見出し画像

動き出す、立ち止まる

とても大きな変化を前にすると、誰もがおびえたりひるんだりするものですが、それらの大半はそんな悲観的な気分になる必要はありません。むしろ高揚した気分、ウキウキしたり、ワクワクしたり、あるいはさっそうと歩いていきたくなるような青空を思い浮かべたりすることが必要です。

もちろん誰でも「久しぶりにやろうとしていること」や「新しく取りかかろうとしていること」に対して不安になります。でも、不安になったからと言って、それが的中するとは限らず、逆に淡々とこなせて、何も問題無く、滞りも無く何かが生まれたり、成し遂げられたりするのです。人はそうやって成長したり、繁栄したりを繰り返して今日まで生き延びてきました。

進歩なくして成功はなく、そのためには一歩一歩、たゆまぬ歩みが必要になります。もちろん途中で立ち止まり、何かを思案することもあるでしょう。しかしながら、その「立ち止まる」という行為は、「歩み続ける」という行為の中に組み込まれているのです。いつもずっと立ち止まっている人は、立ち止まるのではなく、「ただ立っている」としか言えません。歩みがないのです。

ですから、まず歩く。歩けなければ、泳いだり、這ったり、転がったりしても良いでしょう。そうしているうちに、立ち止まったり、静止して、動きが止まります。それで良いのです。

何かが成し遂げられるには、何かが動く必要があります。水面(みなも)に石を投げるように波紋が広がり、それはまた、別の何かを動かすでしょう。元々の水面は静かで鏡のようなこともあれば、シケて荒れた海のような時もあります。川の流れのように水が絶えず流れているかもしれません。

いずれにせよ、人生とはそういうものです。動き出すこと、立ち止まることをためらわないで下さい。

ありがとうございました。

(2023.12.16)

★ ★ ★
ここまでお読みいただき、有難うございます。
気に入った記事に「スキ❤」を付けていただくと
嬉しいです。
noteのアカウントが無くても「スキ❤」を付けられます。
スキ❤の数は今後の執筆の参考にさせていただきます。
コメントを投稿するにはアカウントが必要です。
メールアドレスは「仕事依頼」のページ上部にあります。
あなたが幸せでありますように。

サポートは、記事を読まれた方の【お気持ち】だけいただきます。有難うございます。あなたが幸せでありますように。