・オメガパフューム　脚質：差
安定した末脚が魅力。スタートがもっさりしているところがあるので、内枠入ったときにリカバリできず後方、ということも考えられる。前半はある程度流れると思われるので、あまりいいポジションはとれないのでは？という懸念あり。

今回と同コースで強い競馬を見せたJBCクラシック(G1)を振り返る。

京都ダ1900ｍ　良馬場・標準
7.1 - 11.2 - 11.9 - 12.9 - 12.2 - 11.5 - 11.8 - 12.2 - 12.7 - 13.2 (30.2-38.1)
やや前半速め、後半5Fのロングスパート戦。

出負けして中団後方。外を回って直線では先に抜け出したケイティブレイブを外から追うが、詰め切れず2着。
中団に位置していた差し馬の中では一番強い競馬だった。加速した地点が3コーナーの坂よりも手前だったためコーナーではそこまで速いラップは求められていないが、消耗戦を外から動いた、という内容は優秀。

今回道悪の可能性もあうので、道悪だったシリウスSも振り返る。

阪神ダ2000ｍ　不良馬場・高速
12.6 - 10.8 - 11.3 - 13.5 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 11.9 - 12.4 (60.4-61.1)
前半3Fは先行争いが直線いっぱい続いたため速くなったが、その分道中は落ち着いた。4コーナー出口で最速ラップ。

スタートはいつも通りイマイチで後方。途中で外へ持ち出してポジション押し上げ、直線で粘るサンライズソアを捉えて追い込んできたウェスタールンドを振り切っての勝利。
前半速くなったことにより、先行勢の仕掛けが遅れた。外から押し上げるロスはそこまで大きくなかったように思う。3～4コーナーで馬群凝縮してたし。

今回は京都1900、そしてハイランドピークがいるためロングスパートにはなるだろう。ロングスパートで外から動くってなると押し切るのは簡単ではないし、取りこぼしの可能性は十分ある。道悪だとその可能性はさらに上がる。現時点では2・3着までって感じの評価。

まとめ
・消耗戦で最後までじりじりと伸びる末脚
・トップスピードの質も高いレベル
・ポジショニングが課題→差し損ねる可能性あり