雨の日も風の日も屋外で働く人々がいて、私達の生活はその人々のおかげで成り立っています。お給金がもらえればそれでいいと言うわけではなく、その人々にも楽しみが必要です。その人々が独自に楽しみを見つけることもあれば、第三者と知り合うことにより、新たな娯楽を見つけることも。

人々の生活は仕事のみでは成り立たず、合間に娯楽が必要です。娯楽だらけの毎日を送っている人もいますが、そういう人々も元はある程度働いていたか、あるいは遊んでいるように見えることが仕事だったりします。

人々は行列を作ることを楽しみ、その行列のままどこかへ流れていきます。それはまるでアリの行列のようですが、アリは道路がなくても好きな所に行けます。それでも行列を作ることはあります。

大いなる存在は全てを知り、必要な所に手を差し伸べます。全てに介入することはなく、引き際も心得ていて、余計な手出しはしません。そのため、困っている時に助けてもらえないように見えたり感じたりすることもあります。しかしながら、何もかも手助けしてもらえる人は、自分で何も出来なくなるでしょう。

もちろん人は何もかも自分で出来るべきだ、とは言いません。けれども「何か出来るようになる楽しみ」もあるので、その楽しみを大いなる存在が勝手に独断で奪うことはないでしょう。ただ単に歩けるようになること、他人とうまく交流すること、愛し合ったり、家庭を持ったり、という事が出来るようになるには、それなりの知識や経験が必要になります。

特にどうしても出来るようになった方が良いのは、歩行や飲食、読み書き、会話などで、そういった基本的な事柄は養育者が身につけさせてくれます。それが土台となり、人々は自分の好みやニーズに応じて、様々な技能を身につけます。仕事もその一部で、興味のあること、好きなことをうまくやれるように練習し、人々と共に協力して生活しましょう。

ありがとうございました。(2023.5.6)

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