問題があり、自力でどうにも出来ない時、時間が勝手に解決してくれることがあります。極端に言えば、生老病死の悩みは死ぬと同時に無くなりますが、その一方で死が解決するので、なんかちょっと違う気もします。いくら考えてもどうしても答えがわからなければ、それは考える必要がないのかもしれないし、神や宇宙にゆだねた方がいいのかもしれません。自分でどうにも出来ないことを何とかやろうとして、しかも誰の手助けも受け入れていないからどうにもならないのかもしれないからです。

　神や宇宙に問題をゆだねるのは迷惑じゃないか、とか、恐縮して出来ない、と言うのは間違いで、それらの高次の存在は人間よりも様々な面ではるかに優れているので、頼るべきなのです。失礼だと思う必要はなく、「協力を仰ぐ」という姿勢を取ってみましょう。それならあなたも少しは気が楽かもしれません。

　どんな悩みも、まずそれが自分だけのものなのか？　他人も関与するのか？　といった影響の大きさを知るのは良いことで、環境問題などは複数の人が関わる必要があります。問題が大きかったり根深かったりすれば当然解決しようとする人間が多い方が良く、それでも駄目なら神頼みが必要です。

　もちろん人間は地に足をつけて物事を考えたり何かに対処したりすべきで、そのためにはまずその「地に足をつけること」が必要です。もちろん横たわっていてもいいのですが、自分が地球にいて、その上で何かを成し遂げたり問題を片付けようとしていることを自覚しましょう。ここで言う問題とは、「出来ないことがやれるようになる」というのも含まれます。もちろん内容にもよりますが、多方面から問題を調べてみることも必要でしょう。

　ありがとうございました。(2023.3.27)

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