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4年半ぶりの香港と33年ぶりの台灣 1日目

先日、香港と台灣に行ってきました。

去年の初めあたり、香港旅行が事実上解禁されたのでそろそろ行こうかと思ったのですが色々制限はあるし、まだまだおカネもかかるので一旦あきらめていたのです。
しかし、制限も撤廃され飛行機代もやや落ち着いたのと、諸般の事情でまたしばらく行けなくなっちゃうかもしれない!もっとこわいのは新型伝染病!ということで、思いきって行くことにしました。

前回の旅行は2019年の梅雨ちょっと前、つまり過激なデモの直前かつ新型コロナによる封鎖の前なので、きっちり4年半ぶりです。それまでは大体1年おきくらいに通っていました。前回は博物館巡りなど収穫多く満足度の高いものとなりましたが、やはり回りきれなかったエリアもあるわけです。で、「次回にしよう」と思っていた行き先が五月雨式にクローズするニュースを指をくわえて見るしかない、とても悲しい4年半の日々を送ったので、今度こそ行きたい場所は全部回りたい、後悔したくない!との思いから、2023年一杯で仕事を休業して長めの旅行を計画しました。
台灣にもどうしても行きたい場所ができたので、一旦帰国してまた飛ぶのは時間とおカネがもったいない!というわけで香港の帰りに寄ることにしました。
旅行スケジュールは1/5〜10までが香港、1/10〜12までが台灣の7泊8日です。
本記事はその1日目。


出発

さて、年明け早々に羽田空港で大事故があったのは皆さんご承知だと思いますが、私は成田空港発のキャセイを選んだので直接の影響はありませんでした。しかし、もし羽田発の国際便に乗る予定のお客さんが予定変更して成田に流れてきたら混雑するかも?と思って空港には3時間も前に到着して万全を期しました。
私の地元ではリムジンバスが運休中で、4時起きで新宿まで電車移動、新宿駅からバスタ新宿までスーツケースを引きずって結構ギリでバスに間に合いました。

が!
空港に着いてびっくり!
スマートチェックイン機というものが何台も並んでいて、チェックインから荷物の預け入れまで自分でできるようになっています。私はてっきりカウンターで職員にスマホ画面を見せながらチェックインするものかと思っていたのですが、まず荷物の預け入れ手続きが先なんですね。結局パスポートをスキャンするだけでスマホも不要、5分くらいで終わっちゃいました。時間余り放題。まぁ早く来たので他にお客さんがいないうちにできただけかもしれませんが…。世の中は確実に進歩しています。特にスマホさえ要らずパスポートでチェックインできるのはデジタル難民には大きいですね。
もっともオンラインチェックインというもっと簡単そうな方法もあるのですが、トラブルが起きた時面倒だと思って使いませんでした。

香港到着

まぁまぁ順調に離陸して15時半くらいに着陸したキャセイを降りて、空港で某社のWiFi を借り(当初電波は拾うものの各アプリのアクセスが異常に重くて焦った)、期限切れで残高ゼロの八達通をMTRの受付で復活させてもらいました。とりあえず手持ちのHK$100だけチャージしましたが、結局空港バスA21に乗りました。ゴメンねMTR。
でもあとでMTRに乗った時に残高チェックしたら、予想より多いような気が…。残高復活していたのかしら。

ホテル

ホテルはいつも重慶大廈クラスをチョイスすることが多いのですが、今回長めの滞在なのでハズレを引くとツラいと思い、もうちょっとクラスを上げました。
(実は4年半前に新樂酒店がえらくディスカウントしていたので、泊まるか迷った挙げ句「次回にしよう」とパスしたら1年後にクローズしてしまいました。大ショック!大袈裟ではなく自分が許せないくらい後悔しました。前回の旅行で最大の失敗です)

今回選んだのは尖沙咀樂道の季節酒店(別名季節花園)でしたが、いつもの重慶大廈クラスに2000円プラスしただけでこうも違うとは。
英語が理解できるし(重慶大廈のインド英語は聽不懂←おまいう)、エレベータは待たなくていいし、スーツケースが開けられるスペースがあるし、毎日掃除してくれるし、毎日水のペットボトル1本支給してくれるし、何より冷蔵庫があるのは助かります(キンキンには冷えませんけど)。
なお、カードキーを借りるのに100$のデポジットが必要です。
ここは10部屋くらいしかない小さなホテルですが、マンスリーや時間貸しにも応じているそうです。また彌敦道をはさんだ向かいに同系列のホテルがあります(金冠大廈だったかな?詳しくは調べませんでした)。
次回もこのホテルを候補にしよう。

ホテル着は夕方5時くらいだったので、行動できるエリアは限られています。立地が重慶大廈の近くということもあり、まずは両替に向かいました。
その重慶大廈の両替屋ですが、意外に入口近くの店でも好レートが出ていて驚きました。しかも2階には両替屋が1軒しかなくなっていて、他の店は香港封鎖中にクローズしてしまったようなのです。以前は2階のほうが好レートだったのに。
そのまま周辺をぶらついて土地勘を復活させ、決めた行き先は廟街。

廟街

おっと、その前に裕華國貨をのぞいたんだった。ここは毎回寄りますが変わりませんね。ちょっとホッとします。
地下の食品売場ではたまたま「台灣フェア」っぽいイベントを開催していまして、少々興味がありましたが香港の次に台灣へ行くので見るだけです。
最上階まで見て回りましたが、結局何も買いませんでした。

なにこのランタン!
ライト当ててます これ最近流行りみたい

人が多いのは相変わらずですが、新しくてキレイ目な食べ物の屋台がズラリ。子供連れも多くて、ものすごく健全な感じになってる!
…と思ったら、佐敦付近の限定エリアだったようです。北へ歩くと以前の雰囲気の廟街が残っていました。化粧の濃い女性が道行くおっさんを目で追っているのも相変わらずでした。もちろんここで目をあわせてはいけません。取って食われます。
いつもはミニ粤劇や占いも含め全部見物して回るのですが、1日目で全力出すと翌日からツラいかな?と思い甘肅街あたりまでにして、あとは無理せずホテルへ戻りました。

明日は「香港鐵路博物館」「香港文化博物館」を訪れます。

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