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クレアサリエンス(霊的嗅覚)

友人と共にスーパーマーケットへ行った時、彼女は「イチゴの鮮度が匂いでわかる」と言っていました。その時私は鮮度を嗅ぎ分けられるとは予想だにせず、試してみてもよくわかりませんでした。

一般に人の嗅覚には個人差があり、嗅ぎ分けられる匂いの数に違いがあるそうです。霊的な嗅覚も同様で、ある人は感じ取れても、別の人にはわからない、ということが。

そこに誰もいないし、匂いが発生しそうなものは何も無いのに、なぜか何かを嗅ぎ取ったら、それはクレアサリエンスかもしれません。

繁華街の中にある大きな緑地帯に、複数の大木が並ぶ小さな森がありました。その中を散策しながら買い物に行くのが好きで、その日も少し考え事をしながら交差点に立っていました。信号が全て青に変わり、横断歩道に一歩踏み出そうとした時、強烈な匂いに鼻を打たれて思わず足を止めました。

するとその直後に目の前を小さな業務用トラックが猛烈なスピードで曲がっていきました。もしもあのまま横断歩道に出ていれば、間違い無く跳ね飛ばされていたでしょう。私は「あの匂い」に直撃されて、命が助かったのです。周囲には誰もおらず、薔薇のような香りはすぐに感じられなくなりました。それと前後して「ローズ・スメル」という言葉を知りました。

「天使は本当にいるのだろうか?」

そんなことを考えながら、大きな通り沿いの歩道を歩いていた時、私の鼻が、「非常にいい香り」にぶつかりました。オレンジ風の柑橘類に花の香りを混ぜたような芳香です。思わず立ち止まって周囲を確認しました。歩道の前後はずっと遠くまで無人で、誰かの残り香のようではありません。片側が車道、その逆側は川が流れていて、花は一切見えませんでした。

何もない所で「いい香り」を嗅いだら、それは高次の存在の匂いかもしれません。上述のように、誰かの命を救うために、強い芳香でその人の気を引く。あるいは「高次の存在が側にいますよ」と伝えるために……。

もしも霊的に匂いを感じたら、その出所をこっそり探ってみましょう。何か特別なことがわかったり、メッセージが頭にひらめく可能性があります。

並びに、誰かを霊視する際、第三者に縁がある死者が生前好んでいたものの匂い、例えば香水や整髪料、タバコ、葉巻、料理等を察知することもあります。動物の匂いなども含めて、何かを霊的な嗅覚で感じ取ったら、とりあえず先入観抜きで相手に伝えてみましょう。

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