと"を学ぶのか。

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去下書きに入れていて掲載しなかった文章をあげていく。 そんなシリーズ第4回目の文章は2017年11月27日に書いた文章である。 なぜ、アカデミックな分野に興味があるのかを自身の言葉でまとめたものである。 過去の私が教えてくれることがあるかもしれない。 ーーーーーー---------------------- 常に人間は何かを学んで生

          【第4回〜その時の私〜】なぜ、"堅いこと"を学ぶのか。

          【第3回〜その時の私〜】ユーザーエクスペリエンス(UX)を高めるために

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去の下書きに入れていて掲載しなかった文章をあげていく。 そんなシリーズ第3回目の文章は2020年6月20日に書いた文章である。 小売業としての顧客の体験価値をどうあげていくのか。現状の分析と今後の方向についての思索であり、具体的な結論までは導き出せてはいない。 これを受けて自身がどのようなアクションを起こしているのか自身に問いたい。

          【第3回〜その時の私〜】ユーザーエクスペリエンス(UX)を高めるために

          【第2回〜その時の私〜】東京、トーキョー、TOKYO。2020以降も続く自身への問い

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去の掲載していく。 そんなシリーズ第2回目の文章は2019年7月9日に書いた文章です。 書き上がっていない文章で、断片的ではあるが東京を故郷として、都市的生活様式を基軸にしながらも、村落的生活様式の要素もある暮らしらして来た。そのような立場からの葛藤が伺える。 過去の私が教えてくれることがあるかもしれない。 -———————————

          【第2回〜その時の私〜】東京、トーキョー、TOKYO。2020以降も続く自身への問い

          【第1回〜その時の私〜】ネット記事を読まなくなった3つの理由

          人間誰しも人からの見られ方は多様である。それと同じくらい、過去の自身の積み重ねが現在に与える影響は計り知れない。 そのような前提をもとに、過去の掲載しなかった自身の書き溜め (ハキダメ!?)を掲載していきたい。 そんなシリーズ第1回目の文章は2014年1月9日に書いた文章です。 過去の私が教えてくれることがあるかもしれない。 --------------------------------------------------------------------------

          【第1回〜その時の私〜】ネット記事を読まなくなった3つの理由

          コロナ禍で気がつけた"自由"ということ

          先日、昨秋に書いた母校への寄稿文がサイトに掲載されていることを知り驚愕した。半年前文章からコロナ禍を通して、考え方が変化していたからだ。 私の母校は、自主自律を掲げ"自由な校風"というのが、人として自律していくこと、自らの手で何かを達成することを是として、代々派手ではない自由さを文化として形成していた(いたようだ)。 そんな中、私が高校三年生の時に附属中学ができ、高校1〜3年生と中学1年生という体制の高校になった。 そこで、変わったことといえば、中学校独特の"規制"が持ち

          コロナ禍で気がつけた"自由"ということ