なぜか怒っている人

時に人は、他人に非が無いにも関わらず、傷ついたフリをして相手を責めることがあります。その人は非が無い上に、相手がなぜ怒っているのか理解も憶測もできないため、当惑してしまいます。

怒りは燃えさかる

一度怒り出した人は、理不尽な理由や状況で怒っていることを自覚していても、ひとたび火が付いてしまうとなかなかそれを消せません。もし今のあなたがそんな状況なら、燃えさかっている炎から逃げた方が賢明です。大抵の火事は水をかければ消火しますが、人の怒りという火種は、なだめようとするとかえって燃えさかります。

怒っていると構ってもらえる

それは、怒っている人自身が、その状態を続けると他人が自分に注目してくれたり、自分に構ってくれるだろうと思っているからでもあります。本来であれば普通に交流できる相手でも、怒ったり、機嫌を損ねることにより、自分が優位に立とうとするかもしれません。

怒っている人から離れる

とにかく、その状況に関わるのが辛ければ、怒っている人は置き去りにして、あなたは違う状況に入っていきましょう。

その人は、あなたを無視しても、実際にはあなたを意識せざるを得ません。無視することにより、あなたを罰しているつもりでも、実は本人が一番しんどい思いをしています。かなり面倒な状況でも、あなたに非が無く、万が一非があっても謝っているのなら、それは気にしなくても良いでしょう。

相手が折れることは永遠にないかもしれませんが、いつまでも怒り続けるのなら、それは大人げないですし、何をどうしたら怒るのをやめるのかを言ってこないのも問題です。いずれにせよ、否定的な状態を続けたい人は放置されても仕方が無いと思います。その状態が嫌なら自分で何とか変えるべきです。

ありがとうございました。(2023.5.15)

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