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絶望と孤独について

今日という日は二度と来ず、どうしても食べたい物があれば、食べておいた方が賢明だと言えます。医師から余命を宣告されていても、それより長生きする人もいれば、怯えてあっけなく他界してしまう人もいます。確かに医師は人体について一般人よりも詳しく、その使用期限についておおよその見当をつけることが可能です。それでも、100%の確率で的中しないのは、人の意志が関わるからです。

 極端に言えば絶望した人は他界するのが早いかもしれません。もちろん事故や天災で亡くなった人全てが絶望したせいだとは言えません。普通に暮らしている人が突然旅立ってしまったら、その一部の原因の一部は絶望ですよ、と言いたいだけです。簡単に言えば絶望は一握りの人の死因です。あらら……。日々暮らすうちに、希望を失うことはよくありますし、絶望しながらも何とか堪えたり我慢したりしながら生きている人もいます。一人きりで生きていても、絶望せずに孤独を楽しんでいる人もいるでしょう。

 孤独は、人が自分の周囲に誰もいない時と、誰かいても孤独な時の二種類に分かれます。これは大まかな分類です。どちらがより辛いかは個人差があり、どちらがいいとも言えません。

 スピリチュアルについて学んでいる人、知識が少しはある人、あるいは、他界しても人の魂は消滅しない事を知っている人は、たとえ物理的に自分が一人きりでいても、孤独ではないと言い切れるでしょう。目に見えない存在や、エネルギーを持つもの、命あるもの。もちろんそういう人間以外の誰かや何かが側にいても、「見えないし感じないんだから孤独じゃないか」と言う人もいるかもしれません。しかしながら、そこはもう、どこに基準を置くかによって左右されます。

 いずれにせよ、孤独なら孤独で、何をすれば一人でいても楽しいのかを知ったり、追求したり、経験してみると良いでしょう。「誰かが側にいないと寂しくて死にそう」という人がいても、たぶんその人は寂しさだけが原因で死んだりしないはずです。絶対ではありませんが。

 ありがとうございました。(2023.3.25)

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